死別と介護の世界観
30年近く前に大切な人を亡くした時、
自分の世界観は変わってしまった。
昨日と今日では異なる世界になり
それまでの自分の人生観や習慣などブッ飛んでしまった。
そして在宅介護をするようになってからも
同じように全く違う人生に変わってしまったと感じてきた。
我が家の内情を知る由もない隣家の楽しそうな様子を見ては まるで昨日とは同じ世界とは思えないような不思議な感覚。
ウチだけがどこかにワープしたように思えるほど心理的な隔離が起こっていた。
同じ世界に住んでいるのにこの距離感が一言でいうと孤独感というものなのか
そんな一言では決して語れないけれど。
死別の時も今回の介護も自分の人生観や世界観を変える程のもので
それは決してマイナスではなく自分の人生観や世界観を広げるものになったと
言えるまでに3年半かかりました。
まだまだですが。。
そして涼しくなった秋を
普通に感じられている今日です。
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