2014年09月 : キイロイトリ3776のブログ

キイロイトリ3776のブログ

平成後半に10年がかりで富士山御百度参りを目指した自分用の覚書と、その後の備忘録です。アクセスは電車バスがメインで、山経験はなく、体力は年齢相応か、それ以下です。膝痛が悪化して、日帰り富士登山はそろそろカウントダウン。 P.S. キイロイトリ好きです。

2014年09月

塔ノ岳を後にし、金冷シを直進して鍋割山稜を行きます。左下に続く階段は、登ってきた大倉尾根
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表示はありませんが、ここが二股分岐だと思います。鍋割山稜の中間くらい。
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稜線を外れて、踏み跡にそって行くと、気持ちよさそうな下り坂が続いています。多分、気持ちよさそうなのは、ここから見える範囲だけ?おそらく小丸尾根だと思うのですが、ガイドブックによると、かなり急な尾根のようです。
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花立山荘かな。
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登ってきた大倉尾根を眺めることができます。
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鍋割稜線に戻り、ブナ林をゆるゆる。イメージ 7
多少のアップダウンはありますが、鍋割山方面に向かう道は、相対的にラク。イメージ 8
逆に、塔ノ岳方面に向かう場合は、階段などがちょっとキツイかも。
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ひらけたところで、木の階段を一気に降ります。
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そして、最後の登り返し。この登りを詰めると、鍋割山の山頂がすぐ先に確認できます。
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右後ろを振り返ってみました。
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あの高いところが塔ノ岳かな。
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塔ノ岳から1時間の山稜歩き。イメージ 14
鍋割山到着。
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鍋焼きうどんの待ち時間が30分以内だったら、頂こう、と心に決めて、いざ。
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「今なら5~6分でできますよ~。ザック置いて、名前と個数書いて、小屋の中で待っててくださいね」
 
ヤッタ!(((o(*゚▽゚*)o)))これは悔しい1日の、せめてものお慰め。
 
富士山だと、普通、小屋の中には入れないので、居ちゃいけないような気がしてソワソワ。(←ひょっとして、富士山以外の山小屋に立ち寄ったのは初めてかも)
 
こちらの山荘では、麓の沢に空のペットボトルを置いて、体力に余裕のある登山者に、水を汲んできてもらっています。ペットボトル、と聞いたときに、私も1本くらいなら協力できるかも!と思ったのですが、なんと、ペットボトルは2リットルのもの。500ml1本と思っていた自分が恥ずかしい・・・。写真左下の、たくさんのペットボトルがそれ。
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本日の鍋焼きうどん。かぼちゃの天ぷら、ほうれん草、油あげ、ネギ、しめじ、えのき茸、なめ茸、なると、卵。お山の上で、これは大満足。ごちそうさまでした。もう少し寒くなったらたまりませんね~。
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たっくさんの人が、鍋焼きうどんをすすっています。
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靴を脱いで、草むらで寝転んだり、ビール飲んだり、みなさん、リラックスしていますが、ヤツに噛まれたりしないんでしょうか。私は、うどんをすすっている時も、なるべく開けたところを選び、ちょっとでもカサっというとドキドキしていました。
 
満足して下山します。
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ここから、林道まではちょっとしんどい下り。
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下山開始後40分くらいで、後沢乗越を左へ。流石に登ってくる人は、ほとんどいないと思っていましたが、ここですれ違いました。泊まる風貌でもなかったけれど、大丈夫かしら。
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ここから少しの間、急な下りになるので、ゆっくり慎重に下りていきます。すぐに土道に変わって歩きやすくなり、沢に合流する手前でまた少し急に。
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滑らないよに、流れを横切って、木の橋を渡れば林道へ。
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林道も、最初は石がゴロゴロしていて歩きにくいですが、5分もすると、随分歩きやすくなってきます。ここから5km以上ありますが、風情のない舗装道路ではなく、沢沿いで気持ちよく歩けます。
 
途中、カサっと帽子の上にかすかな音を感じました。落ち葉かなにかが、舞っただけだと思いますが、奴は上からも攻撃すると聞いたことがあったので、慌てて、帽子をとって確認・・・。
 
神経質すぎ?虫、すっごい苦手なんで、夏の低山は絶対ムリ。私は、難易度の高い山には行きませんが、なんでもないところで滑落しそうなのは、登山道で急に蜂や虫が現れた時だと思います。こればっかりは、身体が勝手に逃げてしまう。まさに、反射。危ないので、気をつけなくては、と思っていますが・・・。
 
林道入口まで来ました。
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前回、ここからバス停まで、スグかと思ったら、そうでもないことは分かったので、バスの時間を計算して、慌てずに。16時までは20分に1本くらいありますので心配なし。
 
あれ?前回は、ここをまっすぐ降りて行ったのですが、今日は柵が閉じられていて、標識が左の山道を迂回するように案内されていました。もしかして、前回は、柵があいていたので標識を見逃していたのかもしれません。
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土道から舗装道路になりました。
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民家の脇に出ます。
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16:22、ただいま。
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バスは38分だと思い、のんびり靴洗い場で、シューズの土を落としていたら、30分くらいにバスが発車。
「???」
と思ったら、混雑している時期には、増便していて、待機しているバスがある程度満員になると、先に発車するとのことでした。もちろん、その後、すぐにもう一台のバスがきて、38分に発車しました。小田急線は混んでいるので、帰宅するまで打ち上げは我慢しました。(下山が怖いのと、WCの心配があるので、お山では飲めません)
 
******コースタイム******
9:05        大倉バス停
9:52        見晴茶屋
10:45      堀山の家
11:03      戸沢分岐
11:30      花立山荘
11:46      金冷シ
12:03      塔ノ岳
 
12:36      塔ノ岳
13:09      小丸尾根分岐(多分)
13:38      鍋割山(鍋焼きうどん♪)
 
14:10      鍋割山
14:51      後沢乗越
15:08      林道へ
16:08      林道入口
16:22      大倉バス停
 
大倉バス停から塔ノ岳            2時間58分
塔ノ岳から鍋割山         1時間3分
鍋割山から大倉バス停           2時間12分
 
総歩行時間                          6時間13分
 
****** 
少しは、富士トレになったかなぁ・・・
標高差はそこそこだとしても、酸素はあるからなぁ・・・
10月は、いよいよ終バスが16時になりますが、登頂したいです。
来週は、もしかしたら山小屋泊デビューできるかも?
どうか、行けますように
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2014.9.27 Sat 晴れ
 
小田急線渋沢駅からバスで大倉へ。ここは、日中であれば本数も多く、登山口までも近いので電車ユーザーには便利です。バスは、立っている方が、3~4人。9時近いので、山のスタート時間のピークは超えたようです。
 
ヤマビルは、9月ぐらいまで危険、とのことですが、そろそろ涼しくなってきたので、もう潮時だろうと思うも、やっぱりちょっと怖い。ザックのポケットには、塩をひとつまみ、備えています。
 
大倉尾根からの塔ノ岳は、2回目なので、道のイメージはあります。富士山の練習になるように、用意したザックの荷物はそのままで、さらに1リットル水を追加して、ストックなしでチャレンジ。前回は、途中の階段で、かなりストックに頼っていたので、今日はどこまでがんばれるか。富士山に行くことを思えば、これぐらいでヒヨっちゃならぬ。
 
9:05、大倉バス停スタート。
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まずまずの人出。これだけいれば、ヒルにやられる確率も落ちる?
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このあたりまでは、まだまだゆるゆる登ります。
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木々が開けると見晴茶屋。
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この見晴茶屋の裏手から、急な土道の階段が始まります。
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「キツくって、もう止まっちゃおうかな~」
と思う頃になると、絶妙に傾斜が緩んで休憩ゾーンに入る大倉尾根。見晴茶屋から20分の地点。ここで息を整えると、この先またすぐに急登が始まります。
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このあたりの階段は、段差もなかなか高くて、ストックが欲しくなりました。駒止茶屋は休業中でしたが、ほとんどの方は、その近辺で小休止。
 
2リットルのペットボトルの詰められたダンボール、2箱背負って塔ノ岳山頂まで向かっていました。スゴイ。
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堀山ノ家。ここを越えると、
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足場がザレてきます。
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よっこら、どっこい、時折、岩に手を添えてヨジヨジ。
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「戸沢」っていう方面に行ける分岐。
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分岐から、顔を上げると、木の階段すぐ上に頭上が開けてきます。前回は、このあたりで、稜線に出たと大勘違い。空が開けてからも、もうひと登りあるんです。
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あれっっ?フジアザミ?
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立派なリンドウ。実物は、もっと青みが強くて綺麗でした。持って帰って、玄関に飾りたい。
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これ、これ。前回は、ここで息が上がってしまったんですよ。2度目だから、ここがきついのは承知の助。
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背中に強い日差しを受けながら、ジリジリ行きます。大倉尾根は、お昼くらいまで、登っている背後から日が当たるので、顔面直撃はまぬがれて、助かります。
 
この階段、微妙に見えていた最後のところまでくると、もうひと区間階段が見えてきてガックリするわけですが、最後に「かき氷」の旗がチラチラ見えてくると、花立山荘。ここで、ようやっと稜線らしくなってきます。
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真鶴半島が見えていました。
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当然こちらも。
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現在、11:30、今頃、本7合目の見晴館にいたはずだったのに・・・
 
「バ○やろ~~~~っっ、登り納めかもしれない貴重な9月の1日を返せ~っっっ」
 
っと、○゛カ尾根で叫びたかった・・・。富士山にも、塔ノ岳にも、周辺のハイカーにも罪はないので、叫びませんが。
 
やっぱり、フジアザミですね。
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なんとかここまで来ました。気持ちのいいお天気です。
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鍋割山稜とぶつかるT字路、金冷シ。右折して塔ノ岳への最後のアプローチ。
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正午をちょっとまわって12:03、登頂。
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約3時間。前回は、ストックあり、荷物軽めで、3時間25分だったので、この夏の富士山詣でが少しは役立ったかな。
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雲が多くなってきて、稜線がよく見えませんでした。
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いつの間にか、富士山も雲隠れ。綺麗に見えていると、私が悲しむので、隠れてくれたのかも、と前向きに。
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ちょうどお昼時なので、みなさん、思い思いのランチタイム。もちろん、ビールもたくさん見かけました。
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のんびりしたので、これから鍋割山に向かいます。
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(つづく)
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富士山に振られてしまったので、一旦帰宅。山小屋に届け物があったので、その荷物を置き、さて、今から出掛けて、富士山がわりのトレーニングができそうな山は…。

ひたすら登りの大倉尾根くらいしか思い付かず。悶々としたまま渋沢駅に向かいました。

ふぅぅ
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今シーズン、土曜日のお天気がこれほど安定した予報だったことはあったかな。

9月最後の週末で、お天気も、体調もまずまず。金曜日は珍しく飲み会がなく、景気付けにジャンキーな「二郎」を食して早々に帰宅。ザックにニット帽とネックウォーマーを追加して、ひさびさに21時就寝。

で、目覚めもよく、張り切って出発するも、電車が緊急停車。5分の遅れのせいで東海道線に乗り継げず。

あぁぁぁっっ、行っちゃった…(;_;)/???

それに乗れないと、本数の少ない御殿場線、5合目行きバスに乗り継げないのでした。

吉田方面なら間に合うかも?と、時刻を調べるも、これまた3分前の列車じゃないとバスに飛び付けなかった。

万事休す。

きっぷの払い戻しをしている間に、御来光。いいお天気の中、悔しさ一杯で帰宅しました。

マイカーの人が羨ましい…(T-T)
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今日は、久しぶりにオンボロ「トレクスタ」を履いてきました。靴全体が柔らかくなっていて、足に違和感なくフィット。
「軽いし、痛くないし、やっぱりいいな~」
と思っていたら、
"ズルッッ"
油断していたら、硬い地面の上に砂がちょっとあったところでスリップ。手すりに左腕をぶつけましたが、なんとか尻餅はつかずにすみました。
 
靴底が磨り減って凹凸がなくなっているので、スニーカー状態。
 
マイトレクスタ(1万円くらい)の難点は、底の減りが異様に早かったこと、靴全体がやわらかいので、ソールも柔らかく、岩場には不向き、ってところ。富士山の通常の登山道でしたら問題ありません。
 
鎖場があると聞いていますが、こちらではありません。ここは結び目付きのトラロープ。
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大きな岩もあります。奥多摩方面の馬頭刈尾根を思い出します。(距離は全然違いますけど)
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食欲の秋。春夏秋冬、いつも食欲、飲欲旺盛・・・ギリギリ通過できてよかった・・・
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鎖が出てきました。登る分には全く問題なし。
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ここは、無理して鎖沿いに進まなくても、1mちょっと下の地面の上も歩けます。
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やや急な下り(鉄の手すりがあるので大丈夫)を過ぎると、賑やかな声が聞こえ、木々の隙間から人が見えてきました。
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鷹取山は、石切場として栄えましたが、現在はその跡を使って、クライマーが練習をしています。
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アクセスが豊富で、車道もあるので(駐車場は見当たりませんでした)、人気のようです。
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クライミングしなくても、山頂に至るルートがあります。
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階段登って~
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標高139m!(たったの?!)
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まぁ、海のそばですから、139mでも、眺めはいいです。
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先ほどのクライマーさんたちが目指していたてっぺん。
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湘南妙義というより、湘南古代遺跡。
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東屋もあります。そばにはWC(水洗)、水道もあって、なんと、ゴミ捨て場まで!(さすが、標高139m、このへんは、120mくらい?)
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岩に掘られた仏様があるので、見に行こうと思ったら、けっこう下るんですよ。戻ってくるのイヤかも。
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おぉっ。
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このまま進むと、追浜駅に出られるのですが、逗子に戻りたい私は、引き返します。
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東屋に戻り中。
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ランチ。
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それなりに、ハイキング気分を味わえるルートもあるけれど、舗装道路からすぐのアクセスもあるので、老若男女が集います。山登りされる方には物足りないので、コッヘル、バーナーは見当たりませんが、「なんちゃってアウトドア」できそうですよ。WCもあるから彼女もOK。BBQもゴミ捨て場つき!難点?しいていえば、当然、売店や山小屋なんてありませんから、食材は全て自分で持ってくること。
 
秋です。
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来た道を戻ります。帰りはちょっとだけ慎重に。わずか、慎重に行くのは2~3mくらいの間ですが。
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スリップしてヒジテツしたところ、帰りの登りでもまた滑った・・・
 
神武寺まで戻ってきました。(ーー;
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てくてく戻ります。
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山門をくぐり、東逗子駅方面ではなく、右折して神武寺駅経由で逗子駅に向かいます。
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う~ん、東逗子から来るのが、表参道、帰路にとったとちらは、裏道?うっそうとしていて、シダ系の植物が多く、ジメジメしている雰囲気。
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低い山ですが、保水力が高いようで(お肌的には、羨ましい)、ちょっとした沢のようになっているので、足元も注意しながら下山。
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こちらのルート、真夏は無理です。虫だらけでしょう・・・。
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ほどなく、舗装道路に出ました。逗子駅に向かう途中に、今は使われていないような線路を横切ったのですが・・・(↓左方向)
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ふと、右方向を見ると、隧道(トンネル)に、フツーに買い物帰りのおばちゃんが歩いていました。一応、立ち入り禁止にはなっているんですけど、近道なんでしょうね。
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逗子駅到着。
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小さな旅、終了しました。(あ、終了ではなく、家に帰るまでが遠足でしたね)
 
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