S-70 オホートニク 回収_3

先日、ウクライナ東部に墜落したロシア空軍のS-70という無人ステルス戦闘攻撃機に関して、墜落現場から精密誘導爆弾が見つかっていたことが明らかになりました。

今回墜落したS-70に関して、当初ロシア軍機による誤射という報道が出ていたものの現在はコントロール不能の機体に対してSu-57が撃墜したという見方が強まっています。問題はこの両機は一体何をしていたのかです。

その答えとなるパーツが今回S-70の墜落現場から見つかっています。それはUMPB D-30SN有翼精密誘導爆弾です。この兵器は2023年頃に初めて運用され始めたものでいわゆるアメリカのGBU-39小口径爆弾に近い存在です。

▼UMPB D-30SN
UMPB D-30SN

この点からロシア南部、ウクライナに比較的近いク軍基地から今回墜落したS-70に関して、当初ロシア軍機による誤射という報道が出ていたものの現在はコントロール不能の機体に対してSu-57が撃墜したという見方が強まっています。問題はこの両機は一体何をしていたのかです。
その答えとなるパーツが今回S-70の墜落現場から見つかっています。それはUMPB D-30SN有翼精密誘導爆弾です。この兵器は2023年頃に初めて運用され始めたものでいわゆるアメリカのGBU-39小口径爆弾に近い存在です。

この点からロシア南部、ウクライナに比較的近いク軍基地からS-70にUMPB D-30SNを搭載した上で、Su-57と共に離陸。予想ではウクライナに対して無人機による実戦形式の空爆試験を行うために飛び立った可能性が高いと考えられます。

S-70 オホートニク 回収

S-70 オホートニク 回収_1

いずれにしてもS-70についてはウクライナ側に回収されており、この残骸はアメリカなど西側にわたることは確実です。この機体はSu-57というロシア初の実用型戦闘機の技術が入っていると自ら発表しており、その製造技術を図る上で非常に有効なサンプルになると考えられます。