アモイと言えば、世界遺産の鼓浪嶼(コロンス島)?
訪れるのは2回目、1997年以来27年ぶりなので、もうほとんど記憶にない。
ただ当時の中国にしては(上海とかまだ汚かった)、厦門はとても綺麗な街だと思った記憶がある。
かつて万国共同租界が置かれており、他国の影響も受けつつ独自の建築文化(特に20世紀初頭のモダニズム様式とアールデコ様式を融合したアモイ・デコ様式)を発達させたことが評価され、2017年に世界遺産リストに登録された。
廈門は、アヘン戦争後の1842年に結ばれた南京条約で開港した5港の一つであったが、島には領事館が置かれ、西洋人が多く住んでいた。現在も洋館や教会などが存在する。(Wikipedia)
チケット手配
ホテルが送ってくれた旅遊攻略によれば、微信のミニプログラム「屿见厦门」で三丘田码头往きの35元のチケットを購入するのがいいと書かれている。
ところが、微信の「屿见厦门」だと外国人は購入できず、支付宝の「屿见厦门」で実名承認するようにと表示された。
支付宝のミニプログラム「屿见厦门」からチケットを手配。
現在、三丘田码头は港湾工事のため閉鎖中だった。
止む無く、ホテルから近い第一码头から島の反対側の内厝澳码头に到着する船のチケット(80元)を購入した。
チケットには帰りの運賃も含まれていて、帰りはもうひとつの钢琴码头から帰ってもかまわない。
东渡客运码头から钢琴码头に渡るチケットは35元なので、逆コースで周るほうが安上がりだと思う。
第一码头に行く途中で朝食を取る。
お粥(25元)
鱼丸汤(25元)
途中、いくつかの港がある。
轮渡码头
この日は滞在中で一番天気がよくて、写真が綺麗に撮れた。
鹭江码头
第一码头
建物の上は快速公车(BRT)の駅になっている。
https://j.map.baidu.com/0c/wSq
パスポートを提示してチケットを発券してもらう。
8時45分出航。
帰りにも利用するので捨てたらいけない。
中国人は身分証を使ってこの端末でチケットが買えるみたい。
船の待合所。
乗船時には、チケットのバーコードを自動改札にかざす。
往きの船は、空調つきの割とりっぱな船。
時間通り出航。
あんまり混んでない。
島の西側の内厝澳码头から反時計回りに海岸沿いを钢琴码头に向かう予定。
内厝澳码头に到着。
島内は自動車も自転車も禁止。
歩くのが嫌なら、観光用の電動カートが走っている。
https://j.map.baidu.com/1a/W-U
鹭潮鼓浪屿美院
芸術に興味はないけど入ってみる。
https://j.map.baidu.com/98/kAzh
営業時間は9時半からだった。
南に下ると「鼓浪石」という岩があった。
鼓声洞
トンネルを通ってもいいし、海沿いの橋を渡ってもいい。
戦時中のトーチカ跡。
世茂海峡大厦がみえてきた。
日光岩
鼓浪嶼の最高地点、といっても標高93mだけど。
https://j.map.baidu.com/27/q6u
ここは入場料50元が必要。
「屿见厦门」のメニューにある热门景点から購入可能。
バーコードを改札でかざして入場。
「鹭江第一」と刻まれてるのが有名らしい。
鼓楼と鐘楼が向かい合って建っている。
巨石がいっぱいあって、あちこちに文字が刻まれている。
日光岩の頂上にもトーチカが残っている。
北の海沧大桥の方角。
東の方角は世茂海峡大厦が見える。
菽荘花園
ここも入場料30元必要。
https://j.map.baidu.com/6d/_yK
植民地時代、島に中国で唯一のピアノ博物館があったため、島は「ピアノの島(鋼琴之郷)」と呼ばれていた。
現在も钢琴博物馆の1館と2館が建っていて、たくさんのピアノが展示されている。
全く興味ないけど 😓
私は何もできないから、楽器ができるって羨ましい。
背後に見える岩がさっき登った日光岩。
ギザギザの岩の庭園は迷路になっている。
また十二支の彫刻が隠されている。
ガジュマルの木が横倒しになってなお成長してる。
皓月園に行くつもりが砂浜に出てしまった。
なんとなくライオンに見える岩。
皓月園
鄭成功の石像が立っている(入場料10元)。
https://j.map.baidu.com/c9/jvk
鄭成功の石像は、高さ 15.7 メートル、重さ 1,400 トンで、625 個の高品質の泉州白花崗岩から彫られており、現在では中国の歴史上の人物の石像としては最大です。像は25層に分かれており、基礎は岩層の深さ3メートルにあり、マグニチュード12の強い台風やマグニチュード8以上の地震にも耐えられる避雷設備が備えられています。この像は、その奥深い思想領域と雄大な姿で何千人もの観光客の注目を集めています。
下に降りて見上げるとこんな感じ。
鄭成功の視線の先は台湾?
スイカジュース(14.9元)が美味しそうだったけど、あまり甘くなかった。
「海底世界」という水族館があるがパス。
風琴博物館(八卦楼)
「風琴博物館」に行くつもりが方角を間違えて「龍山洞」に入る。
山中をくりぬいたトンネルになってて島の反対側に出られるようになってた。
「風琴博物館」は無料だけど、人数制限があり事前予約が必要。
13時になったらネットで配布すると言われたので、13時になって「屿见厦门」で人数枠が表示されてから申込。
パスポートを提示してチケットと交換。
https://j.map.baidu.com/d5/yxk
世界最大級のオルガン博物館らしい。
このオルガンは1日6回演奏があるみたい。
ピアノ博物館同様、パシャパシャ写真は撮るけど興味はなし💧
アコーディオンも展示してる。
夕方になると船が混むと書かれていたし、歩き疲れたので钢琴码头に向かう。
山歩きだったらまだまだ歩けるんだけどな。
壁にワッペンみたいなのが貼ってあるのは歴史的な保護対象の建物みたい。
鋼琴碼頭
右側の建物はたぶん居住者用の船着き場。
観光客は左側のテントに進む。
往路のチケットを使って改札を通る。
https://j.map.baidu.com/54/3JTg
30分毎に出てるので14時の便に乗れそう。
往路の80元の船より明らかにしょぼい35元の船。
後から乗ってきた人はもう空席がなくて立っていた。
30分ほどで东渡客运码头に到着。
往路で使った第一码头よりもずっと北にある埠頭。
もちろんタクシーは使わず公共車(1元)で帰る。
島内で何も食べてなかったのでお腹が空いた。
前を通るたびに気になっていた「仙豆糕」を購入(3つで19元)。
バンコクで小丫に「知らないの?」と言われた、東南アジアで低価格を武器に爆発的人気を誇る「蜜雪冰城(MIXUE)」を発見。
初日に「1點點」で学習したので、店頭の二維碼をスキャンしてスマホで注文。
自分の番号が呼ばれるのを待つ。
「1點點」の布丁奶茶は18.9元したのに、半額以下の8元!!!
こりゃ、流行るはずだわ。
仙豆糕と布丁奶茶をホテルに持ち帰って食べる。
【厦門アモイ】鼓浪嶼(コロンス島)日光岩 / ちゃんらーさんの活動データ | YAMAP / ヤマップ