N用新レイアウト、地下へのトンネル(なんちゃって青函トンネル) [過去のN用レイアウト]
我が家のNゲージ新固定レイアウト構築の進捗報告です。今回は、今後の車両入線をイメージして固定レイアウトの地下へ繋がるトンネルを作ってみました。地下ですから青函トンネルを意識したりして・・・
少し我が家の固定レイアウトも方向性を見失い初めて、グチャグチャ状態になってきている気もするのですが、地上が混雑しているなら次は地下へ向かうしか無い・・・そこまでは今のところ考えていないのですが、地下も使うとレイアウトが使える広さが広がりますから、次に再構築する時は計画段階で地下(レイアウの下)も考えたいですね。(#^^#)
さて今回の計画は、高架線路の横を走っている線路からポイントで切り換えて、高架線路の下のスペースを用いて、地下へ進入しようという作戦です。
実は、今回の作業は苦労する事は想像してたのですが、4月5日から何となく作業を始めたのですが、完成まで何と2週間も要してしまったのです。(;´д`)トホホ
地下への侵入位置を間違えては困りますから、電動ポイントを設置して、進入角度を正確に計測します。
床下に地下へ進入する穴をドーンと開けまして・・・
傾斜がキツイと登る事が出来なくなるので、床面と接触しない為には、相当な距離を必要とするのです。
床(地面)に穴を開けましたが、地下を作らねば単に穴が空いただけです。
固定レイアウトの棚部分でも使用している厚さ1cmの建築用資材で、地下を作りますが・・・
さすがに大がかりな地下を構築するには、固定レイアウトの構造が未対応なんで、線路をのせる為の最小限度の面積になります。
側面と床下部分を用いて地下を作りました。まあ、「地下を作る」なんて大げさに書きましたが、上記写真に写っているような感じでして・・・たったこれだけの地下部分なんです・・・w( ̄o ̄)w オオー!
地下への侵入は見た目を意識して、高架線路を埋めてみます。
まあ、高架線路を使って見た目といっても、地下に入る分けですから見えません。前回までの固定レイアウトで使ってた高架線路が使う場所が無く余ってたので、使ってみました。(^┰^;)ゞ
ある程度、地下に下った時点で車両は天井(レイアウト地面)に接触しませんからデコパネを貼り直して地面を修復します。
一時的に撤去していた元々あった本来の高架線路を戻して・・・
車両を走らせて、天井(レイアウト地面)に接触しないか最終チェックです。
次は穴が空いている地上に上がる部分です。さらに残ってる元々あった本来の高架線路も戻さねばなりません。
既にあるトンネル同様にTOMIXのレール側面(高架線路で使う複線用の外壁)を用いて、トンネル(地下への侵入口)を作ります。
デコパネとグリーンマックスのトンネルポータルを加工して、こんな感じで仕上げてみました。(^O^)/
最終的には、トンネルの長さはもう少し長くなったのですが、形自体は、ほとんど完成形のイメージです。
トンネル内部にライトが欲しいので、これは、初期の固定レイアウトのトンネル内部に使ったダイソーのデコレーションライト(クリスマス時期になると売られる)を使ってみます。
外側が配線だらけですが、トンネル内部はLED部分が出てるだけです。
最後に、地下への進入口になるトンネルを設置して、元々あった本来の高架線路を戻したら完成!
車両が進入するイメージは、こんな感じです。地下に入って行く感じ出てると満足してます。イメージ通りです。(^^♪
我が家では、この新しく作ったトンネルを「青函トンネル」と命名しました。完成前ですが、車両が地下へ入れるようになったので、奥さんに「青函トンネル」を披露します。結構な日数を要しているので、奥さんも何を始めたのか怪しんでますから・・・
地下へ車両を侵入する様子は、奥さんもいい感じだと言ってくれたのですが、「どこから出てくるの?」と「青函トンネル」と説明しているのですから当然の質問です。しかし、この地下は行き止まりでバックで出てくるのです。さすがに現在の固定レイアウトは地上に上がる部分までは作れなかったのです。ですからこの「青函トンネル」は「なんちゃって青函トンネル」なのです。
その後、地下部分の距離が短かったので、固定レイアウトの端まで延長する事にしました。
進行方向を邪魔するようにイレクターパイプが横方向に上部にあったりして、パイプの下を通過するのに苦労します・・・地下と言ってもそれは正面から見た状態で、裏から見ると上記写真のように中がある程度は見えます。完全に埋めてしまうと、脱線した時に車両を救出できませんからね。
いい感じで完成が見えたところで、トレインスコープ(TC-9)の車両を走らせて内部を確認してみると、先程の横方向に邪魔しているイレクターパイプに接触してしまいました。( ̄▽ ̄;)!!
そこから作業は難航するのですが、何とかクリアする事が出来たようです。
ちなみに固定レイアウト端の車止め周辺の様子ですが・・・
トレインスコープ(TC-9)からの映像で車止め周辺が見えやすいように余ってたLEDを設置して目立たせてみました。
保線作業員を置いたりして少し雰囲気も作ってみましたが、トンネル内のLEDを含めて地上からは何も見えません。内部の様子はトレインスコープ(TC-9)からのみ楽しむ情景なのです。
そうそう、実際に試験走行すると問題が判明しました。トレインスコープ(TC-9)以外の車両の時に、どこら辺りを走行しているのか何も分からないのです。当然ですがタイミングを間違うと車止めに激突してしまうのです。そこで・・・
車止めから少し離れた位置で、絶縁ジョイナーを取り付けて、車両が一旦停止する仕掛けを作りました。ATS(自動列車停止装置)もどきを設置したのです。一旦停止した車両を、その先の線路に電気を供給するスイッチをオンにしないと進めないので、これで激突を気にする事なく走らせる事が出来るようになりました。
最後に、トレインスコープ(TC-9)で撮影した映像がこちらになります。
これで「なんちゃって青函トンネル」が完成したので、これに似合う車両が手に入ったといいますか、最近、青函トンネルで話題になった 789系「スーパー白鳥」が手に入ったので、次はそれを入線させようかと思ってます。