ホップ生産を次世代につなぐ！ 元キリンビール支社長が地域おこし協力隊として横手で挑む！

広島カープで投手として活躍していたが、左腕の肘のケガが原因で、2022年戦力外通告を受ける。同じ年の夏に結婚し、子供を授かったばかりで選んだ道は、現役時代応援してくれた広島でレモン農家になることだった──。

転勤先の福島県で出会った家族は、原発事故で避難指示区域となった川俣町山木屋地区の農家だった。避難先でも農地を借りて、小菊や米を作り続ける義父の姿に心を打たれ、いつしか農業への関心が・・・。風評被害の影響を受けにくいアンスリウムを町の復興のシンボルにしようと、古着をリサイクルしたポリエステル繊維を土の代わりに使う方法で栽培。2021年の東京五輪では、国立競技場の周辺を赤い花が飾った！

神戸の教員家庭で育った少年が、北海道の酪農大学に進学し、海と山の幸に恵まれた道南のせたな町に移住。地域おこし協力隊として酪農ヘルパーを体験しながら、就農準備を少しずつ進め、2021年に独り立ちした。

群馬県の豪雪地帯で生まれ育ち、子供の頃からスキーやスノーボード漬けの毎日を過ごす。高校卒業後も大手メーカーとスポンサー契約を組んでプロのライダーとして国内外の競技大会に出場。30代半ばに差し掛かり、年齢や体力面の不安を覚えて就職を考えた時に、スノーボード仲間から「福島県の南郷トマトなら、就農支援があるから非農家出身でも手厚いサポートがある」と聞いて、移住を決意。

医療福祉介護業界から、未経験のミカン農園へ！「農家の枠を超えて」「農家っぽくないことを」をモットーに、SNSでは趣味のバイクや旅、ペットの犬や猫のことを発信して各地にファンを獲得するほか、WEBラジオのパーソナリティーにも挑戦。広い農地の一部にキャンプ場やBBQの施設を設けて、人が集まる農家を目指す！

大学時代から陸上男子400mで優勝を飾るなど、社会人になっても実業団のチームで日本代表や世界選手権に挑むが、子供の頃からの夢を叶えるべく、2021年に現役を引退。地元・香川県の農業大学校で果樹栽培について学び、卒業後は研修先のベテラン農家の後継者として独立。80代の師匠に教えを受けながら、師匠が築いた経験に最新技術を組み合わせて、これからは自分なりの栽培スタイルを構築していく！

2011年、故郷・北広島町で「新規就農研修生」制度が開始されるのに伴って、脱サラしてUターン就農を決意。2023年7月、ほうれん草、カボチャ、ニンジンを使った生パスタ商品「VEGE.PA（ベジパ）」を開発。野菜ぎらいの子どもたちにも人気だ。

娘2人が生まれてからは、子育てや家事をしながら、夫と両親について作業を手伝ううちに、農業の面白さにハマり、もっと勉強したいと希望するようになる。そこで、家族経営協定を締結し、農業改良普及員を先生に勉強会を設立。自分も経営を担う一員としてスイカの裏作として始めたストックなどの切り花を担当することになった。

12歳で東日本大震災に被災。受け入れ先の北海道江別市で２年間過ごし、故郷・南三陸町に戻ったら、子供の頃の思い出があった栗農園がなくなっていたことにショックを受ける。「自分が楽しい経験ができたのは、栗農園や里山を管理してくれた農家さんのおかげだった」と気づき、今の子供たちにも同じような経験をさせてあげたいといつしか就農を夢見るようになった

江戸時代から続く農家の7代目として生まれ育ち、大学卒業後に父の会社に就職。ただ父の言うなりになるのもつまらないなあ、と新しく手に入れたハウスでバナナの栽培に挑戦。栽培方法など何もわからないところから試行錯誤して失敗を繰り返し、通常サイズより小ぶりの三尺バナナで成功！喜んだのも束の間、コロナ禍で販路を失う。最近ではバナナの木のオーナー制度もスタートし、全国に着実にファンを増やしている。

大学時代に世界各国をめぐった経験から、食について考えるようになり、友達の実家の農作業を手伝いながら、農業の面白さに目覚め、就農を目指すように・・・。非農家出身者が就農するために、農業大学校や担い手育成塾に参加して学ぶ。同級生と一緒に所沢ゼロファームを立ち上げるも、最初の年は思ったように売上が上がらなかったことから、やり方を変えて効率性や歩留まりを重視するように。就農8年目にして年間売上１億円を突破し、所沢の農業の未来を変えるべく、注目の若手経営者だ。