ボリューム拡張手順 - 物理ボリュームの空きを全て`ubuntu-vg/home`に割り当てる
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ボリューム拡張手順 - 物理ボリュームの空きを全て`ubuntu-vg/home`に割り当てる

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UbuntuでLVMを使っている場合、lvresize コマンドを使用して論理ボリュームのサイズを変更できます。このコマンドは、lvextendlvreduceの機能を統合したものです。

論理ボリュームubuntu-vg/homeに対して物理ボリュームのすべての空き容量を割り当てるには、以下の手順を実行します。

  1. ボリュームグループに割り当て可能な空き容量を確認します:

    vgdisplay ubuntu-vg
    

    出力の中でFree PE / Sizeが割り当て可能な空き容量です。

  2. 次に、その空き容量を論理ボリュームubuntu-vg/homeに割り当てます:

    lvresize -l +100%FREE /dev/ubuntu-vg/home
    

    -l +100%FREEオプションはボリュームグループ内の利用可能なすべての空き容量を論理ボリュームに割り当てます。

  3. 最後に、ファイルシステムのサイズを新しい論理ボリュームサイズに合わせて変更します。どのコマンドを使用するかは、ファイルシステムのタイプによります。例えば、ext4の場合は以下のように実行します:

    resize2fs /dev/ubuntu-vg/home
    

上記コマンドは管理者権限が必要なため、通常はsudoを付けて実行します。

注意: データの喪失を防ぐため、作業を始める前に重要なデータのバックアップを取ることを強く推奨します。また、これらの操作はデータを変更する可能性があるため、慎重に実行する必要があります。

このスクラップは2023/06/26にクローズされました