新番組のお試し視聴です。第一次世界大戦の頃を舞台に、謎のスパイ養成部門D機関を巡る物語のようです。
第一次世界大戦を前にした頃、帝国陸軍の結城中佐によってD機関というスパイ養成部門が発足しました。そこには士官学校出身者は1人もおらず、その他の学校から集められた卓越した力の持ち主8人が集められていました。彼らは軍組織の中にありながらも、型破りな人物ばかりでした。彼らは医療や通信、金庫破りなどの様々な技術を仕込まれていたのでした。
そんなD機関に、監査という名目で佐久間中尉が派遣されました。佐久間はそこで士官学校とはあまりに違う生活ぶりに、驚き呆れました。なんとD機関には、門限がありませんでした。8人の青年たちは、連れ立って平気で夜遊びにも出かけます。そんな彼らを尻目に、佐久間はあくまでも軍人としての規則正しい生活を貫きます。
そんなある夜、夜中に目を覚ました佐久間は、8人が食堂に集まってポーカーをしているのに気づきました。そこで佐久間も、彼らの仲間に加わってポーカーをすることにしました。その勝負で大敗してしまった佐久間でしたが、実はそこで行われていたのは、単なるポーカーではありませんでした。なんと佐久間の背後にいた男が、佐久間の手を盗み見て別の男に教えていたのでした。
それを知った佐久間は、卑怯だと怒りました。しかし、彼らは平然としています。彼らが行っていたのは、ポーカーではなく、ジョーカー・ゲームと彼らが呼んでる遊びだったのでした。そのゲームでは、それぞれが自分の好きなように相手に情報を伝えます。しかし、その情報は全てが真実とは限らず、偽の情報も紛れ込んでいます。その中から情報をより分けて、自分の必要な情報を手にしたものが勝つというゲームのようです。
それを聞いても怒りがおさまらない佐久間の前に、結城中佐が現れました。結城中佐はジョーカー・ゲームを、国際政治の世界に例えました。そして、今回このゲームに敗れた佐久間こそが、今の日本の現状だと教えたのでした。さらに中佐は佐久間に、スパイだということが敵に見抜かれたらどうするかと問いました。佐久間は、敵を倒すか、それがかなわないから自決すると答えました。しかし、それはスパイにとって最悪の選択だと中佐は断言しました。
敵を殺しても、自分が殺されても、そこには警察が関わってきます。それはスパイにとって、致命的な事態です。そうならないためにも、敵を殺さず自分も殺されない。それが大切だと中佐は言うのです。
そして中佐は、ある使命を佐久間に与えました。日本に在住のアメリカ人が、日本の暗号についての情報を盗み出したというのです。佐久間は他の8人と共に、憲兵になりすましてその証拠をつかめと命じられました。
目的のアメリカ人の元へと赴いた佐久間たちは、その男の家を徹底的に家捜ししました。しかし、彼がスパイダという証拠は見つかりません。おまけに家捜しをする前に、8人の1人・三好が証拠が見つからなかったら隊長である佐久間が腹を切ると煽っていたのです。
徹底的な家捜しをしても、証拠は全く見つかりません。それどころか、その屋敷は先に別の憲兵の手によって、すでに家捜しされた後だったのです。今回その任務をD機関に与えた陸軍の上層部は、あえて失敗する任務をD機関に実施させて、D機関の存在を抹消しようとしていたのです。佐久間はそのとばっちりで、窮地に追い込まれてしまいました。
まだわからない部分が多いですが、第1話としては面白かったです。この時代の空気にすっかり洗脳されて、お国のためになら命を捨てることさえいとわない佐久間を、D機関の青年たちは状況が変わればあっさりと考えを翻すとばっさり切りました。彼らの指摘は、現代に生きる私たちにも通じるところがあり、心に刺さりました。
第一次世界大戦を前にした頃、帝国陸軍の結城中佐によってD機関というスパイ養成部門が発足しました。そこには士官学校出身者は1人もおらず、その他の学校から集められた卓越した力の持ち主8人が集められていました。彼らは軍組織の中にありながらも、型破りな人物ばかりでした。彼らは医療や通信、金庫破りなどの様々な技術を仕込まれていたのでした。
そんなD機関に、監査という名目で佐久間中尉が派遣されました。佐久間はそこで士官学校とはあまりに違う生活ぶりに、驚き呆れました。なんとD機関には、門限がありませんでした。8人の青年たちは、連れ立って平気で夜遊びにも出かけます。そんな彼らを尻目に、佐久間はあくまでも軍人としての規則正しい生活を貫きます。
そんなある夜、夜中に目を覚ました佐久間は、8人が食堂に集まってポーカーをしているのに気づきました。そこで佐久間も、彼らの仲間に加わってポーカーをすることにしました。その勝負で大敗してしまった佐久間でしたが、実はそこで行われていたのは、単なるポーカーではありませんでした。なんと佐久間の背後にいた男が、佐久間の手を盗み見て別の男に教えていたのでした。
それを知った佐久間は、卑怯だと怒りました。しかし、彼らは平然としています。彼らが行っていたのは、ポーカーではなく、ジョーカー・ゲームと彼らが呼んでる遊びだったのでした。そのゲームでは、それぞれが自分の好きなように相手に情報を伝えます。しかし、その情報は全てが真実とは限らず、偽の情報も紛れ込んでいます。その中から情報をより分けて、自分の必要な情報を手にしたものが勝つというゲームのようです。
それを聞いても怒りがおさまらない佐久間の前に、結城中佐が現れました。結城中佐はジョーカー・ゲームを、国際政治の世界に例えました。そして、今回このゲームに敗れた佐久間こそが、今の日本の現状だと教えたのでした。さらに中佐は佐久間に、スパイだということが敵に見抜かれたらどうするかと問いました。佐久間は、敵を倒すか、それがかなわないから自決すると答えました。しかし、それはスパイにとって最悪の選択だと中佐は断言しました。
敵を殺しても、自分が殺されても、そこには警察が関わってきます。それはスパイにとって、致命的な事態です。そうならないためにも、敵を殺さず自分も殺されない。それが大切だと中佐は言うのです。
そして中佐は、ある使命を佐久間に与えました。日本に在住のアメリカ人が、日本の暗号についての情報を盗み出したというのです。佐久間は他の8人と共に、憲兵になりすましてその証拠をつかめと命じられました。
目的のアメリカ人の元へと赴いた佐久間たちは、その男の家を徹底的に家捜ししました。しかし、彼がスパイダという証拠は見つかりません。おまけに家捜しをする前に、8人の1人・三好が証拠が見つからなかったら隊長である佐久間が腹を切ると煽っていたのです。
徹底的な家捜しをしても、証拠は全く見つかりません。それどころか、その屋敷は先に別の憲兵の手によって、すでに家捜しされた後だったのです。今回その任務をD機関に与えた陸軍の上層部は、あえて失敗する任務をD機関に実施させて、D機関の存在を抹消しようとしていたのです。佐久間はそのとばっちりで、窮地に追い込まれてしまいました。
まだわからない部分が多いですが、第1話としては面白かったです。この時代の空気にすっかり洗脳されて、お国のためになら命を捨てることさえいとわない佐久間を、D機関の青年たちは状況が変わればあっさりと考えを翻すとばっさり切りました。彼らの指摘は、現代に生きる私たちにも通じるところがあり、心に刺さりました。
最終更新日 : 2022-10-30
Gremzキーワード:酸性雨! タイトルだけとりあえずアップ^^;→9日にひと言・・ *新番組*『ジョーカー・ゲーム』 第1話 ジョーカー・ゲーム(前編) アドバルーンだ! 今期こういう大人っぽい雰囲気の作品に当たらなかったのでうれしい。 声優さんが豪華。 し... …
2016/04/09 17:19 マイ・シークレット・ガーデン vol.2