いろいろ試すと楽しい - 三重苦ゴルファーの日記

三重苦ゴルファーの日記

70歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

いろいろ試すと楽しい

 今日も阿蘇ハイランドの早朝枠を「アプローチの達人」が予約していたので、いつものとおりに5時前に自宅を出発し、車が少ない旧国道57号線を使って約55分ほどでゴルフ場へ着きました。
 着いた際の気温は7℃と阿蘇は冷え込んでいて、つい先日まで半袖でラウンドできたことが嘘のような変わりようでしたが、予報ではまた夏日になる日が来るようで、暦の上で立冬が過ぎたので秋と冬とがせめぎあいする時期になったようです。

(やっと空が明るくなりかけてきましたが、今日は慌てずに1番へ向かいます)

(1番でも明るくなるまで、余裕を持って待つことができました)


 右肩はいまだに痛みますが、なんとなく回復傾向にある感じはしていて、今日も片手打ちをメインにしましたが、後半では少し右手も使った打ち方をしてみました。


 正直なところ、左手だけでは飛距離が全く出ず、強く打とうとすると大きなスライスになってしまい、これはアイアンも同様です。
 右肩は右腕を上に挙げたり伸ばすと痛むので、アイアンショット時に右肘を身体の右体側に付けて右肘を曲げたままの身体ごとターンするフィニッシュの素振りをすると、右肩に痛みは生じなかったので、この打ち方を後半はするようにしました。


 1番パー4では魔法の呪文「飛ばさない!」を口ずさみましたが、大きな曲がりは無かったものの本当に飛距離が全く出ずに、セカンドでは7鉄を使ったほどです。
 ここは当たりが良ければ残り50yほどのウエッジでのアプローチショットになるホールですが、下り傾斜になる前に呪文通りに止まってしまいます。


 手前からの転がしのアプローチは2mの上りを残しましたが、このパーパットは左に外れて今日もボギースタートになり、昨日と同様の不安定な始まりでした。


 しかし、2番パー4で呪文を言い忘れたのにティーショットはそこそこ当たり、セカンドは手前にショートでしたが、6yほどのアプローチを58度で打ったら見事にチップインしてしまい、これが今日のターニングポイントになったようです。
 結局、呪文はその後も唱えたり忘れたりしましたが、あまり関係がないように今日は感じました。


 3番パー4、4番パー3共にグリーンを外し、58度で寄せて奇跡的なパーゲットになり、終わってから達人に「最近は見違えるように寄せる」と褒められましたが、「飛距離がでない分、短い距離感が良くなりました」と答えています。

(私が左奥のピンへ7鉄でパーオンした4番グリーン。達人は手前画面右外に外しています)

(手前が達人のアプローチした後の球。奥が私のバーディーパットの球。やっとパーオンした1枚目だけを記念に撮る目的でスマホを持っていきましたが、先に寄せられてこちらも撮影しました)


 寄せが良いとはいっても達人には負けるもので、上の画像は私がパーオンした後に達人がアプローチした結果の写真です。
 達人はティーショットがグリーンに届かずにアプローチをしましたが、入りそうな寄せでした。
 この後の私のバーディーパットは達人より遠い画面のカップ右に外していますが、達人と比較すると寄せ切れないものの50cm弱程度であり、実際には全く問題ない距離でした。


 普段も達人はOKな位置で私は2m内というものが多いのですが、過去には先に寄せて達人にその内側に寄せられるとメンタルをやられていましたが、今はそれにも慣れてしまい次を入れたら同じだと思うようにしています。


 逆に達人も私が予想外のアプローチでカップに寄せると何かしらのプレッシャーが生まれるためか、正確無比のアプローチに綻びを見せるもので、人間の心理とは周囲の影響を強く受けていることが分かります。


 また、飛距離が出ないことはパー5が心理的に厳しく、5番パー5は5オン1パットのボギーでしたが、ここもパーオンは無理でも4オンは可能だったはずで、本当は飛距離の問題ではなく気持ちの問題だということです。


 数字的に届かないのであれば仕方なくてもボギーオンは可能な残り距離で、それを正確に打てなかっただけで「ボギーなゴルフ」はボギーオンしてどんな距離であってもともかくパーパットを打つ必要があるのですが、これだとパーのチャンスもあるけど、ダボオンだとボギー以上しかほぼ見込めません。


 6番パー4は、ピン位置が左奥で私の手前からのロングパットは予想以上に左に切れ、3パットしそうでしたが返しの2m弱が入ります。
 7番パー4ではティーショットが右ラフで距離が190y残り、U4のセカンドは150yほどしか飛びませんでしたが、グリーン左方向だったけど右奥のピンへは問題ない場所でした。
 ここも52度でピン左1mに付け、達人から呆れられます。


 8番パー3をパーで凌いだ後の9番パー5は、やはり心理的に最初から負けていて、ここもダボオン1パットのボギーになりました。


 
 後半は11番パー3で決めたい2mを右に外していて、これは私の悪い癖の身体ごとカップに向かってしまうことでフェースが開いたためです。
 曲がるならスライスの上りでしたが、しっかり打とうと考えカップ内を狙って打てたまでは良かったけど、身体が動いてフェースが開いた手応えが残りました。


 このミスパットは12番パー4でも出ていて、せっかくのフェアウェーからセカンドを8鉄でグリーン右のエッジに外し、寄せは転がしでイマイチ寄せ切れず、2m弱をやはりカップ右に外したのはスライスラインを悪癖でフェースを開いて打ったためです。
 フックラインだったら入ることはあっても、スライスラインでフェースが開くミスは致命的です。


 今日は嫌なパットを打って崩れそうになる展開でしたが、その次のホールで思わぬバーディーが来て助けられました。
 13番パー4は右ラフから120yほどを8鉄で打って奥のカップの手前6mにオンし、先に打った少し右からの達人のバーディーパットはカップ手前から右に切れたのを見て、スライスラインだと確信しカップ左10㎝を狙って丁度カップインしたものです。


 このバーディーが無ければ続く14番はパー5なのでズルズル崩れそうでしたが、予想通りに14番でボギーになっても気持ちの余裕はまだありました。


 15番パー4は下りの8mのバーディーパットをカップ左淵に止めるパー、16番パー4は左ラフからのアプローチが上りなのに転がってしまい、返しの下り3mは打った直後に達人が「右に切れる」と言ったのに反してカップに転がり込むナイスパーでした。


 17番パー3は手前のカップに対し8鉄で右奥にオンし、これをどうにか寄せてパーゲットでした。


 18番パー5では1打目2打目と狙った方向で、3打目の8鉄のショットは左奥のピンの奥3mにオンし、先に達人の反対方向からのバーディーパットは私もフック目かなと思って見ていたけど真っすぐ抜け、それを参考にカップ内左淵を狙った4mのバーディーパットは見事にカップインするバーディーフィニッシュでした。


 18番は飛距離が出ていた2年前まではバーディーホールでしたが、飛ばなくなってからはバーディーはおろかパーがやっとというホールです。


 何はともあれ「終わりよければすべて良し」となりましたが、やはり右手は少しは使わないと無理だと感じたところです。
 来週になれば右肩の痛みはもう少し消えているだろうと希望的観測をしていますが、逆に右手が悪さをして、スコアが纏まらなくなるかもしれず、結局スコアはショートゲーム次第だということです。



                           ^^