J1〜J3全カテゴリー20チームとなり、J2への降格枠も自動降格3枠になりました。そんな中怪我人多数を出しても勝てない試合が続いても最終的には残留争いをすることなく、J1残留を決めてシーズンを終えることができました。正直これが最後とは思わなかった長谷部監督との最後のシーズンを振り返りたいと思います。
2024年シーズン
12勝12敗14分 勝ち点50 得点33 失点38 12位
天皇杯 3回戦敗退
ルヴァン杯 3回戦敗退
<救世主ザヘディ!>
昨年の躍進の原動力となった、山岸と井手口が移籍。三國も山岸と共に名古屋へ移籍となりました。補強面は松岡と岩崎を獲得。新体制発表会ではベンカリファの電撃加入も発表されました。
しかし開幕前にそのベンカリファが負傷。佐藤凌我も大怪我からの復帰前ということで開幕戦はウェリントンスタメンの城後サブという事態に。開幕札幌戦は引き分けも2節の金Jアウェー横浜FMで見事勝利を収め、今季初勝利そしてアウェーマリノス戦初勝利を決めました。
そんな中3月に入ってから急遽J初のイラン人選手としてザヘディが加入。加入後のホームFC東京戦では松岡のゴールをアシスト。続くアウェー浦和戦では地を這うようなロングシュートを決めてJ初ゴールを。さらにその後のホーム鹿島戦でも下がりながらヘディングシュートを決めて勝利に貢献してくれました。
さらに5月のホームでのG大阪戦では超ロングシュートも決めて大活躍のザヘディでした。
<6月無敗!>
ザヘディの活躍のおかげで8戦負けなしでしたが、その勢いで臨んだアウェー神戸戦は宮代に決められ敗戦。さらにその次のホームC大阪戦はザヘディ退場もあり3失点で連敗となりました。さらにさらにルヴァンでも柏に敗れて連覇ならず。
そんな中迎えたアウェー新潟戦はザヘディ不在も前寛之のスーパーFKと紺野のゴールで新潟に勝利。そこから柏にルヴァンのリベンジ果たし、ホームでのダービーも完勝!首位町田には惜しくもスコアレスドローでしたが、シーズン折り返しのホーム横浜FMにはザヘディとウェリントンのゴールでマリノス相手に初のシーズンダブルを達成。アウェーFC東京戦でも重見のプロ初ゴールで連勝!6月無敗を無敗で終えて長谷部監督も月間最優秀監督に選出されました!
<11試合勝ちなし>
個人的には7月の結果次第では上位争いもいけるぞ!と思って迎えた勝負の7月
でしたが、
ホーム京都戦でウェリントンが負傷。田代のAT弾で追いつくも前がかりになったところラストプレーで宮本に逆転ゴールを許し敗戦。翌週の天皇杯ではビハインドから井上のレッドで数的不利となり愛媛に敗戦。ルヴァンに続き天皇杯も早々に敗退してしまいました。このレッドと怪我及び累積が重なりアウェー広島戦では森山、宮、亀川の急造3バックでいいところまでいくも大橋にワンチャンス決められて敗戦。結局勝負の7月は全敗となりました。
中断明けの仕切り直しのアウェー湘南戦は北島のコーナーキックをザヘディが決めて土壇場で追いつくも次のアウェー札幌戦は亀川のアビスパ初ゴールのお祝いを打ち消すラストプレーでの失点で勝ちを逃す結果に。
夏に町田から獲得したDF池田はデビュー戦のG大阪戦で重度の怪我をおってしまい、町田戦の前には長谷部監督の今シーズン限りでの退任が報じられるなど色々あって結局トータルで11試合勝ちなしという長谷部政権ワースト記録となりました。
<永石復帰で戻ったウノゼロ>
負けると残留争いに巻き込まれそうなアウェー磐田戦から永石が復帰すると、結果はスコアレスドロー。しかし磐田に勝ち点3を与えなかったこと、久しぶりに失点0で抑えたことも後々のシーズンの結果に響いたのかなと。
鳥栖とのダービーもスコアレスで終えた後のホーム名古屋。名古屋に多くの決定機を作られながらも得点を許さず、終盤に小田のゴールでウノゼロの勝利。実に12試合ぶりの勝利となりました。そして鹿島戦を挟んで迎えた35節のホーム柏戦での勝利をもって勝ち点47でJ1残留を決めることができました。
<とにかく怪我人が多かった1年>
ざっと振り返りましたが、なんと言っても怪我人の多さですね。今年に関しては例年以上に怪我人が出てしまい、選手のやりくりに苦労した印象でした。
特に山岸の後釜として移籍金を払って獲得したベンカリファがシーズンを通して試合に出れなかったのが非常に痛かったです。最後までこの1トップのところで苦労した印象でした。(ザヘディはタイプが違うし、ウェリントンも本人の頑張り次第なところに頼っていたので)
全体的にこの怪我人の多さは環境面の要因もあるのか?今一度検証をしていただきたいものです。
ここまで怪我人を出しながらも残留争いにほぼ巻き込まれなかったのは、そのベンカリファの負傷で補強したザヘディのゴールで得た勝ち点と長谷部監督らのマネジメントのお陰でだと思っています。
<来季は茨の道>
長谷部監督の就任後J2とJ1で数々の記録や歴史を塗り替え、とうとう昨年は悲願の初タイトル獲得しました。アビスパの歴史の中でJ1リーグで勝ち点40越えは2021年2023年そして今年2024年の合計3回全て長谷部監督の時です。
いわば黄金時代であった長谷部アビスパが終わりを迎えました。そんな長谷部監督の後は誰がやってもしんどいのは言うまでもないでしょう。
おまけに来季は秋春制(夏夏制?)移行前最後のシーズンとなります。なんとしても残留はマストです!でないと2026年は春から夏までの0.5シーズン(昇格なしと言う噂)と2026年秋〜2027年春からの1シーズン、合計1.5シーズンをJ2で過ごすことになってしまいます。
それだけは避けたいところです。
後任監督のことや移籍など来シーズンはいろんな意味でアビスパにとっては茨の道が待っていると思います。来季はアビスパ30周年!なんとかなんとかここをみんなで乗り越えて行きたいところです。
最後に!
長谷部監督!最高の5年間をありがとうございました!!
では毎年恒例のどうでもいい管理人の観戦記録を(笑)
3勝2敗1分(アウェー広島戦含む)
ベストマッチ 18節鳥栖戦(2-0)
ベストゴール 岩崎悠人(35節柏戦)
2024年シーズン
12勝12敗14分 勝ち点50 得点33 失点38 12位
天皇杯 3回戦敗退
ルヴァン杯 3回戦敗退
<救世主ザヘディ!>
昨年の躍進の原動力となった、山岸と井手口が移籍。三國も山岸と共に名古屋へ移籍となりました。補強面は松岡と岩崎を獲得。新体制発表会ではベンカリファの電撃加入も発表されました。
しかし開幕前にそのベンカリファが負傷。佐藤凌我も大怪我からの復帰前ということで開幕戦はウェリントンスタメンの城後サブという事態に。開幕札幌戦は引き分けも2節の金Jアウェー横浜FMで見事勝利を収め、今季初勝利そしてアウェーマリノス戦初勝利を決めました。
そんな中3月に入ってから急遽J初のイラン人選手としてザヘディが加入。加入後のホームFC東京戦では松岡のゴールをアシスト。続くアウェー浦和戦では地を這うようなロングシュートを決めてJ初ゴールを。さらにその後のホーム鹿島戦でも下がりながらヘディングシュートを決めて勝利に貢献してくれました。
さらに5月のホームでのG大阪戦では超ロングシュートも決めて大活躍のザヘディでした。
<6月無敗!>
ザヘディの活躍のおかげで8戦負けなしでしたが、その勢いで臨んだアウェー神戸戦は宮代に決められ敗戦。さらにその次のホームC大阪戦はザヘディ退場もあり3失点で連敗となりました。さらにさらにルヴァンでも柏に敗れて連覇ならず。
そんな中迎えたアウェー新潟戦はザヘディ不在も前寛之のスーパーFKと紺野のゴールで新潟に勝利。そこから柏にルヴァンのリベンジ果たし、ホームでのダービーも完勝!首位町田には惜しくもスコアレスドローでしたが、シーズン折り返しのホーム横浜FMにはザヘディとウェリントンのゴールでマリノス相手に初のシーズンダブルを達成。アウェーFC東京戦でも重見のプロ初ゴールで連勝!6月無敗を無敗で終えて長谷部監督も月間最優秀監督に選出されました!
<11試合勝ちなし>
個人的には7月の結果次第では上位争いもいけるぞ!と思って迎えた勝負の7月
でしたが、
ホーム京都戦でウェリントンが負傷。田代のAT弾で追いつくも前がかりになったところラストプレーで宮本に逆転ゴールを許し敗戦。翌週の天皇杯ではビハインドから井上のレッドで数的不利となり愛媛に敗戦。ルヴァンに続き天皇杯も早々に敗退してしまいました。このレッドと怪我及び累積が重なりアウェー広島戦では森山、宮、亀川の急造3バックでいいところまでいくも大橋にワンチャンス決められて敗戦。結局勝負の7月は全敗となりました。
中断明けの仕切り直しのアウェー湘南戦は北島のコーナーキックをザヘディが決めて土壇場で追いつくも次のアウェー札幌戦は亀川のアビスパ初ゴールのお祝いを打ち消すラストプレーでの失点で勝ちを逃す結果に。
夏に町田から獲得したDF池田はデビュー戦のG大阪戦で重度の怪我をおってしまい、町田戦の前には長谷部監督の今シーズン限りでの退任が報じられるなど色々あって結局トータルで11試合勝ちなしという長谷部政権ワースト記録となりました。
<永石復帰で戻ったウノゼロ>
負けると残留争いに巻き込まれそうなアウェー磐田戦から永石が復帰すると、結果はスコアレスドロー。しかし磐田に勝ち点3を与えなかったこと、久しぶりに失点0で抑えたことも後々のシーズンの結果に響いたのかなと。
鳥栖とのダービーもスコアレスで終えた後のホーム名古屋。名古屋に多くの決定機を作られながらも得点を許さず、終盤に小田のゴールでウノゼロの勝利。実に12試合ぶりの勝利となりました。そして鹿島戦を挟んで迎えた35節のホーム柏戦での勝利をもって勝ち点47でJ1残留を決めることができました。
<とにかく怪我人が多かった1年>
ざっと振り返りましたが、なんと言っても怪我人の多さですね。今年に関しては例年以上に怪我人が出てしまい、選手のやりくりに苦労した印象でした。
特に山岸の後釜として移籍金を払って獲得したベンカリファがシーズンを通して試合に出れなかったのが非常に痛かったです。最後までこの1トップのところで苦労した印象でした。(ザヘディはタイプが違うし、ウェリントンも本人の頑張り次第なところに頼っていたので)
全体的にこの怪我人の多さは環境面の要因もあるのか?今一度検証をしていただきたいものです。
ここまで怪我人を出しながらも残留争いにほぼ巻き込まれなかったのは、そのベンカリファの負傷で補強したザヘディのゴールで得た勝ち点と長谷部監督らのマネジメントのお陰でだと思っています。
<来季は茨の道>
長谷部監督の就任後J2とJ1で数々の記録や歴史を塗り替え、とうとう昨年は悲願の初タイトル獲得しました。アビスパの歴史の中でJ1リーグで勝ち点40越えは2021年2023年そして今年2024年の合計3回全て長谷部監督の時です。
いわば黄金時代であった長谷部アビスパが終わりを迎えました。そんな長谷部監督の後は誰がやってもしんどいのは言うまでもないでしょう。
おまけに来季は秋春制(夏夏制?)移行前最後のシーズンとなります。なんとしても残留はマストです!でないと2026年は春から夏までの0.5シーズン(昇格なしと言う噂)と2026年秋〜2027年春からの1シーズン、合計1.5シーズンをJ2で過ごすことになってしまいます。
それだけは避けたいところです。
後任監督のことや移籍など来シーズンはいろんな意味でアビスパにとっては茨の道が待っていると思います。来季はアビスパ30周年!なんとかなんとかここをみんなで乗り越えて行きたいところです。
最後に!
長谷部監督!最高の5年間をありがとうございました!!
では毎年恒例のどうでもいい管理人の観戦記録を(笑)
3勝2敗1分(アウェー広島戦含む)
ベストマッチ 18節鳥栖戦(2-0)
ベストゴール 岩崎悠人(35節柏戦)
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