「このたび私は楽天イーグルスと来季の契約を結ばずに、新たなチームを探すことに決めました」
2024年11月24日、田中将大投手のYouTubeチャンネルに投稿された動画でのこの言葉に、野球ファンの誰もが耳を疑いました。
楽天のエース、"マー君"こと田中将大投手の退団表明。
18年に及ぶ楽天での歴史に、静かに幕が下ろされることになりました。
なぜ退団を決断?チームとの話し合いから見えてきた真相
田中投手の退団は、楽天が11月30日提出予定の契約保留者名簿に記載しないことを発表したことで明らかになりました。
今シーズンは0勝1敗、防御率7.20と、プロ入り以来初めての未勝利シーズンとなりました。
しかし、田中投手本人は「今の自分はもういいコンディションで、いいトレーニングを積むことができています」
と前を向いた発言をしています。
右肘の手術を経て、着実にリハビリを進めている様子がうかがえます。
現在のコンディションと今後の展望
今シーズン、田中投手は2軍戦を含めても25回2/3という投球回数でした。
これは2007年のプロ入り以来、最も少ない投球回数となります。
ファンの反応と感謝の声
動画公開からわずか1時間で700件を超えるコメントが寄せられ、その多くが感謝と応援の声でした。「文句なしで楽天No.1レジェンドでした」
「どこのチームに行っても応援しています」
といった温かいメッセージが相次いでいます。