日経は690円ギャップダウン 前日のダウの過去最大の下落幅を記録を受けて
本日の日経平均は大幅続落。
一時、前日比550円を超える下落となり、18日につけた年初来安値11,301円46銭を下回った。終値は2005年6月以来の低水準。
日経225先物は寄り付き時690円の驚異的GDだった。昨年初頭の世界同時株安を彷彿とさせる。
日経先物(左) /上海総合(右)
ダウは-777.68ドル(-6.98%)の10365.45ドル。
ナスダックは-199.61ポイント(-9.14%)の1983.73。
S&P500は-106.59ポイント(-8.79%)の1106.42。
米国株式相場が歴史的な急落。
ダウの1日の下落幅は過去最大を記録。
昨日まで今週中にも成立が見込まれていた米金融安定化法案が下院で否決されたことで大きく売られた。
この日1日でのダウの下落率は1987年10月以来最大。S&Pの下落率も21年ぶりの大きさで、ナスダックの下落率はITバブル崩壊の2000年4月以来の大きさとなった。
NYが777ドル安、ナスダックは約200ポイントも下落して返ってきたことから日経平均は超大幅に690円もGD。
ただ終日リバウンドだが上値は重い。
29日、米下院本会議において金融安定化法案が反対228票VS賛成205票で否決された。
共和党の下院議員は3分の2以上が反対。
一方、民主党議員は過半数が賛成。今回の否決について両党は互いに批判しておりまさに日本のねじれ国会のようだ。
ペロシ下院議長はこの事態を容認できないと述べている。米国では深刻なのだろうが茶番に見えてしまうのはなぜだろう。上院は10月1日に、下院は10月2日に再開するがはたして廃案とならずに修正可決にもっていけるのか、推移を見守るしかなさそうだ。
先程ブッシュ大統領による緊急声明。
超党派での新しい修正案の策定に政府として協力するとの考えを示した。
火消しに必死の様子だが、雇用統計もありまだまだ下落する可能性がある以上なかなか買えないなぁ。
9.11のときもアメリカお得意の「大統領・政治家・企業・国民の一致団結」で切り抜けたのだろうが、今回は歯車がどうもかみ合ってないようだ。
歴史的な暴落でもありこんなチャンスは滅多にない。
10枚で参加するが、底値とも思えないところが悩ましい。
利用するのはあくまで短期。
後場の引けにかけての垂れ下がりを見ると思った以上の米国経済の深刻さがうかがえる。
今日は全てが想定内の動きで、朝買って昼のうちに売却。オーバーナイトはアービトラージ以外はしない方が身のため。
まだ日本ではパニック売りではない気がする。
セリングクライマックスはいつか。
当分は目先の反発に短期運用。
前場 +150円(10枚)
後場 +20円(10枚)
本日の損益
デイ +170円×10
寄り引け 買い +230円(1枚)
現在の資金
103,850,000円 (+1,930,000)※手数料考慮せず