今回は6月電撃文庫新刊感想まとめです。
内訳は新作2点、シリーズ続巻7点の計9点になります。
まず新作は島を守る竜に育てられ愛された娘が、竜を殺したシギベルトへの復讐を誓う第28回電撃小説大賞<銀賞>受賞のファンタジー「竜殺しのブリュンヒルド」、「明日の罪人」と判定された少年処女たちが将来の潔白証明を課される周藤蓮さんの「明日の罪人と無人島の教室」の2点。
続巻はアルウィンのために暗躍するマシューの関係にグッとくる「姫騎士様のヒモ」、ギャルリー姉妹の因縁や龍の巫女を巡る背景も明らかになる「虚ろなるレガリア」、アイリスが虎木への好意を隠さなくなった「ドラキュラやきん」、グループの真価が問われる壮絶な展開待ったなしの「友達の後ろで君とこっそり手を繋ぐ。誰にも言えない恋をする。」主人公と妹を巡る関係がますますカオスと化してゆく「妹はカノジョにできないのに」、世界観を楽しめる短編集を収録した「ストライク・ザ・ブラッド APPEND」、聖遺物により達也たちがRPGめいた物語に登場人物として巻き込まれてゆく「魔法科高校の劣等生 Appendix」となかなか充実し過ぎるラインナップでした。
気になる本があったらぜひ読んでみて下さい。
※紹介している各作品タイトルのリンクは該当書籍のBookWalkerページに飛びます。
竜殺しのブリュンヒルド (電撃文庫)
第28回電撃小説大賞<銀賞>受賞
明日の罪人と無人島の教室 (電撃文庫)
姫騎士様のヒモ2 (電撃文庫)
虚ろなるレガリア3 All Hell Breaks Loose (電撃文庫)
ドラキュラやきん!5 (電撃文庫)
友達の後ろで君とこっそり手を繋ぐ。誰にも言えない恋をする。2 (電撃文庫)
妹はカノジョにできないのに 2 (電撃文庫)
ストライク・ザ・ブラッド APPEND3 (電撃文庫)