グレ夫の珍道中からの義父大往生⑤ - グレ夫の闘病日記〜脳出血からの復活(予定)〜

グレ夫の珍道中からの義父大往生⑤

義父が亡くなった日、

たまたま富山にいたわたしたちですが

翌日はいったん東京へ帰ります。

 

ホテルのチェックアウト時、

お支払いをしようとしたら財布がないという

ハプニング、、、

財布の中には免許証が入ってるし

運転できなかったら帰れないじゃん!?

車のシートの横に挟まってたんですけどね、、

今までの人生で鍵とか傘とか財布とか

失くしたり落としたりということが

ほぼゼロと言ってもいいグレちゃん、、

今から思うとだいぶテンパっていたんだなぁと

思います。

 

自宅へ戻って翌日早朝にはとんぼ返り。

娘は仕事の都合で

どうしても忌引きを入れられないので

わたしとグレ夫だけが移動します。

 

2度目の富山空港到着。

また「トイレは行かない!」とグレ夫。

葬儀場に着くまで行かないから!と言ったくせに

荷物を受け取って外へ出た途端

「そこのトイレへ行って来るね」

 

その間にレンタカー屋さんと行き違いになって

電話がかかってきちゃいました。

だから荷物が出てくるの待ってる間に行け!

と毎回言ってるのに、、、

 

そのレンタカーですが、

今回障害者割引を利用しました。

いつもスカイチケットから予約を入れるんですが、

それだと障害者割引が使えないんだって。

(ニッポンレンタカーの場合)

あちらで操作をして一旦予約を外し

ニッポンレンタカーのサイトから取り直して

割引を適用してくれてました。

 

さらに

「使いやすい車を選んでみました」と

そういうのなんて言うのかな?ミニバン?

後部座席がスライドドアになってるやつ。

これがことのほか便利でねぇ。

そしてこの車だったことが後日、

わたしを助けることになる、、、

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(今年はこれだけ、、長く留守にするので収穫しちゃいました)

 

葬儀場へ直行します。

15時になると女性の納棺師がいらして

義父をきれいにしてくれました。

 

初めて会った頃は農作業のせいで

真っ黒だった父の顔は今では白くてシミもない。

むかしの写真では色白で

歌舞伎役者のような整った顔立ちの義父でした。

甥と姪の夫が力を合わせて納棺します。

、、、軽かったって。

この2週間、何もとってなかったんだもんね、、

 

納棺された義父と部屋を移動。

ここが夜伽をする部屋だってさ。

ベッド以外はほぼ完備だけど

トイレは部屋を出た先に行かねばです。えー。

 

そこへスタッフがやってきてまた打ち合わせ。

あれ??このスタッフは、、

先日、村への送迎バスは不要です、と

助け舟を出してくれた人。

亡くなったすぐあと

「おじいちゃんが死んだ人の顔になっちゃった」

と泣いてた娘が

「眠ってるみたいだね」って言うくらい

きれいに 義父の顔を整えてくれた人。

この人が担当なんだって。

 

この人には本当に助けられました。

どうやら義父母が住んでいた集落の人たちは

ほとんどの人がここの互助会に入ってるようで

地域のことをなんでもよく知ってて

頼りになるし〜親切だし〜

 

義姉が決めた生花と籠盛の一覧を見て

個人との関係性から置き場所を決めていくんですが

(上座と下座があるのね〜)

「こんな(関係が)遠い人は生花をやりません」

「どうしてもするなら籠盛くらいでしょう」

と指摘してくれたおかげで

うちの嫁ちゃんのご実家分の負担は

22,000→11,000円に!(うちが負担するけどね)

 

夜伽はしなくて大丈夫と言ってくれたのもこの人。

お寺へのお礼の表書きも書いてくれて

入れるお札の向きまで教えてくれたわ。

 

担当がこの人で良かった。