くだまきあーと

くだまきあーと

擬似よっぱらいOLがくだをまく、余生の日記。

理想的な休日の「やすみ方」

 

陰キャの出不精なのでとくにお出かけはあまりしないのですが、そんなわたしでも休日の「やすみ方」に悩みがありました。

ベッドでゴロゴロしていりゃいいじゃん、って思わなくもないんですけど、そうともいえないんですよね。だって、やらないといけないこともたくさんあるし、ベッドでゴロゴロするとわたしはストレス溜まる。

なんでか?それは、出不精でも「身支度するのがめんどくさいタイプの出不精」であって、「おうち大好きゴロゴロ大好き寝っ転がっていればリフレッシュになる出不精」ではないからです。

そういう「本当はちょっぴりアクティブタイプ」のわたしみたいな人間は、何かしないと気が済まない。でもめんどくさい。布団から起き上がるのしんどいむり。出かけるのもしんどいむり。

 

そんなわたしでも、今日は理想的な休日をすごして、真に「やすめた」と言える。そう感じたので、備忘録的に記録します。

 

自室が、なんだか定期的に椅子のキャスターから埃が出てくるという、非常に汚い環境に陥っておりまして、9時に目が覚めた瞬間に床に掃除機をかけようと跳ね起きました。

一旦すぐ終わる用事をすませようと、今NHKでやっている「3ヶ月でマスターするピアノ」を視聴してから掃除。ガーガーと掃除機をかけていると、そもそもの埃を撒き散らしているキャスターをなんとかしたほうがいいよね、となって、キャスターの埃掃除。濡れタオルで拭き取るのがいい、とのことで、キャスターにこびりついている埃をこすり取り、くるくるまわるところに入り込んでしまった大量の埃をつねってむしりとりました。そしてついでに床掃除。

ずっと断捨離も行き届かず掃除もせず、汚い状態で放置していたクローゼットも一応軽く掃除するか、という人間失格レベルの態度で掃除機をかけていたら、その瞬間に、ぷちっと、やる気スイッチが入りました。

 

わたしはめんどくさがりで、怠惰で、汚いものが嫌いなのに身の回りの掃除ができないという、いわばダメ人間です。だからこそ、このクローゼットは非常に汚くて、さらに手を入れたくなくて、みないふりをしていたという特級呪物。まじで掃除しなきゃと思いつつそのままにしていました。でも、ついに入った。断捨離をしていると、「まだいけるかも」というスイッチが入るのですが、今日はうまいこと掃除をしている最中に入りました。

下着類や机に入りきらない小物系を収納しているキャスター付きの引き出し(よくあるやつ)をガッと引いて、奥の壁を見る。

ひっかけていたのに落ちたハンガーが散乱し、グレーのでっかい埃がびっしりと、壁や引き出しにこびりついている。想像するだけでも引くほど「ヤバい」状態。ここで書くの、本当に自分がみっともなくて嫌なんだけど、だいぶ気持ち悪いです。

掃除機で雑に吸い取っていくと、白い綺麗な壁に移り変わりました。あまりの埃の多さに掃除機が詰まるというとんでも事態が起こりましたが、なんとか完了!

ついでに引き出しの上に雑多に転がしていたカリンバメトロノームとか、高級ブランドのショッパーとか、CDとか、iPadなどの空箱とかも捨てたり綺麗にボックスに並べたりすることにして、いらないものもどんどんゴミ箱に放り込んで、なんとかお掃除完了。メトロノーム、いらんのに買っちゃって本当に後悔。PS4Nintendo Switchを売るタイミングで絶対に売ろう。あと中学生ぐらいの頃から大学生の頃まで使っていたウォークマンとか出てきた。これはiPod第7世代と同時にどこかに売るか、普通に処分するか迷うな。多分捨てますけど。

とりあえず「いつかやらなきゃな〜」と思っていたクローゼットの下部分のお掃除ができてよかったです。だいぶ捨てたり、収納変えたりしたせいか、あまり綺麗に入りきらなかったバッグとかも綺麗に整列して収納できるようになった。今までどんなに汚かったの……?どんなにだらしなかったの……?と思われるのでしょうが、スッキリして嬉しいので曝け出します。いやでも本当にだらしないな。自分やばすぎる。初夏から結構断捨離しまくっているのですが、まだ8割しか片付いていないレベルなので、お察しです。心を入れ替えようと思います。

ちなみに特級呪物はまだあります。クローゼットの上、使わないバッグとショッパーとPS4空箱エリア。引っ越してきてからここ掃除したこと1回もないかもってレベル。ここは本当に怖いです。年末までになんとかします。

 

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ところで、わたしは断捨離のとき、こんな感じにNotionを使って断捨離したいところを写真に撮って各場所ごとにページを作り、ギャラリービューで確認できるようにしてます。ゴミ分別方法、売るか否か、紙類は溶解するか燃えるゴミかなどとタグ付けして、実際に片付ける時にめんどくさくなってやめたとならないように工夫してます。こういうのって気分が乗ってる時はいいけど、乗ってない時は見たくもないからね。わたしの地元は分別が厳しいので、断捨離する気分のうちにちゃちゃっと調べて、タグ付けてます。

また、断捨離が完了した場所のページには「✅」の絵文字を見出しの前につけてます。こうするとはっきりできてないところがわかるのでいいですね。

 

ここまでやって、なんと11時すぎ。ちゃきちゃき働いたからかだいぶ体が動かしやすくなったので、テキパキとお出かけの準備をし、近所のパン屋さんへ行っておやつのパンを買う。非常にいい天気でお散歩も楽しく、気分がすっきりとしました。お散歩って大事ね。これから休日のルーティンに取り入れようかな。

 

昼食を食べて、お勉強タイム。いつもはお勉強を最優先にしていたので、朝からお勉強時間をとっていたのですが、今日は午後からにしてみました。でも、それが正解な気がする。まず朝だとあまり冴えてない気がするんですね。掃除して、散歩して、気分がスッキリとして始めるのが一番自分の集中力が保てる状態にいたると思いました。

ずっと忘れていたんだけど、結構前に「君たちはどう生きるか」の特別保存版DVDを購入していたんですよね。宅建期間中に買って、試験があるから終わったらみよう、と思って放置。ちなみにこういうことはままあることで、今年の繁忙期・コンクール期間中は「逃げ上手の若君」のアニメを我慢してました。絶対ハマると思ったからみませんでした。今案の定ハマってます。「チ。」も原作から読んで今アニメ毎週みてるけど、好きだよ。

勉強中にこういうのみるの良くない、と言うけど、わたしはむしろ映画なり音楽なりが必要なタイプ。なので、これをかけながら勉強を開始しました。

 

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9350円って書いてあるけど、Amazonでしょっちゅうセールやってたし、実際はもっと手頃に買えると思います。ていうか、今も売ってるのかな?わたしは確かビックカメラで買ったけど、安かったです。

目当てはこの特別保存版に収録される「宮崎駿と青サギと」でした。これは以前Xでも話題になった、宮崎駿の仕事の流儀にいくらかの映像を足した約2時間のドキュメンタリー。仕事人である宮崎駿の挑戦を映しています。

実際にNHKで放映された映像もそのまま収録されているのですが、メインとしては仕事の流儀として放送された映像にさらに未公開映像を継ぎ足して作られています。なので、NHKからみていると若干違う感じ。ただ、内容がかなりわかりやすくなっているのでおすすめです。

これをみて、涙して、つくるために生きる人たちの地獄と生き方を素敵だと思いました。

 

その後はYouTubeで邦ロックのプレイリストをかけながら勉強し、入浴。

食後にダイエットがてらステッパー踏みたかったけど、勉強に集中していたので断念。そして、今にいたります。

 

掃除や散歩で気分を変えたからか、それともピアノや掃除など、自分のタスクをやりやすい順に午前からできたからか、なんだかすごく充実している1日でした。

出不精なのに何かしないとストレスになるわたしには合っていたようです。

いままで午前中から勉強して、午後やる気が削がれたり翌日反動でいっさい勉強しなかったりしていたのですが、これなら無理がないかな、と思いました。

来週は何しようかなぁ。もっと運動をしたいですね。わたし、前職ではストレスと繁忙、貧困のために昼食をほとんどとれなかったのですが、現職はノーストレス事務職かつ社食あり、昼食補助ありという天国のような職場で、食欲が爆発しています。男性と同じくらい食べます。食べても食べても太らないタイプだったのが、加齢もピルの影響もあり、若干太ってきました。数字上は2キロだけなんですけど、さすがにお腹周りが苦しくて、2年前に購入したパンツを買い替えるという事態に陥っているので、なんとかしたい。お腹もなんですが、一番肉がつきやすいのがお尻なので、パンツが……だいぶキツイ。

 

そんなこんなで、来週もがんばります。

 

シンガポール🇸🇬旅行記

バタバタシンガポール旅行記、始まります。

平日ど真ん中からの旅行で、前日まで仕事でバッタバタ。宅建もあり、荷造りはほぼ終わらず。

旅行前夜、仕事を終えて家に帰ってきたのが日付を超える頃で、翌日の飛行機は午前中の便だったため、「明日寝坊したら終わる」と焦りつつしゃかりきに荷造りしました。コロナ後遺症で鼻と咳がひどく、市販薬と病院処方の薬を大量に服用していたのですが、シンガポールは薬の持ち込みに厳しいと前日になって発覚。不慣れな中シンガポールのホームページで薬の成分を調べて持参できる薬を選別しました。結果的に市販の咳止め薬(ベンザブロック)や強すぎる病院処方の咳止め、鼻炎用の鼻シュッシュは持ち込み禁止と判明し、なくなく戦力外へ。他にもeSimの手配を忘れていたり、シンガポールの入国用書類の提出(ネットでできるやつ)を忘れていたりして、あれこれ準備。

夜中の3時にやっと眠れるという状態になったものの、6時半過ぎには家を出なければならない状況下で眠る気にはならず。「このまま起きてるぞ」と念じつつ爆睡をかましました。

 

起きたら6時20分。

血の気が引いた…。

 

メイクやトイレなど支度をして、なんとかスーツケースに必要最低限の充電器やメガネを押し込み、出発。ここまで15分。わたしすごい頑張った!

 

そんなこんなでシンガポール到着。

行きの飛行機は修学旅行の高校生や赤ん坊と一緒でした。あとトランジットでシンガポールに行くクラブツーリズムのおじさまおばさまがた(最終目的地はトルコらしい)とも一緒。7時間にわたるフライト、赤ちゃんがずっと泣いてた…。よく疲れないな…。

使った航空会社はシンガポール航空。母によると、ANAJALを差し置いてサービスがいいと評判だった時期があったそうです。実際昨年使ったポーランド航空とは異なり日本人スタッフ多いし、機内食バカ美味しいし、ハーゲンダッツ出るし、日本人客のマナーが良い。あと、離陸前に流れる緊急時の案内の映像可愛かった。YouTube上がってないかな。シンガポールってイギリス領だったからか、ヨーロッパとアジアの美的センスが混じり合っているような気がする。欠点があるとすれば、機内サービスの映画の種類がちょっと少なめで日本語対応してなかったり、いちいちCMが入ったりすることくらいかな。まぁわたしは主に事前にDLしていた「逃げ上手の若君」を観てたので関係ないが。

 

入国書類は事前提出だからか、パスポートを機械で読み取って顔認証と指紋認証するくらいしか入国審査らしきものはなかった。結構緩くない?わたし去年のシェンゲン協定圏内入国ちょっと大変だったんだけどな。シンガポール社会主義国家なので本当に厳しいイメージあったんだけど、あっけなかったです。なんならわたし、機械トラブルか何かで引っかかったのに、隣の白人訪問者たちがさらに大量に引っかかったせいか、「もういいよ」みたいな感じでスルーされたし(なんか中国経由の訪問がどうとか言ってた気がする。中国からはダメなのかな?)。

そういや入国書類で健康申告しなければならないんですが、「発熱や咳はありますか?」みたいな質問があって、悩んだ末「はい」にして提出した覚えがあります。コロナ対策とかじゃなくてサル痘対策の質問なので、その後の質問(サル痘流行国への訪問歴有無)が「いいえ」ならスルー対象らしい。なので正直に答えても問題なしです。

 

チャンギ国際空港からホテル最寄りのプロムナード駅まで、1度乗り換え約1時間かけて到着。プロムナード駅近隣はホテル街で、たくさんのハイクラスなホテルがあります。

ちなみにシンガポールの地下鉄バカ安い。どこまで行っても、払う金額は最高2ドルです。ただ暑い国なので、あちこち見て回るにはタクシーの方がおすすめ。あと地下鉄はなんか紙の切符が買えなかった。EZカードというやつを駅窓口で購入しました。地下鉄料金に特化したPASMOSuicaみたいなやつなんですけど、あまり長期滞在しないなら10ドル入れておけば十分って感じ。チャージは機械でできるけど、少なくともチャンギ国際空港駅の機械では日本のクレカ決済はできないっぽいので、現金必須でした。


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今回の旅のお宿はここ、リッツカールトンミレニアシンガポール🦁


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豪華なマリーナベイビューではなく、デラックスカランなのですが、ちょっとこんなに客室豪華なの、久しぶりかも…。海外ホテルだとサイパン以来かな?10年経つホテルでところどころ古さを感じますが、めっちゃ良きです。

去年のスペイン旅行は添乗員同行でホテルのこだわりがなかったし、学生時代の海外旅行は安さ重視の立地の悪いビジホだった。

チェックイン時に20000円ほど取られますが(クレカOK)、あとから返却してもらえます。

そういえば宿泊税なかった。HISのパッケージで宿泊税込みではないって注意書きあったんだけど、違ったのかな?そもそもシンガポールは宿泊税ないんだろか。


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ウェルカムドリンク🥤

このお菓子は独特なお味でした。日本の和菓子と似てるけど全く違う味。


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1日目は台風発生のトラブルがあって、少し出発が遅れたため、ホテルに着いたのもちょっと遅めでした。

それでも19時頃にはホテルにチェックインできたので、友達と「スペクトラ観たいよね」となって急いでマリーナベイのイベントスペースへ。

スペクトラは動画で残してるのみなので写真がないですが、そのときに撮ったのがこれです。

シンガポールの観光地、大体この川沿いにあるんだよね。空港もちかくて、だからすごく観光しやすい。そう考えると日本って観光しにくいなと思う。東京京都大阪はともかく、北海道沖縄とかどうやって観光すれば良いのかわかんないし、最近外国人に人気だという東北なんかはバス旅じゃないと無理ではのレベル。


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2日目、リッツカールトンの朝食🥞

洋食や現地食のほか、日本食もあります。見渡した感じヨーロッパ系だらけと思ったけど、わたしが知らないだけで日本人多いのかな。「おはようございます」と日本語で声かけてくれるスタッフさん多くて、めっちゃフレンドリー。好き。

 

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そういえばホテルからの景色これです。安い部屋なのでこんなもん。あと1万ちょっと上乗せしたらマリーナベイビューだったのに…。友達が嫌だって。


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湯船はバスタブに水張って、薔薇風呂ができるらしい。シャワールームですべて済ませちゃったけど。


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2日目は早朝からダッシュスタート💨

この日はお昼までツアーガイドありの観光、夕方からもオプショナルツアーでガイドありの観光でした。

ホテルのドアマンの人がタクシー呼んでくれるので、タクシーでガイドさんと待ち合わせの佛牙寺へ。なんか見覚えあるような…。色合いがすっごく神社みたいです。金剛力士像?は仏教ぽいけどね。

朝9時からすでにシンガポールは暑いんですけど(日本の夏と同じくらい)、建物内は非常に涼しかったです。この辺りはチャイナタウンで昼間は屋台で溢れかえってたけど、朝だからかそうでもなかったな、このときは。

シンガポール仏教徒さんが朝からやってきて、専用の座布団?に膝をついてお祈りしてました。日本とは違う、動作大きめのお祈りでした。タイと近い。

ここのトイレは珍しく?トイペが流せないっぽいです。もっと言えばトイペがなかったです。洗面台もすごく古いです。初めて見るレベルだったかも。

ティッシュ持参必須で拭いたら横のでかいゴミ箱へポイするんだけど、午後また寄ったら誰かがティッシュをトイレにドボンして詰まってた。最悪…。

 

そうそう、シンガポールのトイレ事情なんですが、基本的に新しい観光地も多いので綺麗なんだけど、和式トイレも混在してるので注意でした。チャンギ国際空港で飛行機を降りて、いちばんに目に入ったトイレに寄ったら、並んでいるのに誰も寄りつかない個室があり…。ラッキー、と入ってみると、なんと広々とした和式トイレ。綺麗なので普通に用を足しました。日本によくある公衆トイレや学校トイレの和式と違ってほぼ使われないのか綺麗だったし、なぜか個室も広いんだけど、欧米系はもちろんアジア系の人ですらも、使いたくないのか使えないのか寄りつかなかった。笑

あとシンガポールのトイレ、たまに便座が濡れてるので注意でした。日本よりも明らかに流す時の水圧が強いからそれなのかな?と思ったけど、自分が流したあと見ても跳ねるほどでもないので謎。せっかく綺麗なトイレなのに、汚く使うのやめてほしい〜。あと自動洗浄がまともに機能してないのもやめよう〜。


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ガイドさんとラッフルズホテルへ。

ここのホテルマン(?)すごい!服装がアラブの石油王みたいだったので、なんか偉い人かと思ったら普通にお勤めの方でした。


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一泊100万円は下らないというホテル、部屋の内装は結構シンプルだそうです。

お土産欲しかったけど高かったのと、なんか異様に急かされて渋々買わずにお外へ。


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マーライオンは人多いので写真は一苦労!

対岸の屋台にマーライオンたい焼き(中身はドリアン)があったので、食べてみました。

ドリアン…独特なお味…。シンガポール人大好きらしいんですけど、わたしはいいかな。この味を「カスタードのよう」と讃える人がいるみたいなんですけど、わたしからすると餃子のタネって感じです。なんか若干クリーミーなパイナップル風味の肉って感じ。あとやっぱり臭う!

友達の推しのアイドル(中国人)が好きらしいんですけど、まじでなんで?どこが好きなの?わからないです、わたしには…。中華系には人気の味なんだろうか、シンガポールは華僑多いんで…。

 

ちなみに、ツアーガイドさんにバスでいろんな話をしてもらいました。

シンガポールは10%くらい人が家を持つけど、それ以外の人は公共団地に住んでいること。戸建ての家は3億からなどと、東京とは桁違いであること。そもそもマリーナベイあたりのマンションも高いこと。車は所有できないこと、だからこそ車の自販機があること。

また、マレーシアから働きに出てくる人がかなり多いそうです。マレーシアの物価はシンガポールの3分の1。シンガポールで働いて多額のお金を得ると、マレーシアではお金持ちになれるそう。マレーシア人たちは朝5時には家を出て、18時に終業したら、また何時間もかけてマレーシアの家に帰るそう。そのため、朝と夕方は渋滞が多いとか。朝5時出発ってすごいな…。わたしは8時が限界です。世の中、頑張って働いている人の方が多いんだなぁと気づきました。ていうかホテルマンとか料理人とか、そういう朝が早い仕事の人だったらどうするんだろう…?泊まりがけ?


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イスラム人街、混雑しててやばかった。

あまりあれこれ見ずにそのまま撤収でした。

 

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ツアーが終わってマリーナベイサンズのモールで解散。そこのTWGでランチ。

6000円ぐらいだったかな、高くないか?笑

結構これでお腹いっぱいになる。パスタは玄米茶のパスタで、アスパラガスや海苔とかきのこ、半熟卵がのっかってました。とってもおいしかった。まさに日本チックなメニューですが、なんかシンガポール、あちこちで日本を感じることが多かった。

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マリーナベイサンズのモール、この向こう側に運河みたいなのがあって船で一周もできるらしくて、ちょっと気になってたけどスルーして出ちゃいました。


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マリーナベイサンズのモールを出て(正確に言うと地下道から直通)真向かいのマリーナベイサンズのホテルに向かうと、正面一番左の建物の横に地下へと続くエスカレーターが。そこへ行くとスカイパーク(マリーナベイサンズの展望台)の券売機があり、そのままスカイパークへ入れました。

暑いのでお勧めしない。ていうかシンガポール、高いところから景色を見渡すイベント多すぎるのよ…。ほどほどにしないと飽きるし疲れます。

ただ昼間行くと本当に青の世界という感じで、青みがかった素敵写真がとれた。

 

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マリーナベイサンズを出てそのまま川と反対方向へ行くと、バカでかい公園みたいな「ガーデンズバイザベイ」があり、道なりにいって長くて急な坂を登ると二つの植物園があります。タクシーがおすすめ。わたしは徒歩で行ったけど、徒歩は本当にやばいのでやめたほうがいい!徒歩の場合、日傘や帽子が必須。

まずは大きな滝が印象的な「クラウドフォレスト」から。高いところに登ってお散歩できる!

 

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あんまりお花はないです。マイナスイオンを感じる。

わたしは蘭専門の植物園しか行ったことないから、新鮮でした。



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お次はフラワードーム(モネ展付き)。

夕方のツアーに間に合わなさそうで焦ってます。ほぼ観光なしでスルーしちゃいました。

モネ展は日本でも毎年夏ごろちょくちょくやってますけど、多分それと同じだと思います。グッズもほぼ一緒だったと思う。

この二つの植物園はチケットセット売りがありました。60ドル(7200円)とお高い!日本なら2000円で行けそうじゃない?ここまで手の込んだ植物園じゃわからないけども。

お土産コーナーがありますが、結構可愛いもの多かったです。お母さんとおばあちゃんへのお土産を買って撤収、ガイドさんとの待ち合わせ場所へ。


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ガイドさんの案内でクラークキーへ向かって、チャイナタウンのチリクラブを食べました。結局割って食べるので、あんまり辛くない。ただめっちゃ手が汚れる!ビニール手袋を渡されるけど、頭使って食べました。

中華のコース料理だったのですが、期待以上においしかったです。わたしはめちゃくちゃ好き嫌いが多い人で、しかもその時はお腹も空いてなくて、大丈夫かな?と心配でしたが、わたしの好きな中華の味。八宝菜のスープがおいしかった。そしてハッピーターンの粉みたいな甘しょっぱさの粉にまぶされたエビも、パサついた炒飯もおいしかった。

エビとカニ、食わず嫌いなんですけどこれで克服しました。この旅行でいちばんの成果であり、感動ポイントだった。でもまだ伊勢海老みたいなのはダメかも!顔ついてると無理!


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クラークキーからお船へ。

クラークキーのお船、中国人韓国人多くて日本人一人もいないです、怖っ…。

国籍やツアー別に搭乗するんですが、そのときは韓国人の中年ツアー客や修学旅行生が多くてだいぶ待たされました。日本人はわたしたち以外いなかったので、中国人と一緒に船に乗りました。

夜景綺麗だったな〜。結構楽しかったです。

この辺りは完全夜の街らしく、音楽フェスがあるのか街の中心にステージがセットされたり、そのあたりの飲み屋から生バンド演奏が聞こえてきたりと楽しげでした。女性だけで行くのは危険とのこと。でも異国情緒あって楽しかった。日本だと生バンド演奏のある飲み屋なんてほぼない気がする。シンガポールは街のあちこちで夜にバンド演奏やってるイメージがつきました。

 

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3日目、10時ごろ我々はまたもタクシーで「ガーデンズバイザベイ」へ行きました。

今度はマリーナベイサンズの反対側、タクシー乗り場へ連れて行ってもらって、そこから「フローラルファンタジー」へ。道中、でかい虫にでくわしたり綺麗な景色を撮ったりしつつ徒歩10分。


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ひとがね…いないんですよ。

めちゃくちゃ堪能できました。10時ごろに行くのおすすめです。

4D映像付き。あとトイレが綺麗でした。


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フローラルファンタジーとセットのチケットで、このにょきっと生えているこの人工樹木に上がれるらしいから、上がってみました。結構高いし怖いですよ!OCBCスカイウェイとか言うチケットで入れる。


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このオレンジの手すりのついてるところが空の上のお散歩コース。結構楽しいです。


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お花が絡まってる🌸


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同じくフローラルファンタジーOCBCスカイウェイのチケットで入れるスーパーツリーの景色はこんな感じ。夜はショーがあるらしい。

ちなみにこの三か所のチケットは48ドルでした。

 

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ガーデンズバイザベイを後にして、タクシーでやってきたのは「シンガポールフライヤー」。

ほぼ人がいない!どうして…。

チケットカウンターで40ドル、およそ5000円くらいのチケットを買います。ちょうどお昼時なのでここでご飯。

「Daily Kopi」という屋外のカフェで、トーストを頼みました。わたしは全く知らなかったんだけど、「カヤトースト」というのが有名らしいんですね、シンガポールでは。バターカヤトーストのセットを頼んだんですが、バターのしょっぱさと程よい甘みのカヤジャムが絶品でした。これはおいしい。日本人の舌にあいます。コーヒーは甘めでこれもおいしかった。ちなみにセットで頼むと半熟卵も出てくる。紙コップで飲む感じでした。はじめは引いたけど、意外とおいしかった。笑

 

シンガポールはどんだけ安くても10ドル下らない物価です。トーストとコーヒー、半熟卵だけでもなかなかでした。

 

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タイムカプセルという展示を経て、この観覧車にのります。でかい!

友達と二人しかいないんですが、貸切だった。前のお客さんは一人で乗ってました。


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どんどん昇る、太陽に向かって昇る。


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眼下には植物園が。


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観覧車まじで広い。19時からはここでディナーできるらしい。夜景が有名なので、たぶん夜になったら混むんでしょうね。

昼間なので日差しが強いと思いきや、冷房がきいているので涼しいです。30分ほど座りたい、というときにお勧めできる。


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河口なのかな?素敵ですね。

めちゃくちゃ船がおおかったなぁ〜。

こういう、内と外を仕切る境界線というものが、わたしは好きです。なんだか特別なものをみられたような気がするから。


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観覧車を降りて、タクシー乗り場へ向かうもタクシー来ない。仕方なく引き返してペデストリアンデッキで直通のプロムナード駅へ向かおうとすると、なんと歩行禁止。このあたりすごく車の通りが激しいので徒歩で外に出るのは一苦労です。幸いにもペデストリアンデッキの途中までは通れたので、そこからシンガポールフライヤーの道路を挟んで向かい側の駐車場まで出て、タクシーを拾うためにホテルへ向かいました。

案外ホテルまでめちゃくちゃ近くて、そのまま夜のオプショナルツアー、ナイトサファリの待ち合わせ時間までの時間潰しにアートサイエンスミュージアムへ。


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ちょうどジブリ展をやってましたね。

チケットカウンターで「ジブリ展は今日の分は売り切れ、通常の展示は18時から」と案内され、なくなく帰ろうとしたのですが、ジブリ展のプリクラのスタッフさんに「チケットないの?klookで買えるよ」と教えてもらい、4000円のチケットでジブリ展のみ購入。なぜ現地チケットは買えなくてネットはOKなのだろうか…諦めてる人相当数いたけども。

 

ジブリ展でも大量に写真撮ったのですが、日本でもやっていた展示らしいのと面倒なのとで写真だけ載せてあとは飛ばします。

↓ここからB1の展示。
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↓ここからは3階の展示。
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ゆったり見てたらすごい時間になってしまい、「ツアーの待ち合わせ間に合わない!」というレベルに。マリーナベイサンズ(ベイフロント駅)から待ち合わせのホテル(プロムナード駅)まで電車で行くにも時間がかかるし、タクシーは人がたくさん待ってるし…。友達が「タクシーで」と言ってくれて、なんとかタクシーで間に合いました。


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オプショナルツアー、ナイトサファリ。

マリーナベイ近郊からバスで約40分。

HISでは人数が足りず予約失敗のため、しかたなーくJTBを急遽予約。 そういえば、ちょうどこれより数日前の時期に隣国マレーシアでJTBのツアーバスで痛ましい事故があったんですよね。

わたしは催行3日前とかに予約したためにディナー付きコースが選べませんでした。一応フードコートがあるのでそこで食べたのですが、好き嫌い激しい人はディナー予約したほうがいいかも。フードコートはローカルフードしかないので、好き嫌い多いときつい。でもおいしかったです。なんか昔よりなんでも食べられるようになったな、わたし…。本当に好き嫌いも食わず嫌いも多い少食なのに。


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ナイトサファリはこういうバスみたいなトラムで観光しましたが、20分程度の徒歩コースもあって、そっちのが楽しそう。真っ暗でめちゃ怖いけど。トラムと歩行者が鉢合わせします。

日本語ガイドは3番です。このトラムに乗ってた人、みんな日本人でした。


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写真撮ろうとすると光が足りなさすぎてこんなことに。ナイトモードあったっけな。急いでたので動画にしました。

 

終わってから動物のショーへ。

絶滅危惧種に関するショーでした。ハイエナは出たけど、流石にライオンとかは出ません。

 

怒涛の3日間が終わり、ついにこの日の深夜便で日本へ帰ることに。

旅行、4日目です。

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EZカード、可愛いサンリオちゃんでしたが、この子ともお別れ。

 

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チェックアウト後ホテルに荷物をお願いして、ショッピングのためにオーチャードへ。お昼ご飯はTWGのアフヌン(60ドル)。

このサーモンのサンドイッチが意外と重たかったです。

オーチャードはハイブランドと日本のシャトレーゼユニクロが共存する不思議なモールでした。


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オーチャードからホテルへ戻り、さようならリッツカールトン。

チャンギ国際空港までタクシーだと30分もかからないということに気づくわたし。行きは地下鉄だったから1時間くらいかかったけど、車だと本当に近い!不思議…。


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早速荷物を預けます。

チェックインしてバゲージタグを持って有人カウンターに並んだら、なんかすごく可愛いグランドスタッフさんに「あっちへ」と案内されて、無人機に誘導されました。

日本語ガイドに従って操作するだけで、預け入れができる機械。初めて見たかも?ANAにはあるらしいんですが、わたし成田で見かけたことないんだけど。こんなのあったのか。

スーツケースを横長に立ててベルトコンベアに置いて、パスポートをかざして完了。すごーい。

 

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搭乗ロビーに行く前に、結構時間がある。(深夜便なのに17時とかに着いちゃった。)


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そうだ、Jewelに行こう。

 

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すごーい植物園かな?

第一からも第二ターミナルからもいけます。


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屋内の滝もすごいんだけど、スカイトレインとかいう電車?が通ってて全体的にすごかった…。

高級ブランドとかは特になかった覚えなんですが、日本料理やファストフードなど、気軽に食べられるご飯やカジュアルなショップが多かったな。


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帰りの夜ご飯はラーメン。

「Shiki Hototogisu Ramen」のおいしい細麺のとんこつ。

 

お腹いっぱいになって、日本へ。

出国の際、シンガポール人のおじさんがわたしのチケットを見てくれました。笑顔で「ありがとうございます」と日本語で話しかけてくれて、嬉しかったなぁ。というか、観光の国だから当たり前なのだろうけど、あちこちで日本語で話しかけてもらった。あまり邪険にされた覚えはなくて、みんな笑顔で優しかった。そんな国でした。あったかい。きっとまた行きます。

 

帰りの飛行機も夜通し泣く赤ん坊と修学旅行生と一緒という、ついてないなぁ〜という感じの便でした。しかも、めちゃくちゃ揺れるのでシートベルトつけっぱという。流石に我慢できずトイレ行ったけどね!

朝3時か4時に叩き起こされて機内食を食べるという鬼畜モードでしたが、朝に日本についたので、家に帰るのも早くてゆったり休養をとれました。

去年は深夜便で行って夕方便で帰宅という感じで、お尻も痛いし時差ボケもすごいしとヨーロッパ旅行の厳しさを痛感しましたが、やっぱり東南アジアは楽。7時間のフライトって楽。

そう思うと、やっぱり今のうちにヨーロッパに行っておきたいです。

お友達がお休みを取れなかったので東南アジアになりましたが、来年は一人でも行こうかな、ヨーロッパへ。添乗員ツアーで行けば安心な気もします。

 

また、来年もどこかへ行きます。

とっても楽しみだなぁ。

来年も宅建を受けるわたしへ

宅建終わりました。

結果?いうまでもなく。

 

社会人になってから今までずっと宅建に申し込んでいたのですが、ぶっちゃけやる気はなかったので試験は行ってませんでした。でもさすがに上司に「宅建受ければ?」と言われたので、受けることにしました。

 

8月からコツコツ勉強していたのですが、試験直前にコロナにかかって勉強ができず、2週間は勉強できませんでした。その間にこれまでの勉強は吹っ飛び、もはややる気は失せました。やっとやり始めたのは1週間前。もう間に合わない、という感じでした。

それでも頑張って勉強して、試験前日は受験票を見ながら翌日の試験に備え。当日、午前中に仕上げをしてしまおうとちょこっと勉強。家を出ようとする時に、「あれ、もしかして電車の時間間違えてるんでは?」と気づきました。

 

電車の時間、1時間間違えてました。

試験会場につくのは13時半ギリギリ。宅建は12時半集合13時試験開始ですが、その後30分は入室できます。いまなら間に合う、と駅に行き、走って試験会場へ向かいました。

汗だくの中で試験官に案内され、他の人が座って問題を解いている中で着席しました。恥ずかしかった!

 

もう散々でした。これはしょうがない。何もかもが悪い。運がわたしに味方していない。

自己採点は30点でした。

この後悔を来年まで持ち込むまじ。いろいろと不幸が重なったとはいえ、自分の勉強に全く反省点がないわけではないので、今年の反省を書き出そうと思います。

 

民法を捨てるな

なぜ民法を捨てた?まじでこれに関してはノー勉だった。

ぶっちゃけ厳しめの大学の法学部出身だからいけるかと思ってしまった。実際、ほぼノー勉で過去問を解いても、参考書や塾などが出している、いわゆる「目標点」には届いていた。14問中7点を下ったことはない。

でも思い返してみると、わたしは「暗記が苦手」なタイプ。大学受験時代も暗記が鬼門で、ほぼ暗記問題だけ頑張ったようなもの。法学部の勉強は暗記を問われることはなく基本的に持ち込みOKの試験だったので、膨大な試験範囲の中ヤマをはって、基本書やレジュメ、ノート、判例などを参照しながら当日の試験に向けて論述の骨組みを事前に作りレジュメにメモしておくという試験方式だったので、当然だけど全ての勉強が頭に入っているわけではなかった。

でも、宅建民法で14点中7点取るなら、逆にいえばわたしみたいなほぼ暗記なしの人間でもいけるということだ。どうやって回答を出せばいいのかというと、それも至極簡単な作業の延長に過ぎない。わたしの場合、回答に迷ったら、「常識的に考えてどれが一番合理的か」という考え方で回答をしてきた。宅建業法にも言える話ではあるけれど、法学部の民法を勉強してきても誰かが不利益を被る状態を正す、不利益がなくとも一般国民の常識的な部分を鑑みてどういう整理をするのが正しいのか定める意識が民法の根底にあるものと思っていて、となると上記の「常識的に考える」部分である程度の大まかな判断はつく。宅建民法では、暗記せずともこの考え方だけで選択肢が削れると思う。ただ、それだけでは不十分で、きちんと正解をだすためには当然暗記が必要になる。

わたしの場合、「その他法令」の範囲、つまり都市計画法建築基準法が大の苦手だったから、民法は得点しなければならない分野だった。捨てちゃダメだった。ちゃんと勉強すればまたもう少し点数が伸びたかなと思う。

 

宅建業法はたぶん一夜漬けでもいけるけど事前準備をしっかりと

上に書いた通り、一度コロナにかかって短期記憶の全てが吹っ飛んだわたしにとっての得点源は宅建業法。コロナ後の勉強は宅建業法とその他法令の都市計画法建築基準法などの分野に絞って、もともとやってなかった民法のほかにも、税金・不動産鑑定評価基準などのあたりは全部捨ててきた。

宅建業法は正直、要領がいいとか暗記が得意とかなら一夜漬けOKな範囲な気がする。わたしもコロナ後の過去問で得点1桁代だったが、直前土曜の勉強でとりあえずは16〜18点くらいまでにはなった。

一応、そこまで得点を伸ばせたという事実はあるので、来年のために勉強法をメモっておこうかなと思う。めちゃくちゃ簡単な勉強法だけど、「宅建過去問道場」の「試験回指定」を「過去12年分」に絞って、「分野指定」を「宅地建物取引業法等」に絞って、難易度も「普通」「やや難」の2つに絞って200問ちょっとくらいを解く。間違えたりあやふやな選択肢があった場合はテキストでどこに書いてあるか確認して、B4とかの一般的なノートに正しい内容をメモする感じ。綺麗に書く必要はなくて、ボールペンで走り書きするくらいでOK。間違えてしまった問題に関しては、そのままスルーして次の問題に行くと1回こっきりしかできないので、不正解になった時点でテキストを確認・ノートにメモして、ブラウザバックする。そうするとその後ランダムにまた出てくるから、そうやって何回も繰り返して、何度もできなかった部分を確認する。間違えた問題の復習という項目はあるので、間違えた問題だけ再度やることはできるけど、そこまでやってるのは時間の無駄。

だいたい上記の作業は早い人なら2時間くらいあれば終わるので、一夜漬けでもケアレスミスや単純に覚えきれなかった問題など含めて16点程度なら余裕で取れると思う。難易度を「普通」「やや難」に絞るのは、宅建過去問道場ではそれぐらいの難易度に括られる問題がこの試験のボリュームゾーンになる難易度だから。これより簡単な問題はやる必要がないし、これより難しい問題は1年に1問ペースでしか出ない。得点源として知識の精度を高めるのであれば、難易度や試験回を拡大すればよい。

この作業自体、あまり平日にちょっとずつやるものじゃないので、土日などのお休みにまとめて頑張るしかないけど、1ヶ月以上の勉強時間を取れるのであれば宅建業法で満点近い点数は狙えると思われる。

 

法令上の制限は捨てろ

一度コロナにかかって短期記憶の全てが吹っ飛んだわたしにとっての得点源は宅建業法、と書いたが、正確にいえば「宅建業法と法令上の制限」を得点源にしようとヤマをはった、というのが正しい。しかし、実際は法令上の制限は得点源になりえなかった。

宅建の勉強で一番伸びなかったのが、この「法令上の制限」分野。ここは実務担当者はもちろん、暗記が得意な人が有利。ただ、問題の出し方がだいぶひっかけばかりで「ちょっと考えればわかること」であることも多いので、活字に抵抗がなければほどほどの勉強で得点できることもあるかもしれない。ただ、期待はし過ぎないほうがいいかな。

コロナ前にある程度勉強して、8点中4点しか取れなかったのがこの分野。コロナ後もそれほど点数は変わらず、それ以上は取れなかった。

上に書いた宅建業法と同じ勉強方法で勉強したはいいものの、あまり頭に入ってこなかったのか、ほぼ効果がなかった。馴染みのない用語や別の意味を持つ用語とそっくりな用語が大量に並ぶので、そこまできちんと理解・知識の整理ができるなら上記の勉強方法でいいけれど、時間もなければ用語の暗記も間に合わない状態ならここにかけてはダメだと思う。

民法初学者は民法が難しいので宅建業法と法令上の制限を得点源とする人が多いらしいが、暗記が苦手な人とかだとここにかけたら命取りになり得る。民法のほうが馴染みのある単語が多いので、暗記が苦手な人は民法を勉強するべき。民法もきちんと得点源にするならしっかり暗記が必要だけれど、暗記の難しさでいえば法令上の制限の方がはるか上だ。

 

税金・不動産鑑定等を捨てるな

民法または法令上の制限+宅建業法を得点源とする方針で法令上の制限を捨てるなら、上記は捨ててはならない。わたしは捨てました。

ぶっちゃけノー勉でいけるレベルの問題がでることもあるけど、期待はしない方がいい気がする。税金が簡単な年は宅建業法などのほうが難しくなるんじゃないかな。

ちなみに土地建物分野の5問はまともに勉強しなくてもOK。過去問数年やっとけば十分。

 

過去問全てをやるのはほどほどに/捨て分野を作り過ぎない

単に実務未経験者が合格するためだけなら、宅建業法の項目で書いた勉強方法を民法(または法令上の制限)・税金・不動産鑑定評価基準等の分野に限定して試験直前期に短期決戦で頑張ることが一番の近道な気がする。少なくとも3ヶ月とか長期でやるのは、社会人にとって現実的ではないし、気力が持たない人も多い。
あと、捨て分野を作りすぎるのも良くない。今年のわたしは時間なくて宅建業法と法令上の制限しかまともに勉強していなかった。8月からやっていると1ヶ月くらいでやる気も削がれるし、そりゃ落ちます。満遍なく、そして短期決戦が合格へのカギかなと。来年受けるならそこを意識します。

過去問を全てやる作業も必要だけど、これに関しては12年分を1〜2周すれば十分な気もする。過去問をやるのも結構一苦労だから、時間に限りがある大人はそれを考慮した上で、過去問をどの程度やるか決めないとダメかなと思う。

 

最後に…

ぶっちゃけ毎年やってんだから諦めてもいい(笑)。

「今年は無理かな」と思ったら離脱も考えていいかなと思う。無理して受けてもストレスが溜まるだけ。自分もコロナ罹った時点で受けなきゃよかったなと思う。あんまり勉強もできていなかったし、コロナ前後からずっと体調が悪く立て直しができなくて、勉強する時間があるなら病院に行きたかった。コロナで喉をやられて、鼻水はそこまで出なくても後鼻漏と咳症状がひどくて、毎日眠れなかったし。それでまた体調を崩すという悪循環。

チャンス自体はいくらでもあるから、頑張る必要性はない。試験代も高くないし。

本当に今年、受ける必要あったかな…。

 

正直来年受けるかはわかんないです。これ以外に勉強したいこと、やりたいことなんていくらでもあるし。
でも、もし受けるなら、わたしが今年感じたこと、反省点を生かしてくださいと、来年のわたしへエールを送ります。

 

📝追記

昔ITパスポートを受けた時のブログを見返しました。あのときも過去問道場を使っていたんですけど、実質約1〜2週間で1400問超といてたんですね、わたし…。

今回は一通りさらっとやってたんですが、累計1000問ちょっとしか解いてませんでした。これ、勉強時間、足りてなかったな…。

 

Netflix「timelesz project -AUDITION-」感想

わたしはtimeleszのオタクではないんだけど、こないだ話題になっていたので見た。

厳密に言えば、「あの旧ジャニーズ事務所がそんなことしてるなんて」という興味本位で見た。

 

今10代くらいの子からするとあまりピンとこないんだろうけど、わたしにとって男性アイドルとは、イコールジャニーズのことだ。小中高と、クラスの女の子たちがハマっているアイドルはここの事務所のアイドルだらけ。EXILEK-POPが流行っていたこともあるけど、少なくとも周りにオタクはそこまでいなかった。今や日本で流行ったK-POPアイドルとしてなぜか神格化されているけど、東方神起とか少女時代とかそこまで流行ってなかった。数あるアイドルのうちのひとつ、という感じ。だいたいみんな嵐や関ジャニにハマっていた。

そんなジャニーズアイドルを見ていると、基本的には保守的な印象を受けた。

電子書籍の雑誌は黒塗りだし、SNSやってないし。

だから、「オーディション番組をやる」って聞いたとき、何言ってんの?と思ってた。そんなこと本当にできるの?やるの?という感じで。

 

見るつもりは半々だったけど、結局見たので、とりあえず感想書きます。

 

youtu.be

timelesz-project.com

 

「新たな仲間探し」というテーマのオーディション

これは結構新しいのではないだろうか。

それこそ韓国系のオーディションについては「一からアイドルを作る」オーディションになっていた。人気投票や審査員による審査によって、番組を視聴者も巻き込んで盛り立てながらアイドルが決まっていく。K-POPファンによく言われる「ケミ(アイドルや候補生たちの相性。個人的には腐女子界隈でよく言われるCPが近い言葉と思っている(※個人の主観です))」も重視されることはあるけれど、正直なところさほど重要な部分ではなくて、二人組のケミのうち片方が脱落し、それを涙を流しながらもう片方が見送るという場面もある。そうやって、デビュー組が固まっていく。

今回のtimeleszはすでに10年キャリアのアイドルグループで、歴史がある。ファンの中ではすでに、この子とこの子はこんな感じ、というふうにどういう関係性であるかわかっている。そのなかに新たなアイドルを入れる、というオーディションだ。

当然、相性というものはある。新たにメンバーとなるその子自身の気質・性格がどのようにグループに混ざっていくのか、それが見どころ。まだ二次審査の段階で、番組の視聴者からはそこまではっきり「こんな性格の子です」と分かる状態にはなっていないが、ひとりひとりをよくよくじっくり見て話してみたら、今後メンバーとなったときに既存メンバーたちとどんなケミストリーが生まれるのか、そういうものがわかってくるはず。

二週間に1本の配信ってなかなかスパン長いなと感じるが、今後どんどん候補者が絞り込まれひとりひとりにフォーカスされると見込まれる上、ジュニアたちも登場予定。さらにさらに盛り上がっていきそう。

 

新メンバーに期待されるもの

韓国系のオーディションというときちんと見たのは「放課後のときめき」しか見たことはないが(一応本国プデュやアユネクなども少々履修済)、あちらの評価軸は「視聴者人気」「ダンススキルとビジュアルの総合点」あたりかなと。視聴者投票によりメンバー決定される番組がほとんどなので、基本的に視聴者から人気の高い人はひとりくらいは入る。だいたいはビジュアルや番組中に現れた本人の内面重視のメンバーになる印象。また、番組中では審査員による歌・ダンス審査があるので、その結果もある程度は大事。練習生経験のない素人が参加するオーディションの場合、擁護できないほどの下手くそな子がいる。練習生やダンス経験のある子が選ばれることがほとんどだが、下手でも頑張って結果を出す過程にフォーカスが当たれば、視聴者に選ばれやすい。

なお、個人的には歌の比重はそこまで重くないと思っている。評価基準にはあるのと歌唱専門の審査員がいるのとで歌えればプラスになるし、あまりに音程・リズム音痴だと指摘されるが、ファンカムを見ると最低限歌えるレベルという感じの候補生がちらほら。それに、フェスとかにいくとオーディション出身のK-POPアイドルや日本のアイドルをちらほら見かけるが、ダンスは上手でも歌はそこまで上手とは思わない。だいたい被せが強いし。

今回のオーディションで言うと、「新たな仲間探し」のオーディションなので、評価軸は特殊だと感じる。そもそも旧ジャニーズ事務所において、歌ダンスのスキルはさほど重要ではないと思うことが多いが、それは今回も同様で、メンバーも重視していない。「どういうメンバーが入って欲しいか」という問いかけに対するメンバーたちの答えは、「今まで活動してきた歴史を大事にする人」というところに尽きる。番組中でもメンバーはtimeleszを知っているか問いかけ、あやふやな回答が返ってくると残念な表情を浮かべる。

ただ、「timeleszを知らない」という候補生をメンバーがどう評価しているのかはわからないが、いくら旧ジャニーズ事務所の王道アイドルといえど、男性って同性のアイドルが好きな人ってそんないないだろうというのは想像がつく。知らない人も多いだろうし、知っていても積極的に好きにならないと思われるので、そこは妥協ポイントになる可能性がある気がする。これは本当に個人的な主観だが、わたしが思うのは、「知らない」ことは罪ではないこととして扱ってもいいし、最終そうなる可能性はあるんじゃないかなと。

自分で書いていてわかりにくいなと思うのだけど、なんでかっていうと、どうしても知らないことってあるわけだけど、その人の素質というものを見て、それがよければきっとメンバーとうまくやっていけると思うから。番組中ではtimeleszを知っているファンの候補生もいたし、全く知らない、なんなら舐めてる候補生もいた。

でも、前に書いた通り興味がなくてジャニーズを通ってこなかった人というのはいるので。例えば全盛期〜プラチナ期のモーニング娘。オーディションと比較すると、いっときは日本中に知られる国民的アイドルだったモーニング娘。は、さすがに候補生となる人はみんなモーニング娘。を知っており、「入りたい」と強く願って最終審査に挑んでいた。失礼ながら、今回のtimeleszはさすがに全盛期のモーニング娘。とは知名度が違う上、あちらは番組として放送されたのがいくつか審査を経た最終審査のみであったのに対し、timeleszオーディションは書類審査後の二次審査からスタートとなる。まだこの段階でやる気のない人、まったく知らない人がいるのは当然のことと考えたほうがいいかもしれない。

それでも二次審査で「timeleszを知っていますか」と問いかけを投げたのは、知っていてファンだったら万々歳ということで、知らなかったとしても「敬意」があるか、常識的に「敬意」を表してくれる人かを見ていたのかなと思った。

社会人として高校生・大学生と接してみて、あるいは振り返ってみて思うのは、人の性格は態度に現れ、それを隠そうともしない人は世の中に多々いると感じる。「舐めてる」態度をせずに心から他者に敬意を表してくれる人であれば本当に十分であるし、そうでなくてもそこを隠せて、少しずつ知って敬意を持ってくれればいい。そういう素直さというものが仕事をする上で当たり前に要求される社会人スキルなのだ。アイドルも色んな人と関わり合って成立する職業なのであるから、そのスキルが要求されるのは当然なのだ。

 

どちらかというとモーニング娘。オーディションかも?

これまで韓国系のオーディションと比較する記述をしていたが、実際に近いのは「モーニング娘。オーディション」かなと思う。

モーニング娘。のオーディションは、おそらく今はほとんど公開されていないが、かつては公開されテレビで特集されていた。主にまだ一般人の候補生たちが宿泊して審査されるところが公開されている(ない時もある。記憶が朧げです)。審査に視聴者は絡まず、つんくなどに評価されて合格者が決定される。

プロデュース側とメンバー側による選抜という違いこそあれど、形式としては韓国系のオーディション番組よりもモーニング娘。が近い。この番組は「サバイバル番組」ではなく、「ドキュメンタリー」だ。これからアイドルとなる候補生たちが、少しずつアイドルとしての決意を固めていく、その過程を描くドキュメンタリー。

ところで、今回応募総数は18000人超とのことだった。だいたいどのくらいの規模?と思ったので調べてみると、「モーニング娘。LOVEオーディション2002(応募総数12,417人、最終合格者は亀井絵里田中れいな道重さゆみ)」と「モーニング娘。オーディション2005(応募総数21,611人、最終合格者は久住小春)」に一番近いくらいのよう。さすがに石川梨華高橋愛が選出された黄金期ど真ん中のオーディション応募総数には劣るが、そこそこ多い。

日プ計3期でも多くて14,000人ほどとなかなかそこまではいかなかったので、近年のオーディションで見ても多め。年齢制限を広くとったのと、ダンスや歌経験を問わず応募できるオーディションと見られたのが理由で膨らんだのかなと思う。

ちなみに韓国系オーデはざっと見た感じ応募総数は非公開の様子。初代プデュ(IOI)やプデュ48(IZ*ONE)などは各事務所からの選出なので総数というものはないかなと思うが、一般公募のアイドル学校(fromis_9)もとくにない様子。わたしがYouTubeでどハマりしていた放課後のときめき(CLASS:y)も一般人からオーディションしていると見えて実情は「ポケットドルスタジオ」という事務所(T-araやDIAの事務所。この事務所のグループって最終的に離散して終了するイメージ)に所属している練習生が参加するものだったので、「数万の応募」と謳われているが、これはオーディションの応募総数というよりポケットドルスタジオの練習生への応募総数な気がする。オーディションするので練習生募集って宣伝はされていたようだけど。

 

ジュニアの参加

番組が二週間に1本という亀🐢更新なのが非常にネックだが、次回二次審査の大阪編をやったのち、現役ジュニアたちが参加する三次審査に移行すると予想される。

ジュニアのオタクは非常に多いので、人気ジュニアが出演するなら相当回りそうなのが楽しみなところ。かくいうわたしも、情報局には入っていないもののジュニアには軽く推しがいます。

timeleszの歴史に馴染むメンバーというと、やっぱりジュニアが有利になりそうだけど、果たしてどう出るか。既存グループ所属のジュニアが出るのもアンチがわきそうだし、悪魔の編集やらでジュニアがどう映されるかによってもアンチがわいてしまう。そう考えると、ジュニアの出演は難しいところがあると思う。ただ、それでもわたしはジュニアにたくさん出て欲しい…。別に新メンバーがジュニアである必要性はないと思うのだけど、一般視聴者へのアピールにもなるし、受からずともここで知名度と人気をグッと上げることができたらいい。ただでさえ大学生になったジュニアも多くデビュー停滞中の中、凝り固まったグループ活動をし続けるのは毒にこそならないが薬にもならない。そう感じるジュニアもそこそこいそうな気がする。

 

全体を通して

まだ1話しか配信されていないので、なかなかどう転ぶか不透明なところ。

Xで言われているほど、「そんなに悪い人多いかな?」と個人的には思う。覚悟が足りない、ちょっと失礼なタイプの人もちらほらいるが、それは論外としても、結構イケメンが多いような。一人当たりの出演時間があまり長くないので、今後三次審査に向くにつれて、少しでも人柄がわかるくらい映されればきっとファンもつくだろうと思う。

ただ、心配なのが、二週間に1本という亀更新。番組は3ヶ月ものらしいので、放送がない期間盛り下がる可能性があるし、時間も足りない。これからジュニアも出るし、一般もジュニアももう少しひとりひとりにフォーカスしてあげて欲しい。じゃないとファンなんてつかない。

 

とはいえ今後の展開は非常に楽しみ。次回更新は金曜日とのことで、楽しみに待っておこうと思います。

 

「事務」を片付ける日々

 

6月から怒涛の日々だった。

まず繁忙期。周りがピリピリしだして、周囲の人がどんどん外回りへ駆り出される。わたしはのほほんと仕事をしていたのだが、やはり空気というものは伝わる。そのピリピリとした空気がそこで働く人々を疲弊させ続けた。わたしも6月の下旬となると引っ張り出され、定時退社もおやすみもできないままに仕事をし続けた。

7月になると、今度は吹奏楽コンクールの練習に駆り出された。土日どちらも練習に費やすこととなり、6月の疲れも癒えないまま疲弊。「わたしってそんなに打楽器のこと好きだったか?」と問うほどに疲弊。胸部の痛みがでてくるようになり、病院に行ったがなんともなかった。
7月下旬になんとか無事終了したが、本当に疲れてしまい、「10月までお休みしたい」とパートリーダーに申し出。一蹴された。

8月は閑散としていたが、それでも仕事はやらなければならないことがたくさん。6月も7月も忙しくて何もできていなかった。フェスやコンサートもちょうどこの時期だったので、あれこれ体調を見つつ参加。コンサート一週間前にものもらい疑惑が発覚した時はあせった。毎度毎度お盆の時期にものもらいやら目の病気やらになるので今年もあるかと思っていたが、昨年よりは少し体調もメンタルも安定していたのでだいじょうぶかなとも期待していた。無事ものもらい手前の症状は治ったが、コンサートは台風9号の影響で中止となった。

 

忙しさにかまけて、「事務」をおろそかにしてしまった。

この社会で人間らしく、尊重されながら生きていくには、やらねばならぬ事務がある。部屋の掃除、服の手入れ、汗臭い対策、などなどというものを全てひっくるめて「事務」というものが必要なのだ。そうして「事務」をこなすことで、客観的に見て、「この人はちゃんとしている」と見てもらえる人間にならないと。

8月時点のわたしは、身の回りのことがなにもできていない状態だった。
冬服のクリーニングや補修が終わっていない。

そんなわけで、8月中にはクリーニングを済ませないとと服の仕分けを開始。クリーニングが必要な服と、そうではない服を仕分けて、iPhoneのメモアプリでチェックリストをつくってみた。

 

クリーニングが必要な服は、20着以上にも及んだ。多すぎるやろ。

去年は大きめのバッグにコートをぽいぽい入れて1回いくだけで済んだのに、今年はどうしようもない。まともに持って行こうとすると3〜4回は自宅とクリーニング屋さんを往復することになる。いままでこんなにクリーニングは必要なかったのに、こんなことってある?
多分スーツもコートもセーター・スカートも、今年からクリーニング必須のものが増えちゃったからだと思うのだけど。それにしても多すぎる。

とりあえず重ためコートは5着だけホワイト急便の宅配サービスを使って済ませたけど、残りは2回ほど自力で持って行った。(これ、田舎の人なら車で出しに行けるけど、都会の人とかどーしてんだろうなぁ〜。)

 

クリーニングのみならず、お直しも発生した。

バレンシアガの財布も、三陽商会のコートも、モンベルの傘も、あれもこれも壊れすぎている。だいたいは宅配で修理依頼をして直してもらっているが、少なくともこれで3万円くらいのお値段がかかっている。クリーニング代と合わせると、10万近くかかっている。


子供の頃は知らなかったけれど、大人になると維持費や維持する手間かかりすぎる。

お堅い会社に勤めている人間として、きちんとしたスーツを着なければならないし、当然コートやバッグ、アクセサリーや持ち物も、手入れの行き届いた小綺麗なものを身につけなければならない。当然美容院にもこまめに行って、身だしなみは整える。

わたしという人間はもともとだらしない、しょうもない人間だから、こういうのひとつひとつきちんとするのって苦手だ。

何よりも、子供の頃はかからなかった維持費だったのに、大人になったら負担しなければならない維持費があるというのが受け入れられない。

もしかしたら母がクリーニングに出していたかもしれないけど、少なくともお高い服なんてなかったから服の修理やらクリーニングやらがあまり必要がなかったし、壊れていたら捨ててた。でも大人だから、そうもいかない。ひとつひとつのものを大事にしないと、全とっかえするのはあまりにも現実的ではない。そうでなくても、社会人5年目となると1年目に買ったスーツなどの服がガタが来る時期になるので、買い替えが発生するというのに。まだ着られるものを「破けた」「汚れた」みたいな理由で捨てるわけにはいかない。

 

金がかかる。時間もかかる。仕事をしている頭の片隅に、常に「あれやらないと」が巣くっている。これも疲労につながる。

しかし、それが嫌いじゃないかもしれない。最近そう思える。

 

身の回りをきれいに保つことが好きかもしれない。わたしは自分の身の回りをきちんときれいに保たないといけないが、そうしていることが心地いい。

もともとはあまり新しいものを買うのが好きではないのだと思う。新しいものを探すのって意外と大変だし、探したら探したでどうコーディネートするかも迷う。この作業にあまり時間を費やしたくない。無駄なのだ。脳みそのメモリがこれのために費やされるのが嫌だ。いま自分の手元にあるものは、すでに「これを着たい」と思って手に取った代物で、「何と合わせる」「どういうときに着る」がはっきりしているので迷わない。

それに、クリーニングや修理に出して「きれいに保つ」行為はなんだか非日常な気がする。すっごくわくわくする。自分が大人になったと実感する。仕事をしても「大人になった」なんてちっとも思わないのだけど。不思議だね。

 

そう思っていたら、クリーニングの受取日を過ぎていたし、補修の準備もうっかり忘れていた。

こうなるから、「事務」は適度にこなしていくのが良い。来年は、8月になって駆け込みすることがないようにしよう……。よくないね。

 

 

近況報告:チェロを始めた理由

 

気づいたら6月が終わっていました。

月1回はブログ更新したかったんですけど、ここ最近の忙しさが人間のレベルを超えていたので仕方がない。いや、仕事の拘束時間はそんなに多くはなかったんですが(それでも22〜23時帰宅とかもあったけど)、土日も含めて忙しかったです。

とりあえず近況だけはメモっておきたいので、今回はずらずら書いていこうかな。

 

バイオリンと迷ったのですが、結局先月からチェロ教室に入会して、チェロ弾き始めてます。結婚相談所を辞めた理由は前のブログにも書いたのですが、もともと「辞めようかな」と思っていたのが、友人が「好きだから」という理由それのみで語学教室に通い始めたのもあると思うんですよね。それを聞いたらわたしもやりたいことやりたくなっちゃった。

実際、約2万円の月会費を支払って、好意を持っているわけでもない人とデートするのって苦痛。多い時は仕事帰り含めて週3〜4日、毎日違う人とデートしてましたが、相手が自分の好きな人でもこれは結構きついと思います。

 

幼い頃、ホテルディナーに連れて行ってもらいました。高層階の夜景を眺めながらノンアルコールカクテルを楽しんでいると、綺麗なドレスを纏った女性がバイオリンを引っ提げて現れ、ピアノ伴奏と共にわたしの目の前で情熱大陸をはじめとした一般ウケのいい曲を何曲か披露してくださいました。オーケストラなどにはあまり馴染みがなかったので、それが初めての生バイオリンだったかな。とっても素敵で楽しい時間でした。

自分は打楽器しかやったことがないというのもあって、きちんと音階を奏でられる楽器には憧れがありました(鍵盤楽器とか打楽器もあるけど、あれば別)。吹奏楽部に入っているとやはり器楽のほうが馴染みがあり、弦楽器にはなかなか縁がなかったのですが、改めてクラシックや器楽曲を聴くようになった今になると、弦楽器をやってみたくなったんですよね。あと、今は吹奏楽団に入っているけど、この先一人暮らしするために地元を離れたら、新しく住むところには吹奏楽団がなく管弦楽団しかない可能性もあるから、というのもありました。とくに都内は管弦楽団のほうが多いイメージですが、管弦楽団となると打楽器はそんなに数がいらないので募集がないんです…。

クラシックで使用される弦楽器、パッと思い浮かぶもので、バイオリン・チェロ・ビオラコントラバスがありますが、ビオラは素人向けではないだろうし、コントラバスはでかすき&吹奏楽でも見慣れている&あまり主旋律をやらせてもらえないのでなし、としました。残るバイオリンとチェロですっごく迷ったのですが、将来的にちゃんとアマチュアオーケストラに所属したいとなると、バイオリンはあんまりかな、と。

それと、高音より低音の方が好みだからというのもあります。打楽器でも、音階があろうがなかろうが高い音が出る楽器と低い音が出る楽器があって、個人的な区分けは前者がスネアドラムやグロッケン、シロフォン、後者はバスドラムティンパニ。わたしが好きなのは、チューバなどといった低音楽器と同じリズムが多いバスドラムバスドラムはすごいんですよ。本当に基本となるリズムを奏でる楽器で、マーチの主役はバスドラムだと勝手に思ってます。ディズニーパレードでもバスドラム奏者は唯一イヤモニ(?)をつけており、実質的な指揮者扱いになっているようです。
そうそう、低音って高音よりも重要なんです。高音は高音らしいパートしかできないし、だからといっても同じ楽器を演奏する人は自分以外にもたくさんいるわけで、その人たちの中で必ず主旋律やソロを任せてもらえるわけではない。でも低音って、吹奏楽基準にはなりますがそこまで人数いないからそういう競争がないし、変なハモリもあまり聞かないし、たまに主旋律やるし、それなら低音が一番おいしい気がします。

チェロは低音の役割だけに止まらないし音域が広いのもとっても魅力に感じて、チェロにしてみました。常に座って演奏できるのも魅力!打楽器はずっと経ってるからね…。
小学校時代は合唱部だったわたしが中学校で吹奏楽部に転換した理由の一つに、「ずっと立ちっぱなし辛い」というのがあったのですが、吹奏楽でも立ちっぱなしだった…。今度こそ座ります。

 

 

習い始めて悩むのが、楽器の購入問題ですね〜。

上達のためには購入しないと上達しないな、と思います。でも、置く場所もないし、戸建てとはいえ騒音問題がある。うちは母がうるさいのを好まない人なので、ミュートできるとはいえ本物のチェロを購入するのはきついかもって感じです。もし本物のチェロなら、お値段は今の段階ではとにかく安い中国製の量産品やレンタルでいいかなっていう感じなので悩みはないのですが。

 

今の所最有力はヤマハのサイレントチェロのうち、折り畳みもできる一番安いモデルなのですが、これも弦をこする音は消せないらしいので悩みどころです(しかも人の話し声レベルには音が出ちゃうらしい)。音を消せないなら安いアコースティックチェロにミュートつけるのでもいい気がするし…実際手に取って比べてみないとわからないですね。

jp.yamaha.com

 

チェロの楽器購入は、今年のボーナス使途にもよるかなと思っているので今年中に買えるかわからないのですが、来年中には欲しいです。

今年はスイスぼっち旅行を予約しているのですが、その催行決定が今の段階でも確定していないので、もしスイス行けなかったらきちんと買うつもりですが…やはりアコースティックにするかは迷いますね。

スイスはオフシーズンにあたる晩秋〜冬の時期に予約しているので、それまで長く待つことにはなりますが、9月ごろまでに確定しないようであれば、諦めてチェロ買います。今年はどうもスイス旅行が推されているらしいので行けるものなら行きたいのですけどね。今年行けないなら来年豪華にあちこち行くことにして、諦めよう、わたし。

 

 

本当は断捨離の話をメインにしたかったのにできなかった。笑

また書きます。今回はここまで。

 

結婚相談所やめたよって話

※文章ごちゃごちゃで大変見づらいです、すみません。

まだやってたんかいって感じですけど、おおよそ3年ほど入っていた結婚相談所をやめました。

 

成婚はしませんでした。

 

いやーね、結婚できるかと思ったんですよ。でもなかなかうまくいかなかったです…。

そもそも自分が本当に結婚したかったのかもすごく怪しいままに、ずっと活動してきたと思います。彼氏が欲しいとか、結婚したいとか、そういう気持ち、たぶんわたしにはいままでもずっとなかったんだと思います。

それでも、きっといつかはあたりまえのように結婚して、子供ができて、穏やかな家庭を築きたくなる。そう思って、自分と同じ目的と同じ目線を持ち、お互いを思い合える人ならいいと思っていました。

 

*****

 

高校生の頃、少女漫画が大好きだった友達とちがって、わたしはずっと他人がおそろしく、不確実なものが苦手な子供でした。家族というもののありがたみとかがわからないタイプでした。

わたしにとって、家にいる男性陣はわたしよりも強そうに見えるのにずっと弱くて、頼りなくて、それでいて怒鳴り散らし手が出るような人でした。精神的にも不安定な状況にさらされていて、あの頃はすごく傷ついていました。しかし、そんな中でも、家族の中で一番小さい存在だったわたしが一番強い人間でした。自分が傷つかないように自分をコントロールしていたからだと思います。ずっと苦しい環境に晒されていたと今なら思うけれど、それでも自分が折れることはなかったです。わたしにはわたしの人生があって、それをくだらない家族なんかのせいで台無しにされたくなかったです。内弁慶な父や兄を、正直なところ尊敬していませんでした。今はそんなことないですが、少なくとも当時はそうでした。

両親がいなければわたしはここまで育っていません。兄がいなければ、わたしももっと弱い存在だったかもしれません。しかし、あの頃わたしが父や兄に抱くのはせいぜい感謝のみで、リスペクトではありませんでした。しょうもないことに声を張り上げて怒りを表現したり、突然大声で泣き出したり、暴力を振ったり、傷ついたことを泣き喚いて、慰めてもらうだけ慰めてもらって自分はテイカーのまま。そんなやつらでした。

そんなときに、崩壊しそうな家族を精一杯の力で守っていたのは母でした。

 

母は強い人でした。結婚してから、苦労の多い人でした。嫌いなところもあるけど、そこはすごく尊敬しているところでした。お金のことでも、父のメンタルや仕事のことでも、兄のことでも苦労させられてましたが、家族を繋ぎ止めてくれました。わたしは父と兄の嵐が過ぎ去るのを待つだけでしたが、母はそれを切り開いて導く方でした。

母のようになれる自信はなかったです。しかし、家庭を築くには、母のように思いやりをもって他者に接してあげられる人にならないといけないのだと思います。そう思うと当時のわたしにとって結婚だのなんだのは遠いものだったなと、思います。

 

*****

 

婚活は、そもそもがまだ23歳の時に、仕事というものが嫌で嫌で仕方なくて始めたのがきっかけでした。

職場では暴言を吐かれたり、ものを隠されたり、陰で嘘を流されたり、教えてもらえるはずのことを教えてもらえなかったりといじめられました。営業職もなかなか自分に合わず、次第にお客さんと話している時に急激な腹痛・吐き気・眩暈に襲われ、電車の中で冷や汗と吐き気が止まらなくなり、職場での独り言も増えて、すこしずつ自分が心身ともに痩せ細っていきました。わたしは強いはずだったのに、耐え難い苦痛でした。

パワハラ環境に置かれて疲れ切ってしまい、結婚してお金に苦労のない専業主婦になりたいと、半ば冗談、半ば本気で思っていました。

 

でも、その気持ちも続かなくなってしまいました。

 

仕事がどんどん楽しくなった。たくさん評価してもらえて、責任もちょっと増えた。メンタルが安定してきて、土日や平日の夜に、自分の趣味の時間を持てるようになった。

ならもう結婚いらないじゃんって思いました。当時24歳になっていたわたしは、23歳の頃と違ってギリギリの精神で働いているわけじゃないし。仮に自分がダメになっても、わたしだけなら生きていくこともできるし、死ぬこともできる。

そんな身軽な立場にいるのに、「家族を作る」「家庭を築く」というような余計な責任とか持ってしまって、もし将来、前の職場でのわたしようにギリギリまで追い詰められてしまったら?もし、やりたいことが他にもできたら?
わたしはもうどこへも逃げることができないかもしれない。やりたいことも、目前で諦めなければならないかもしれない。

 

そんな人生、嫌だなと思いました。自分が主役じゃない人生って想像できない。わたしは高校生のあの頃のように、家族という離れることすらできない存在に縛り付けられて、部屋の隅っこで嵐が過ぎるのを待つしかない状況に陥るのはごめんでした。母のように、極限状態においても家族に寄り添うことだってごめんでした。

だから、本当はわたしは結婚って向いてないんだと思います。自分には、家庭を築くのって無理かもしれない。そもそも父や兄を見ていると男性って信用できないし、自分に母性はないし。

 

でもせめてそれが、自分にとってリスペクトできる存在であれば違うのかな、とも思いました。そう思い始めるようになったのは、25歳になる頃でした。

 

結婚相談所は入会早々に面倒になり休会していましたが、そんなふうに年を重ねていくことによって少し自分の心境にも変化が現れはじめました。その頃には一人で仕事ができるようになり、なかなか任せてもらえる機会の少なかった住宅ローンの契約などで職場を訪れる若いカップルと顔を合わせるようになりました。みんな、とても幸せそうで、とても憧れました。

住宅ローン契約が夫婦にとって幸せな契約か否かはさておいて、新婚さんやまだ赤ちゃんが生まれたばかりの夫婦が、そうやってわたしの目の前を何度も通り過ぎました。きっと、いつかはわたしも家族が欲しくなるんだろうな、と思いました。あまり憧れていなかったけれど、もしかしたら、なんて思いました。

そこで、「リスペクトできる人を探そう。そうしたら、わたしでも家庭を持てる自信がつくかもしれない」と前向きに考えられるようになり、長期の休会から復帰しました。

 

しかしそれと同時に、「どれだけ頑張ってもうまくいかないのであれば、婚活をやめよう」とも決めていました。

自分にとって一番大事なのは自分の幸せ。言わずもがなそれのみです。
一緒にいて無理ある人と結婚する必要はありません。直感的に「嫌だ」と思ったらそれが正しいですし、直感的じゃなくても「嫌だ」と思う出来事があったらお別れするのが正解。

わたしは幸せになりたい。家庭を築きたくない人とは絶対に一緒にならない。

 

いろんな人と会い、その都度、お別れをしました。みなさん素敵でしたが、家庭を築きたいとは思いませんでしたし、先方もそう思っていたように見えました。

 

最後に会った人とはちゃんと真剣交際まで行って、将来どこで生活するかなどもきちんと一つずつ話し合っていました。

好きだという気持ちはわたしには湧き出てこない感情ですが、ちょっと気弱だけど優しい人だというのはわかりました。わたしにとっては全くもって気の合わない人でしたが、結婚ってそんなもんじゃないかなぁ、話してて価値観さえ合えばいいんじゃないかなぁと思いつつ会ってました。

 

結局、相手の両親が強すぎて、断念しました。こちらとしては受け入れ難い要求がどんどんエスカレートしていきました。先方の親に、婚約もないにも関わらず、わたしが仕事を辞めなければならないレベルの遠方まで引っ越して同棲をするよう言い付けられ、向こうも「親の言うことに従って欲しい」とまで言い始めました。

わたしとしては、大切なことは当事者同士で考えたかったというのが一番でした。それに、何かこちらに要求するのであれば、わたしの立場も考えて欲しかったです。

「本当に価値観が合うのか否か、同棲して確かめてほしい」とのことでしたが、わたしはそんなことのために仕事を辞め、サークルを辞めなければならないのでしょうか。婚約もしていないのに?


もし同棲したとして、価値観が合わないなら、無職でその辺りに友達もいないわたしをポイでもする気なのでしょうか?

それは、責任ある大人の考えることなのだろうか…?

不慣れな土地にひとりぼっちで引っ越して、その上仕事を辞めたら、生きていけないんですよ。

他人事だからって甘く見てませんか。

 

シンプルに、一人の人間として考えてもらえてないなと思いました。

こんな人ばかりか、と。やっぱりな、なんて。

 

母に婚活の相談なんて一切しなかったけど、流石に怒りが湧いて、ちょっと愚痴っちゃいました。母は、「こちらに対して失礼な人だ」とだけ口に出していました。

 

なんかもう、疲れちゃった。リスペクトがどうとかどうでもいい。

このまま辞めてもいいよね。

 

*****

 

結婚相談所の担当者には「辞めます」とお伝えして、辞めることとなりました。

ついでに、友人が「語学習ってて楽しいよ〜、やっぱり趣味って最高だよね〜」って言っていたのを聞いて、わたしも趣味としてヴァイオリン教室に申し込みしました。
(友達に「行動力えぐい、こないだやりたいって言ってたばっかじゃん」と言われました。)

 

結婚相談所の月会費がまるっと、ヴァイオリン教室の月謝になりました。

不思議なほど、心のうちは凪いでいます。

 

邪な気持ちから始まった結婚相談所での婚活ですが、いろいろと自分の内面と向き合うきっかけにもなり、そして最終的には辞める選択肢を取ることとなりました。

「辞める」という気持ちになってから、ちょっと身軽になりました。ここ数日は断捨離にハマっていて、身の回りを綺麗に整えています。ヴァイオリンが欲しいからスペースをつくりたいし、実家も出たい。多い時は週4回誰かとデートしていましたが、そういうのがなくなって、楽です。疲れて後回しにしていたことを一通りやっている、そんな状況です。

 

 

そういえば、先日会った友人は、「彼氏がクズなんだよね(ニュアンス)」と笑っていました。

それから、「好きなんだよね」と言っていました。

 

わたしもそうなれたらよかったのにな、と思います。

わたしから見ても友人の彼氏はモラハラクズ野郎ですけど、でも好きだし、付き合いも長いから一緒にいられるんだろうな。幸せなんだろうな。

幸せって人によって違うから、側から見ているだけでは幸せかも判定つかないし、自分の幸せすらもちゃんと意識して形づくらないと曖昧で、難しい。そう思うと、わたしの幸せってたぶん、まだまだたくさんそこらへんに転がっている気がしてならないです。

わたしの場合、結婚じゃなくてヴァイオリンでも仕事でもなんでも、自分が好きなものを好きなだけ全力でやってこそ、後悔はなくなると思うのです。それこそが今のわたしにとって最大の幸せのようです。結婚相談所で会った人は、わたしの立場を軽んじていたけれど、そんな人と一緒になっても幸せにはなれないです。そんな人なんかよりもわたしをもっと大切に思ってくれる家族や友達はいるし、わたしを大切にしてあげられるのはわたしだけのようです。

婚活中はなかなかできなかったけれど、本当はもっとお金も時間もかけて取り組みたい物事がありました。これからもまだ、わたしにはチャンスがあると思うと、すでにワクワクしています。それを踏まえると、今思うのは、まだ、自分の人生の主役は自分のままでいい。

 

まだ、わたしは頑張れます。