今日から38週に入り、いよいよいつ産まれてもおかしくない状態になってきました。
今回の妊娠は悪阻から始まり、最後は35週から本当に冷や汗が出るくらいの偽陣痛(前駆陣痛)に毎日毎日悩まされ、
始めから終わりまで大変だったなぁなんて。(もう終わったつもりになっちゃってるけどここからですね!)
出産ではどんなエピソードが待ち受けているんだか、楽しみ70%ってところでしょうか。
そう、最近は少し余裕ができたのか、ふとした時に落ち着いたら子どもたちと一緒にどこに行きたいかな?なんて考えるようになり、
一番行きたい場所はどこだろう?なんて考えていました。
今までの旅の中で一番の思い出の場所と言ったらやっぱりトゥールーズ。
始めて訪れたのは2011年。ELLE a table という雑誌(現ELLE gourmet)の取材で訪れたシャンブルドット、
Le moulin pastelier ラ モウリン パステリア。
シャンブルドットというのは日本でいうところの【民宿】。のようなもので、オーナーのこだわりと美味しい料理が食べられる素敵な宿です。
お庭のダイニング
当時、この街を日本人が訪れるのはとっても珍しいことだったようで、行く先行く先で
「日本人なの!初めて見たよ!」とおじいちゃんおばあちゃんに言われたり。
そして、そのシャンブルドットにいる素敵なご夫婦が、
クリスとドナはもともとイギリス出身で、ホテルで勤務していたそうで、
イギリスからこの場所に移住してきたんだとか。
「どうしてここに移住したの?」と聞いてみると
クリスに「移住しない理由がないよ!」と言われて指を刺した方向には庭越しにピレネー山脈がはっきりと見えた光景を10年経った今でも鮮明に覚えています。
滞在中は取材を通して色んな所に一緒に行ったり、ディナーを楽しんだり、素敵な時間を過ごしました。
取材時に感動して、もう一回この場所を訪れたのが、2015年。夫との新婚旅行。
パリ、ミラノ、ヴェネチア、ローマ、トゥールーズ、バルセロナ、パリと、
宿や交通手段も決めずに(持っていたのは日本ーパリのアブダビ経由の往復チケットとクリスドナのシャンブルドットの予約だけ!)その日その日で決めて自由に旅をしたのは今ではとってもいい思い出。
4~5年ぶりに会ったのにとっても温かく迎えてくれたクリスとドナ。
完全にプライベートで行ったのでリラックスしながらゆったりとした時間を過ごしました。
シャンブルドットは泊まる時、オーナーとディナーを共にするというルールがあり、
そこで出てくるトゥールーズの名産品を使ったドナの料理が本当に美味しくて、ワイン商もやっていたクリスのチョイスしたワインとも相性がよく、それがわたしの一番の楽しみなのです。
2011年も2015年もドナに連れて行ってもらったのは
↑の牧場に併設されたフロマージェリーで作るチーズはドナの料理にもいつも出てくるのです。
全く臭みもなく、わたしがヤギのチーズにはまったきっかけとも言えるヤギのチーズたち。
未だにここを超える味のヤギチーズはないと思っています。
またこのハッピーなヤギたちにも会いたいな。
旅というのはその土地や観光地だけではなく、やはり人との出会いが一番の魅力。
子どもたちにもそんな経験をさせてあげたいなと思っています。
今回は分子栄養学については全く触れていないブログだけど、
心の栄養ってことで!
さぁ、マイボーイはいつ外の世界に出てくるのか。
そとの世界は楽しいことがいっぱいあるよ。
一緒に沢山の経験を。
今から楽しみ楽しみ。
優子