「アジアにおける温室効果ガスインベントリ整備に関するワークショップ第21回会合(WGIA21)」の結果について|2024年度|国立環境研究所
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2024年7月23日

「アジアにおける温室効果ガスインベントリ整備に関するワークショップ第21回会合(WGIA21)」の結果について

(筑波研究学園都市記者会、環境記者会、環境問題研究会同時配布)

2024年7月23日(火)

1.2024年7月9日~12日に「アジアにおける温室効果ガスインベントリ整備に関するワークショップ第21回会合(21st Workshop on Greenhouse Gas Inventories in Asia (WGIA21))」をマレーシア、プトラジャヤ(一部オンライン)で開催しました。
2.WGIAメンバー国15か国のほか、バングラデシュ人民共和国、国際機関、研究者等の総計132名(オンライン参加を含む)が参加し、温室効果ガスの排出量・吸収量の算定方法、報告ツールの使用方法といったパリ協定の透明性枠組に関わる能力向上支援と、地域間のネットワークの更なる強化を図りました。

■ 概要

 環境省と国立研究開発法人国立環境研究所は、2024年7月9日~12日に「アジアにおける温室効果ガスインベントリ整備に関するワークショップ第21回会合(21st Workshop on Greenhouse Gas Inventories in Asia (WGIA21))」をマレーシア、プトラジャヤ(一部オンライン)で開催しました。
 今回の会合には、我が国を含むWGIAメンバー国15か国のほか、バングラデシュ人民共和国、国際機関、研究者等の総計132名(オンライン参加を含む)が参加しました。
 会合では、温室効果ガスインベントリ(排出・吸収目録)の相互学習を行うとともに、途上国が提出した国別報告書(NC)及び隔年更新報告書(BUR)に含まれる最新の温室効果ガスインベントリに加え、パリ協定における強化された透明性枠組(ETF)に基づく新たな報告形式について議論を行いました。また、ETFにおけるインベントリ報告ツールの使用方法のハンズオントレーニングを行ったほか、ETFへの移行に伴う土地利用、土地利用変化及び林業(LULUCF)分野の報告課題について議論等を行いました。
 こうした取組を通じて、ETFに関する参加国の能力向上支援と、地域間のネットワークの更なる強化を図りました。

■ 背景

 環境省と国立研究開発法人国立環境研究所は、アジア地域諸国の温室効果ガスインベントリの精度向上と、地域の協力関係の促進を目的として、2003年度から毎年度(2020年度を除く)、WGIAを開催しています。

連絡先
環境省地球環境局国際脱炭素移行推進・環境インフラ担当参事官室
代 表:03-3581-3351
直 通:03-5521-8246
参事官:行木 美弥
推進官:須賀 義徳
参事官補佐:松岡 賢
担 当:竹内 千尋

この内容の問い合わせ先
国立研究開発法人国立環境研究所
地球システム領域 地球環境研究センター
温室効果ガスインベントリオフィス
代表:029-850-2777
マネジャー:畠中 エルザ

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