春くらいにパートナーのクマから「また一緒に暮らそう。秋くらいまでには、エンジニアとして就職しようと思う」という話がありました。
2〜3年くらいは試験勉強をするだろうと思っていたので、「ちょっと早すぎない?エンジニアだったら、いつでも仕事あるじゃん。せっかく始めたんだし、もうちょっとゆっくりスパンで考えてみたら?」と何度か言ったのですが、直感で生きるタイプのクマに何を言っても無駄でした。
そして、そこから私とクマのお家探しの旅が始まったのです。
今日は、頭の整理も兼ねて、巡った街と私たちの変化について書いていこうと思います。
この連休も、お家探しだよ
一緒に住んでいた時の部屋
前回一緒に住んでいた時は、二人で部屋探しをして決めたのではなく、私の新居に遊びに来たクマが急に「自分もここに住みたい」と言い出し、「やだよ」と断ったのですが(笑)、遊びに来る度に言うので「汚したら追い出すからね」という条件付きで転がり込んできました。
実家が近いのもあって、Macと本と服を入れたリュックを担いできて、直ぐに引っ越し完了。
部屋の間取りは、1LDKで、ほぼこんな感じでした。
リビング・ダイニングの壁際に、机を並べて置き、仕事スペース。その後ろに、小さなダイニングテーブルを置いて食事ができるようにしました。もう一部屋の方は寝室に。
白い机はIKEAのものなのですが、お正月休みにお店からぐりとぐらスタイルで手で持って帰りました。重かった〜w
二人とも出勤しているうちは良かったのですが、コロナが始まり、二人ともお家にいるようになると、リビング・ダイニングスペースは、事務所のようになりました。
一番困ったのが、クマがオンラインで講義をしている間に、私の方でもオンラインミーティングがあり、ラップトップを持って隣の寝室に移動しても、お互いの声が時々入ってしまうことでした。
バードたちの笑い声がうるさかったです
また、クマは読んでいる本やiPadやイヤフォンなど、仕事で使うものをそこらじゅうに広げておきたいタイプ。私は、何もない空間で仕事がしたいタイプ。
そんなわけで、次に住むなら、「自分の部屋が欲しい(クマ)」「クマのものがリビングに溢れかえるのがイヤ!クマ小屋に隔離したい(私)」とお互いに意見が一致し、2LDKで探すことになりました。
お家探しの旅
1. 吉祥寺・三鷹
・大きな公園があって、息抜きに散歩できること
・コーヒーショップやスーパーも近くて、生活が便利なこと
・🐻渋谷エリアで就職するだろうから、ギリギリ自転車で通勤できるところ
ということから、吉祥寺・三鷹周辺から見始めました。
カップルやファミリー層が多く住んでいるエリアなので、2LDKの物件も沢山あります‥が、人気のエリアというのもあって、内見の申し込みをしていても、その前に決まってしまうということが何回かありました。
井の頭公園もあって、美味しいコーヒー屋さんもあり、吉祥寺まで出れば一通りものもが揃いますし、人気なのがわかるねと話していました。
2. 二子玉川・溝の口
次に見たのが、二子玉川・溝の口です。こちらも、渋谷まで出やすいことを考えて選びました。
二子玉川の河川敷を散歩するのも気持ち良さそうだし、蔦屋書店(スタバ付きのおしゃれ書店)もあるし、いいんじゃない?でも、すごく住みたいって感じにはなぜかならないね〜という結論に至りました。
街との相性もあるのかもしれませんね。
3. 三軒茶屋・駒沢大学・桜新町
その次に見たのが、三軒茶屋・駒澤大学・桜新町です。
こちらは渋谷に近いのはもちろん、私の友人たちやクマのバディたち、エンジニア仲間が沢山住んでいるので、一番親しみのあるエリアです。
ただ、渋谷に近いだけに、部屋は狭くなり、家賃は高くなります。意外だったのが、一人暮らし用のワンルームだとお手頃価格の物件が沢山ありました。不動産屋さん曰く、「一人暮らしで探している人が多いエリアだから、物件も沢山あるんですよ」とのことでした。
そして、サプライズ起こる
月に一回くらいの割合で、1〜3のエリアに物件を見に行っていたのですが、そうこうするうちに季節は初夏になりました。
そこで、突然のサプライズ。
クマがある会社の研究開発部門の仕事を手伝うことになり、収入が一気にアップ。法人を立ち上げることになりました。
クマ社長、誕生(笑)
ちょっと前まで、うちに来てのんびり寝そべって漫画を読んでいたのに(←本来の姿)、今は仲間たちに会って議論したり、調べものをしたり、開発したり、会社設立の準備をしたり、クマの毛を振り乱して頑張ってます。
急に忙しくなりました!
4. 晴海・豊洲・有明
クマが通勤する必要がなくなり、資金面でも余裕ができたので、『1. 吉祥寺・三鷹』もしくは『3. 三軒茶屋・駒澤大学・桜新町』の中で、少し予算を上げて決めようかなと思っていました。
そしたら、突然「静かなところで、思い切り仕事に打ち込みたい。遮音性が高くて、スーパーが一階に入ってたりするタワーマンションにしない?1週間くらい建物から出なくても、生活できるところがいい」と言うではありませんか⁈
その話がズームで出た時、クマはユニクロのトイストーリーのTシャツを着ていて、私はヨレヨレの無印のタンクトップ姿でした。こんな庶民の私たちがタワマンに住めるのでしょうか⁈笑
どちらかというと、平屋の方がしっくりくると思うのですが。。
いずれはこんな感じで、母屋(私の仕事スペースとキッチン、居間、寝室)とクマ小屋(クマの書斎)に分けて住むのもいいかもね、なんて思っていたのにです。
そして、ここで再びクマが頑固っぷりを発揮し、晴海・豊洲・有明のタマワンを見ることになりました。
二人の役割分担と内見後のお楽しみ
クマが超忙しいので、役割分担としては
クマ:願いを言う人
私:願いを叶える人(物件を探す、不動産屋さんとのやり取り、資金と書類の準備、内見の日程スケジュールを立てる)
となっています。
クマの願いを叶えるために、あっちの不動産屋さん、こっちの不動産屋さんに電話したり、対面で相談したり、交渉したり、現地を内見前に見に行ったり、クマに内見のスケジュールを連絡したり、会社の登記について調べたり、自分の実務能力の高さにビビる・・通常通り、自分の仕事とコソ勉も続けながら、我ながらよくやってると思います。
でも、これはチャンスです。
クマが大きく飛躍する時なので、快適で静かな環境の中で、研究開発に打ち込んだら、どこまでいくのだろう?というのが楽しみでもあります。
期待していてください
そして、内見に行った後は、美味しいビールを飲みに行ったり(歩き回った後なので、すごく美味しい)、虎屋でかき氷を食べておしゃべりしたり、今月は私の誕生日があるのでお寿司を食べに行ったり、ご褒美を用意してから出かけています。
まとめ
昨日は、有明と晴海の内見に行き、水辺の景色が素敵なお部屋に案内してもらいました。
まだ、どこに住むのか決まっていませんが、クマの素直な感覚を信じて本人が心から納得するところに、決めたいなと思っています。
そして、楽しむことも忘れず、美味しいもの付きで探そうと思います。
クマ曰く、『クマとゆかいな仲間たち – 遊びは終わり編 – 』が始まったそうです。
よい週末を〜♪