海に潜って貝や海藻を獲る漁を海人（あま）漁といい、日本における海人の記述は魏志倭人伝にも記されています。また男性は海士、女性は海女として表現されています。
三重県の志摩地域、石川県の能登地域や岩手県久慈市、そして長崎県壱岐地域などで海人さん達が活躍しています。
素潜り漁は錘（おもり）を身に付けて、水深10ｍ以上を数分間潜り続けますので体力のいるお仕事です。海人さん達の健康を守るために各地で色々な工夫をしています。壱岐地区ではシャツやハイネックを重ね着した上に、最後にレオタードを身に付けて素潜り漁をしています。ウェットスーツよりも海水温を感じるので、長く潜ることができないため、ウニ、アワビ、サザエなどをたくさん獲りすぎる乱獲を防止し、海の資源を守るとともに海人さん達の体調面も考えての方法なのだとか。

長崎県の離島「壱岐島」周辺の玄界灘では黒潮と親潮がぶつかり、餌となる質の高い海藻類をたっぷりと食べて育つため、壱岐島のウニは旨味がギュッと詰まったとっても美味しいウニが育ちます。
4月中旬から10月中旬がウニの漁期で、壱岐島では主に定番のムラサキウニとガゼウニ、幻のウニと呼ばれる赤ウニの3種類が水揚げされます。
この時期に合わせて壱岐島には、旬のウニを食べに多くの観光客が訪れます。
壱岐島へは福岡県の博多港から高速船で約１時間のところにありますのでアクセスもよいですね。

壱岐島では、昔から海女さんによる「レオタードを身に着けてのウニの素潜り漁」が伝統です。
海女さんが命がけの素潜り漁で集めたとっても美味しい壱岐産ウニ。
ぜひご賞味ください。

■セット内容：高級つぶうに（60g）×1本、または高級つぶうに（60g）×2本

◆賞味期限：製造から180日
◆保存方法：冷蔵で保存