ずっとこの空の下で2

ずっとこの空の下で2

もう会えない君も今この空の下にいる。

雲門寺(安中)早春の花・セツブンソウ

昨日、安中市の上増田にある雲門寺さんへ、セツブンソウの撮影に行きました。

セツブンソウは、まだ真冬の寒さの残る早春節分の頃から、可憐な小さな花を咲かせます。

とても小さな花です。

冷たい風の中、身を寄せ合うように咲いています。

 

そのサイズはフクジュソウとの比較で。

早春の弱々しい陽の光の中で、健気に咲いています。

冷たい雨や雪、霜に耐えながら咲く姿こそ可憐です。

雲門寺さんは、増田川沿いの山中にある立派なお寺です。何年かぶりに伺いました。

こんな荘厳な山門もあります。

山門前には神秘的な参道が伸びています。

山門から石垣の壁沿いに進みます。

その先に、お寺の方々が大切に育てられているセツブンソウの咲く庭があります。

以前は見学できる曜日と時間が決まっていましたが、現在は自由に拝見できるようです。その管理も大変なことだと思います。寄付のご協力をお願いします。

素敵な花言葉。

入り口にはロウバイ。

水仙も咲いていました。

フクジュソウもたくさん咲いています。

セツブンソウはこんな感じで咲いています。

咲いているエリアはぐるっと1周出来ます。


ほんとかわいい花です。

まだ羽虫も飛んでいないような季節、どうしてこんな寒い中で咲くのでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

駐車場は山門前にあります。

庭から少し下がったところに、枯山水庭園がありました。

セツブンソウの庭の通路は狭いので、混んでいる時にしゃがんで撮影すると通れなくなるので気を付けて。

とにかくローアングルで撮影しなければ。膝が痛くなりましたが、時間を忘れて撮影するほど魅力的な花です。

 

まだ見頃は続きそうです。

寒い真冬に健気に咲く、小さなセツブンソウに癒されました。

カメラ:OLYMPUS OM-D E-M1 MarkⅡ

レンズ:M.ZUIKO DIGITAL  ED12-40mmF 2.8mm PRO

M.ZUIKO  DIGITAL  ED12-100mmF4.0IS PRO

 

 

JINSでメガネを新調・イメチェン?自分メガネ変遷史

先日行きつけのメガネ屋さんJINSにて、新しい眼鏡を作りました。

これね。

丸い感じのデザインに変えてみました。ボストンタイプってやつです。

以前は角型でした。ウェリントンタイプってのさらに上下幅が狭いやつ。

遠近両用にしてからはこのタイプの時期が長かった。JINSの遠近は2種類あって、見え具合によって遠く重視のハードと近く重視の室内用ソフトです。

3本もあるのは使い分けで、下から室内用の遠近ソフト、真ん中は車運転用の遠近ハードのグレーカラー、上が老眼です。

老眼はあまり使いません。ド近眼のメリットでメガネを外して接近すれば近くは良く見えるからです・・。

この角形も変遷がありまして。

ここ群馬県発祥のJINSさんはお値段が手ごろなのでついたくさん作ってしまいます。

レンズに傷が入ると、以前はレンズ交換するのと新しく作るのと値段もそれほど変わらず、ならば劣化したフレームごと新しくした方が良いと。

なので、同じ角形でもデザイン違いで微妙にこれだけあります。

ほんと微妙ですがどれも形が違うのです。自分としては一度決めたフレームデザインは定番としてずっと使いたいのですが、JINSさん側でもモデルチェンジをしてしまうから同じのが入手できなかったりしますので。

角型にしてたのは私の顔つきは緩めなのでシャープに見せたかったからw。おりこうさんに見えた方が仕事上も良いですからね。

私が理想としているメガネの人はたまにメガネ姿になる佐野元春さんですね。

今はグレーヘアになってこんな感じでカッコいいのです。

なので私も髪型を真似ています。もともと若白髪でしたが、仕事上若作りしたほうがイメージが良いのでずっとカラーを入れていましたけど、もう今はその必要もなく自然にグレーヘアにしています。年寄りは年寄りらしい見た目の方が生きやすいと思ったから。若作りよりもイケオジを目指す方向にしました。

行きつけの理容室の店長さんに「佐野元春さんにしてください」と髪型を依頼したところそっくりに切ってくださった。今までの無難なおっさんヘアから、サイドをツーブロックにして爽やかに。

店長さん「髪型はかなりそっくりですね。髪型は。顔は似ていませんけど」

私「うわー、似てる、イケオジっぽいし、ありがとうございます」

店長さん「髪質が似ているので寄せられました、佐野元春風ですね、風、です。顔は全く違いますけどね」

という感じで1年ほどやっていましたが、も少し穏やかな感じにしたくなった。

今度は、孤独のグルメでおなじみの松重豊さんです。こういう丸形メガネが似合うタイプになりたい。

渋くって良いですね。グレーヘアはこうでなくちゃね。なのでこの丸い感じのメガネを発注したのです。

先日理容室に行きました。

私「松重豊さんにしてください。もう似ているメガネを発注したので後戻りはできないんです・・」

店長さん「んー、無理ですね。髪質が全然違います。パーマ掛けないと無理ですね」

私「じゃあ、いつも通りで・・・」

店長さん「佐野元春風ですね」

と、いうわけで髪型は保留して、角型から丸型へのメガネ変更です。

結果、どうにも見た目は大江健三郎、になってしまいました・・・。

まあ、丸形フレームは上下幅か広いので遠近両用には見やすいので便利ですからオッケー。

なんだかんだで、過去のメガネを引っ張り出して来てみたらすごい数がありました。

遠近両用にしたここ10年ほどでこんな感じ。

それ以前の近視用の時はこんな感じでした。なんかヤンキーっぽくないか?

それ以前は高級なメガネのパ〇ーミ〇さんで作っていました。レンズもペンタックスやニコンで高級です。

なんか鶴瓶さんか山ちゃんかって感じですけど。20年位前ですね。値段は5万円くらいするのに、レンズのコーティングがすぐにダメになってレンズ交換が痛い出費でしたね。でJINSさんにしてからお手頃になって助かっています。

もうこれらは、近視の度数はあまり変わりませんが乱視の角度が年々変わって見え方が違ってしまい、レンズのコーティングもハゲハゲの傷だらけなので使えませんね。もう遠近両用に慣れてしまったし。フレームも劣化して再利用は無理っぽいです。

 

しかし、JINSさんもこのところ値段が上がった気がします・・。レンズ込みのフレームの値段は以前と変わらないのになぜか支払い額が、以前の1万円前半から中盤だったのに、2万円中盤になってしまった。

調べてみたら、以前はレンズの厚みは度数によって店側で選んで値段は同じでしたが、今は薄型レンズを選ぶと追加料金が発生します。私の薄型だと3300円の追加です。自分で厚さが選べるようになったのは良かったんですが・・。

あと、無敵コーティングという丈夫で反射の少ないコーティングを追加しています。やはり強いコーティングにしないと交換サイクルが短くなってしまうので。これの追加料金が5500円です。

それで高くなったのか・・。厚いレンズでコーティングも標準にすれば1万円前後で出来ちゃうのでお得ではあります。これに私の場合は遠近両用の5500円がさらに追加されます。

もう度数も変わらないので、今後は頻繁には買わないようにしましょうか。

ケースは今はこんな感じ。もう全色揃ってしまったか。

これ以前は表面が布地でしたね。これはかわいかったのに。

もっと以前はしょぼかったなあ。段ボールみたいな材質ですぐへこんじゃう。

こんなメガネも出てきました。ロードバイクに乗っていた頃のアディダスのスポーツメガネと、いかにもバブル期のレノマのサングラス。

スポーツメガネは湾曲したフレームなのでレンズのゆがみがひどく、道がゆがんで怖くてロードバイクに乗れないのでお蔵入り。

レノマのは30年前ので、片側ずつサングラス化できるので初期のタモリのモノマネができますw。これはなんとガラスレンズなのでJINSでプラスチックレンズに変えられるか相談してみましょう。

最近買ったのはこれ。メタルフレームとサングラス。

メタルのは岡村靖幸さんを目指したが、どう見てもさま~ずっぽくなってしまった。

サングラスはアタッチメントが取り外せるのでグレーとブラウンの2色を買ってみた。ちょっとフレームが大きいのでアタッチメントなしでメガネとして使うと似合わなかったなあ。

と、いうわけで、今後は丸形のフレームでいきます。

ぐるぐる渦巻でカトチャンっぽいし。さらに大江健三郎っぽくて髪型に合わないので、丸形で縁が薄めのメガネをまた発注してしまいました・・。

 

最強寒波の日に「男の豚汁」を作ってみた

寒い日が続きますね、奥さん・・。

奥さんは豚汁、お好きですか?

今日は奥さんのために、とっても簡単で美味しい豚汁のレシピをご紹介しますよ。

野暮な男が作る、やたら適当だけど身も心も温まる豚汁です。だから男の豚汁と名付けました。

男の豚汁、略して男汁・・・。奥さん、私の汁を飲んでもらってもいいですか?

この男の豚汁の最大の特徴は、料理の簡素化です。忙しい奥さんにピッタリなんです。

だからこれを使いましょう。もうすでにカットされ加熱調理済の豚汁用野菜セットです。

これを使えば簡単あっという間ですよ奥さん。

でもこれだけじゃあ物足りないとおっしゃるこだわりの奥さん、その貪欲さ、嫌いじゃないですよわたし。

では追加の食材。

こんなもんでいいでしょう。冷蔵庫にあったものを適当に入れてください。

肝心なのが豚肉ですね。豚汁には脂身の多い豚バラ肉の薄切りを使うことが多いですね。でもね、わたしもう歳なんで、脂身とかダメになってきてね、焼肉屋さんでもカルビは食べられなくてひたすらロースばかり食べているんですよ。

なのでこれ。

いろんな部位の切り落としですね。これだと脂身も適当に入っています。薄切よりも厚めで食べ応えがありますよね。主役なので国産の良いやつにしてみました。

食材 鍋一杯分 (一人で食べれば一人前、奥さんと二人で食べれば二人前ですよ。翌朝また二人で食べればたくさん作っても大丈夫です、奥さん・・。)

豚肉切り落とし 200~250g

豚汁用調理済みカット野菜 1袋

長ネギ 1本

生シイタケ 4個

さつま揚げ 3枚

調味料はこんな感じで用意します。

下ごしらえ開始です。

まずは野菜を切りましょうか。長ネギはザックリとこんな感じで切りましょう。

さつま揚げは煮ると膨張するので小さめに切ってください。

切った野菜は、食べる時に盛り付ける食器に入れておくと洗い物が減りますよね奥さん。長ネギとそのほかを分けて入れておいてください。

さて豚肉ですが。生の豚肉の取り扱いって注意が必要ですよね。いろいろな雑菌やらアレやらが住んでいるかもしれませんから。なのでまな板や包丁は野菜類とは別に用意したほうが良いのですが、男の料理はそんなことはしませんよ。

豚肉が入っていたトレーの中でやりますよ。塩コショウして手でよく混ぜて、手で一口大にちぎってください。

この下味をしっかり付けた方がお肉の味が際立つ気がしますよ。で、次の作業に行く前に手を良く除菌石鹸で洗ってくださいね。

次に豚汁用カット野菜ですが。これ煮た時のお汁も一緒に入っていまして、使い方としてこの汁と一緒に使えと書いてあるんですね。それやったら結構酸っぱいんですよ、酸味のある味わいなんですね。いろいろ保存用に酸味料が入っているかもしれませんので、今回は使いません。袋の上部をちょっと切って汁は捨てちゃってください。

調理開始です。

汁用の深めのお鍋にごま油を大さじ1杯くらいでいいでしょう。

お鍋にトレーから豚肉を投入して炒めます。

くっつきますので手際よく。

色が変わりましたら、豚汁用カット野菜を入れます。

続けて長ネギ以外の野菜そのほかを入れます。

良く炒めましたらお水を入れます。1リットルくらいですかね。さっきの野菜そのほかが入っていた食器をざっくり洗って水を入れて注ぎます。量はお鍋の8割くらいでいいんじゃないでしょうか。

出汁の風味を加えるためにほんだしをここではまだ少なめにキャップ1/3くらいかな。

みりんを大さじ1杯くらいかな

日本酒を大さじ2杯くらいかな。最近よく飲んでいる群馬泉の山廃酛純米。これはお燗向けの飲兵衛仕様の日本酒です。一升瓶で寒い夜にお燗して楽しんでいます。

一升瓶から直接鍋に入れたらドバドバ入れてしまいました。

これで沸騰しましたらお味噌を入れます。量は味を見ながら調整します。わたしはスプーン大盛り3杯入れました。

味噌は出汁が入っていないのにしてください。あとでほんだしとでバランスを取りますので。麹の効いた無添加高級品だと発酵の酸味が気になるので、安い大手メーカー品の方が豚汁だと私は好きですね。

チューブの生ニンニクを2センチくらいかな。隠し味程度で。あまり多く入れると札幌味噌ラーメン風になってしまうのでちょっとだけ。

さらにチューブの生生姜をこちらの風味は豚汁に合うので多めに3~4センチくらいかな。

そして仕上げに、別の食器に置いておいた長ネギを投入。

この長ネギがとろりんと煮込まれるまで煮込みます。みそ汁だと味噌を入れた後に煮込みませんが、豚汁は煮込んでオッケー。

もう味噌のシチューだと思ってください。中火にしてコトコト煮込んで。長ネギがとろけ始めたら出来上がりです。

味が足りなければ調整。出汁感が欲しかったらほんだしを足して、味噌感が欲しかったら味噌を足して調整してください。しょっぱかったら水を足してください・・。

出来ました。男の豚汁、完成です!奥さん、簡単ですよね。

これはいけるのでは?いただきまーす。

う、旨ああああああいっ。

旨あああああっ、旨ああああああっ!

こんな風花の舞う最強寒波の日に、豚汁で暖まりますよ。七味唐辛子を入れますとさらに温かくなれますよ。

今日はね、うちの妻は和菓子作り教室に出かけてしまって、私一人で豚汁作って食べています・・。たくさん作りすぎちゃったなあ。

さびしいなあ。

ねえ、これから奥さんのところにこの豚汁を持って行っていいですか?旦那さんやお子さんが留守だと良いのですが。

そしたらこの男の豚汁を一緒に飲みたいなあ。私の汁、飲んでもらえませんか、奥さん。

だから、ほら、ね?

お、奥さん・・・。

奥さああああああーーーんっ!