中銀イベントドリブンでの大往来 米FOMC通過でNYダウは10日続落の駄目押し反応 50年ぶりの続落記録 日銀は利上げ見送りで為替はドル円が3段階ブーストで円安に拍車
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米国市場は駄目押しの10日続急落。
米FOMCは利下げ決定自体は事前予想通りで無事通過と思われたが、市場の反応は出尽くしならぬ更なる売り崩しだった。
利下げペース鈍化を改めて確認すると、ダウは千ドル超の突っ込み安に。
2025年末金利見通しで、利下げ回数が前回の4回から2回に半減する見通しが示されたことや、パウエル議長の会見で下げ足を速めた。
ダウの-1,123ドル安は今年最大の下げ幅で、千ドル超安は令和のブラックマンデーとも称され、日経平均が歴代最大下落幅を記録した日でもある、8月5日の1,033.99ドル安以来。
12月4日に三指数揃って史上最高値を更新して以来、ダウだけが下げ続け、遂に10日続落。
これは1974年以来、実に50年ぶりの記録。
前日の1978年2月以来、約47年ぶりとなる9日続落に続いての記録更新である。
これまでのダウの続落記録としてまだ記憶に新しいのは2018年6月22日の8日続落で、9日以上の続落記録は50年近く遡らなくてはならなかった。
大統領選後のトランプラリーで空前の4万5千ドルに達したところからの一服感の調整は、上昇分をほぼ帳消しにしただけでなく、歴史的な記録のおまけつきに。
最高値からの下落分は実に3千ドル弱に及び、12月4日の終値ベースでの最高値45,014.04ドル、取引時間中の史上最高値45,073.63ドルから2,700ドル超の調整が続いたことになる。
前日の1978年2月以来、約47年ぶりとなる9日続落に続いての記録更新である。
これまでのダウの続落記録としてまだ記憶に新しいのは2018年6月22日の8日続落で、9日以上の続落記録は50年近く遡らなくてはならなかった。
大統領選後のトランプラリーで空前の4万5千ドルに達したところからの一服感の調整は、上昇分をほぼ帳消しにしただけでなく、歴史的な記録のおまけつきに。
最高値からの下落分は実に3千ドル弱に及び、12月4日の終値ベースでの最高値45,014.04ドル、取引時間中の史上最高値45,073.63ドルから2,700ドル超の調整が続いたことになる。
ダウの8日続落を超えたところで調整一巡を想定しつつも、結果は駄目押しの売り崩し。それでもセリングクライマックスには程遠い。
このダウの頂上からの調整分は6%安に相当し、ナスダックは3.9%安、S&P500は3.6%安に比べて倍近くの調整。
それでもこの値嵩からすれば、まだ適度な調整のうちにあり、さしずめ干天の慈雨といったところ。
それでもこの値嵩からすれば、まだ適度な調整のうちにあり、さしずめ干天の慈雨といったところ。
日経先物(左) /上海総合 (右)
日経平均株価 終値 38,813.58(-268.13)
始値 38,522.27
高値 38,913.07
安値 38,355.52
日経225先物 終値 39,080(-120)
始値 38,440
高値 39,080
安値 38,210
出来高 36,292枚
日経平均は一時700円超の朝安から下げ幅を縮小したものの、埋め戻せずに5日続急落。
先物は760円GDで始まり、寄り付き直後は下げ幅を拡大。
9時前に一時安値38,210円まで突っ込む場面もあったが、9時からはほぼ一貫して巻き戻し騰勢の展開に。
日銀金融政策決定会合を控える中にあっても、現物市場開場とともに、値頃感からか、序盤は棒上げ商状から下げ幅を縮小。
日銀発表後の初動は棒上げで反応しつつも、終盤は極狭レンジでの高値もみ合いで推移。
しかし、現物引けると、一段高。
結局39,080円の高値引けで終えている。
日銀は追加利上げを見送り、現状維持を決定。
植田総裁は会見で記者からの利上げ時期を問いただす集中砲火を浴びながらも最後まで明瞭な時期を示唆しなかった。
これを受け、円安が更に進行。
年明けの会合は1月20日のトランプ氏就任直後の24日に予定されていることもあり、不確実性、不透明要因を思えば、その前にどさくさに紛れて利上げしてしまえ、とはならなかったようである。
先月までは利上げを大きく織り込む動きで終値ベースでの4万円回復寸前で抑えられてきたが、直近では俄かに利上げ観測が後退していた。
最近は異様に慎重な発言となり、事前リークもなく現状維持通過だったが、サプライズに期待したところもあった。
あの会見の調子でいくならば、年明けもトランプ氏の出方待ちで見送る公算も高そうである。
しかし、銀行株は遅かれ早かれ利上げするとの思惑あからなのか、しっかり。
それが来月なのか、3月なのかはこの際どうでもよいのだろう。
為替は本朝未明の米FOMC通過に、正午前の日銀発表、更に引け後の日銀植田総裁の会見という3段階ブーストで円安加速。
本日1日で3円以上の円安進行をもたらし、ナイトに入って157円をつけていた。
為替介入も警戒される水準だが、あの植田総裁のスタンスに加えて、トランプ大統領就任で果たして介入できるのか。
投機筋の動きが気になるところ。
高安幅は実に870円に及ぶ大往来。イベント後の小康を得ながらも十分なボラティリティ。
このような相場では、今の運用戦略を得られたありがたさを改めて実感。
とりもなおさず今回の日米連続となった中銀イベントドリブンも、下手ながら成功裡に終わり、何とか及第点。終日買いスタンスが奏功した。
デイ +180円(10枚)
SA +380円(12枚)増し玉合算
現在の資金
2,801,450,000円 (+6,360,000円)※手数料考慮せず
このような相場では、今の運用戦略を得られたありがたさを改めて実感。
とりもなおさず今回の日米連続となった中銀イベントドリブンも、下手ながら成功裡に終わり、何とか及第点。終日買いスタンスが奏功した。
デイ +180円(10枚)
SA +380円(12枚)増し玉合算
現在の資金
2,801,450,000円 (+6,360,000円)※手数料考慮せず
企業やプロ向けであり基本的にBtoBらしいので露出がないところもいいところ。
あまり知られてほしくないが、組んだシステム聞かれることが多く少しだけ紹介。
SP225Dealing
マーケットの変化に毎日ここまで対応しているのは私が知る限りこれしかない。
それなりの資金がある人はまず迷う必要はなく、最初に購入すべきでこれのみで簡単に毎朝の方針が決められ、イベント対策も非常に助かる情報が多い。
初心者も闇雲にやって時間と資金を無駄にするとか、マーケットで勉強代を払わないようにするコストと思えば安いと思われる。
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今の相場はテクニカルとかよりもセンチメントをつかめるかがより利益に直結する。
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個人投資家にとっては生き残ることがまず大切。
リスクマネジメントが身に着き、損切りも克服できる。
これまで自分だけでやって退場しそうな経験をした人や一度しっかり学びなおしたいという人には、まさにこれは打ってつけである。