https://www3.nhk.or.jp/lnews/toyama/20241126/3060018531.html
ローカルニュースでやっていました。
かつてのいわゆる「母子寮」。
半数近くがDV被害による入所。
母子生活支援施設があっても、父子生活支援施設ができることはないだろう、という一節をある本(ジェンダー関連)で読んで忘れられません。
日本においては、女性は出産というライブイベントで安定した職を失うこと、子どもの父親から暴力を振るわれることが少なくないんです。これはもう、男性性が暴力に結びついていることは紛れもない事実、、、
妻からの暴力で子どもと一緒に逃げようとする夫は、あまりきいたことが無いですよね。
女性は子育てする中で、肉体的にも、経済的にも追い詰められることが多いんです。
現実が変わらないから、サポートする施設も必要なんです。それが必要なくなる世の中になったら良いけど。資金のない中で自分の信念をもって支援活動されている方には尊敬の念を覚えます。
にもかかわらず、アファーマティブアクション、ポジティブアクションへの理解が進まず、
能力に関係なく比率で女性をひいきするのは狂っている!
というバックラッシュ。
能力というのは、チャンスや立場がが与えられて育っていくものなのではないかな?
現実に根強く存在する「ガラスの天井」の存在を想像できず、「私は女性枠なんて使わずに実力で社会で評価されたいな」と言う学生さんたち、社会に出る前に現状を知ってほしいと思う。
職場に、歴代のノーベル賞受賞者の顔写真が乗ったポスターが貼られてたけど、そこに1人の女性もいないことに皆疑問に思わないのかな?
研究成果を出せる実力がある人が男性しかいないわけがない。アカハラがあったり、女性の大学院進学を阻む要因が多かったり。
ダイバーシティまでの道のりは遠い。