【告知】『写会人2024』
今回の告知は、写真展『写会人2024』です。
青山学院大学写真研究部のOBOGによる写真展で、今年で3回目になります。
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『写会人2024』
日時:2024年10月27日(日)~11月3日(日)
時間:11時~20時(初日は18時開場、最終日は18時まで)
場所:デザイン・フェスタ・ギャラリー原宿 EAST201
今回のDMは、私が撮影した写真が採用されました。
展示する作品は花の写真。
久しぶりに花の写真を展示することになります。
ご来場お待ちしております。
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写真展の告知なども行ったりしますので、是非ご覧ください。
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#61 Leica Q3と京都へ
2024年の前半も今日で終わり、後半へと折り返しとなります。6月は色々と慌ただしく、京都に行ったりしました。
京都には『Leica Q3』を持って行きました。初めて旅行で使用します。
京都市内を散策。散策しながら撮影するにはやはりコンパクトなカメラが1番。
京都に行った日は、歩いているだけで足の裏が焼けそうな暑さでした。自動販売機やコンビニで飲み物を買いながら歩き回っていました。大型のカメラだったら、さらに余計な体力を使っていたでしょう。
この日は夕飯を食べに木船の川床へ。早めに移動し、貴船神社を訪れました。
日が暮れてくると灯篭の明かりが際立ってきて落ち着いた雰囲気を感じられました。
京都市内と違ってとても涼しい貴船。マイナスイオンを存分に感じながらいただく京会席はとても美味しく、京都に来た際はまた食べたいなと思いました。大人になり、お酒が飲めるようになってわかる良さがありました。
次の日は紫陽花を撮影。お寺などを巡りました。
『Q3』のマクロモードは思っていたよりも実用的です。35mm、50mmにデジタルズームを使用した状態でマクロモードを併用すれば、画面いっぱいに紫陽花を収めることができました。
下から覗き込んで撮影した紫陽花。透明感があります。
モノクロもかなり好みです。落ち着いた雰囲気と重厚感があると思います。
今回の京都旅行では撮影と観光が半々という予定でした。撮影旅行であればレンズ交換式のカメラでもよいのですが、それらの大型のカメラを持った状態で観光はちょっと荷物が多すぎます。その点、この『Q3』はどちらにも対応でき、満足度の高い写真を撮ることが可能。荷物も少なくできるのです。今後の旅行でも『Q3』は活躍してくれるでしょう。
それではまた。
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#60 Leica Q3 デジタルズーム編
前回のブログから少し時間が経ってしまいましたが、今回は『Leica Q3』のデジタルズームの作例を撮ってみました。
『Q3』は有効画素数6030万画素。レンズは「ズミルックス 28mm F1.7 ASPH.」。デジタルズーム機能は、28mm、35mm、50mm、75mm、90mm相当の画角で撮影が可能です。『Leica Q2』では75mmまででした。デジタルズームを使用した状態で撮影しても、RAWデータは28mmの画角で撮影されたものが保存されるので、後からやぱり画角を変えたいとトリミングし直すこともできます。
記録サイズの変更をするとデジタルズーム使用時の画素数も変わります。私はデジタルズームを使うことが多いので、常に最大の記録サイズで撮影しています。今回の写真は全て最大画素の設定からデジタルズームを使用しています。画角の変化も見比べられるかと思います。
まずは通常の28mm。約6000万画素です。
35mm、約3900万画素。
50mm、約1900万画素。
75mm、約800万画素。
90mm、約600万画素。
28mmと90mmを比べると船の大きさが全然違います。ここまでズームできるのであれば、旅行では十分なのではないでしょうか。また、90mm時の画質に関しても約600万画素あれば、スマホの待ち受けやハガキサイズでプリントしても問題はありません。実用的な画質があると思います。
薔薇が咲いていたのでマクロモードで撮影。こちらは50mmです。約1900万画素もあればA4サイズでプリントしても問題ありません。
こちらも50mm。50mmのマクロレンズはよくありますし、花の撮影では使いやすいですね。
35mmでマクロモード。
こちらも35mmですが、通常モード。開放絞りのF1.7で撮影しています。通常モードの最短撮影距離ギリギリのところで撮影しているので、薔薇の花びらも途中からボケています。
90mmのマクロモード。画面いっぱいに薔薇を詰めてみました。流石に90mmまでクロップし、ISO800の設定だとノイズを感じられます。
海辺の錆びたフェンス。この日は修学旅行の団体がいました。フェンスに近寄ってずっと撮影している姿は奇妙に見えたかもしれません(笑)。こちらの写真は28mmです。
75mmにクロップしてマクロ撮影。ISO200だったからかそこまでノイズを感じられません。
最後は紫陽花の写真。もう紫陽花が咲いていることに驚きました。徐々に湿気を感じる季節ということですか…
こちらも50mmで撮影。これくらいの画角が一番撮りやすいのかもしれません。先ほどの紫陽花の写真も50mmでした。
『Q3』のデジタルズーム、花の写真をメインにしてみました。この機能、かなり使いやすい印象です。特に50mm時に約1900万画素というのが良いですね。マクロモードとの組み合わせれば、テーブルフォトなども十分に撮れると思います。個人的には、ズームしているという感覚より、余計なものを画面に入れないように画角を狭めるという感覚の方が合っているかと。もし、後からズームしなければよかったと思っても、RAWデータは28mmの画角で撮影されたものが保存されているので安心です。
『Q3』を使い始めて約2ヶ月。まだまだ使い足りません。色々な所に持って行きたいですね。
それではまた。
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#59 Leica Q3
あるカメラのことが気になり、調べ始めたのが年始。その時点でわかっていたことですが、調べたら欲しくなってしまいました(笑)。世の中には、容易に調べてはいけないものもあるのです。
そのカメラは『Leica Q3』。2月の頭に予約したところ、納期は半年~1年と言われていました。しかし、3月の中旬に突如入荷連絡が。その週末、お店に行き購入しました。今回は、『Q3』の作例を撮りました。
『Q3』は有効画素数6030万画素のフルサイズセンサーを搭載。レンズは「ズミルックス 28mm F1.7 ASPH.」。このレンズはマクロ機能があり、最短撮影距離17cmで撮影ができます。また、デジタルズーム機能もあり、28mm、35mm、50mm、75mm、90mm相当の画角で撮影が可能です。クロップして撮影しても、RAWデータは28mmの画角で撮影されたものが保存されるので、後からやぱり画角を変えたいとトリミングし直すこともできます。一瞬しかない撮影タイミング、画角の変更をしていてシャッターチャンスを逃してしまうより、まずシャッターを切るということができるのがいいと思います。
なぜ、『Q3』が欲しくなったのか。『Q3』を購入するまで、コンパクトで十分に撮れるカメラは『Nikon Z30』、『RICOH GR III』の2台でした。特に『Z30』は友人の結婚式や撮影目的ではない外出時には活躍していました。『GR III』はいつも持ち歩くカメラという立ち位置。撮らなくても、持っているだけで懐が安心する存在です。
しかし、『Z30』を使っていて持ち出してワクワクすることが減ったと感じ始めたのでした。オールドレンズを付けて遊ぶにしても、手ぶれ補正機構がないし、何よりセンサーがAPS-C。画質に全く問題はないのですが、何かが物足りないと感じてしまいました。
それに、レンズ交換式カメラだとどうしてもレンズを2本とか持ち運びたくなってしまう…結局、『Nikon Zf』でいいんじゃないかと思ってしまうのです。レンズ一体型で十分な画質、持ち出す楽しさ。これらの条件で思い浮かんだのは『Q3』でした。『Leica Q2』よりも高画素になり、クロップしてもそれなりの画素数が残るというのがとても魅力的でした。持ち出す楽しさはピカイチでしょう。
ライカのカメラでは、『Leica M10』を持っています。作品撮りでは『M10』を使用すると思いますが、日常使いは『Q3』でしょう。『M10』はもうあまり手に入らない(手に入れられない)でしょうし、大事に使っていきたいカメラなので。
何気ない散歩のお供に『Q3』。贅沢だと思います。撮ったもの全てが特別になるような気がしますね。
マクロ機能を使って撮影した花の写真。マクロモードでは開放絞りがF2.8になります。この写真は28mm、F2.8で撮影しています。ここからクロップすればよりアップで撮影できるわけです。
逆光はどうなのかときになり、夕日を撮影してみた写真。私の『Q3』にはレンズ保護フィルターを付けていますが、気になるフレアやゴーストは感じられませんでした。ただ、ライカでフレアやゴーストが出てしまっても、それはそれでいいと考えてしまいそうですが(笑)。
『Q3』、最高のコンパクトデジタルカメラです。『Q3』を購入したことで、私のカメララインナップも完成したと思います。今後買うとしてもレンズに集中できそうです。
今回は全て28mmで撮影した写真でしたが、次回はデジタルズームを使った写真を紹介してみたいと思います。
それではまた。
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#58 OLYMPUS μ-7010
最近、巷では昔のコンパクトデザインカメラ(コンデジ)が流行っていると聞きました。平成レトロと呼ばれるジャンルがあり、その時代のカメラに注目が集まっているみたいです。まあ、若者の間でフィルムカメラが流行していたこともありましたし、時代が少し進んだのでしょうか。
そして、私の使ってたコンデジはどこに行ったのだろうかと探してみることに。そして見つかったカメラが今回の主役です。
『OLYMPUS μ-7010』。私が初めて買ってもらったデジタルカメラです。それまで、修学旅行などに行く際は『写ルンです』を1つ、親に買ってもらっていました。久しぶりに電源を入れるので、ちゃんと動くのか不安でしたが無事に起動しました。
『μ-7010』は2009年発売。ビックカメラで台数限定販売されたカメラだそうです。確かに親とビックカメラに行って買った記憶がありますが、限定モデルだったとは知りませんでした。
『μ-7010』は 1/2.33型の1200万画素CCDセンサー、レンズは焦点距離35mm判換算で28~196mm相当のズームレンズを搭載。また、 2.7型23万ドットの液晶モニターや36MBの内蔵メモリーも搭載しており、手ブレ補正機構も搭載されています。流行しているオールドコンデジの部類では、かなり新しい方のカメラかなと思います。
撮影していても写真から「昔の」という感覚はあまりありませんでした。強いて言うならば、液晶モニターの性能が今のものよりも劣るところでしょうか。
色味はやはりCCDセンサーらしい感じ。コントラストが高くて鮮やかな印象です。
AFでは遅さやピントに関して不満に感じることもなく、気楽にサクサク撮影できました。
赤の色味はCCDセンサーらしさを感じます。
野良猫を見つけたので、撮ってみることに。この写真は日向で撮れた写真ですが、猫が動き回って日陰に移動した時はさすがにAFも微妙でした。頑張ってピントを合わせようとしている感じ。また、暗所ではノイジーになるので、その点では最新のカメラとの差を感じます。
広角での撮影では特にストレスを感じることもなかったです。画質もスマホやPCの画面で見る分には十分だと思います。
15年前に発売された『μ-7010』。令和となった現在でも十分に楽しめるカメラでした。古いコンデジが流行するとは思っていませんでした。その流れがなければもしかしたら、引き出しに眠ったままになっていたかもしれません。積極的に持ち出すことはないと思いますが、オールドデジカメ撮影会とかをする時にはまた使うことになるでしょう。しっかり防湿庫に保管しておきます。
私が初めて買ってもらったデジタルカメラはこの『μ-7010』でした。皆様の初めて手にしたカメラは何ですか?今まで使用してきたカメラのことを思うと、その時の記憶などが蘇ってきます。思い返してみてはどうでしょうか。
それではまた。
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#57 Leica M10とお散歩
もう2月も終わり。1か月が過ぎるのが早すぎます…スナップをしようと外出したのはまだ数えられる程度ですが、その中からいいなと思った写真を紹介したいと思います。
持ち出したのは、『Leica M10』に『Leica Summicron M50mm F2 4th』の組み合わせ。やはりこれに落ち着きますね。
そう言えば、新しい機材の作例紹介がひと段落しました。作例のスナップ撮影をしようと出掛けることが少なくなり、買い物ついでに写真を撮ることが多くなりました。
目的のお店の開店時間前に現地に着き、スナップをして開店を待つというスタイル。大抵、開店時間になっても撮影が終わってませんが(笑)。
小さいお酒の瓶が並んでいたので撮りました。
こちらはシールや落書きだらけの壁。日本のものは海外のものに比べて汚さを強く感じます。アートや作品とは呼べないレベルでとても残念です。
銀座に行くと車を撮ることが多いですね。パーキングに停められている車と街並みがあっているなと思うことがあります。
歩いているとポケモンとコラボしたお店がありました。どうやらカイリューがメインのようでした。ピンポイントでコラボするのはなんだか珍しいような気がします。
信号待ちをしていた時、当たっている光がいいなと感じて撮った1枚。道にある標識やパイロンなどはついつい撮ってしまいますね。目立つ色なので、目に入りやすいのかもしれません。
最後は河津桜。東京も寒い日が続いており、咲いているとは思っていませんでした。散歩で出掛けていなければ撮っていなかったでしょう。
去年は撮影する機会が少なく、『M10』を持ち出すことがあまりありませんでした。2023年は「東京」というテーマでスナップ撮影するぞと決めていましたが、十分な枚数撮れていなかったので、長期テーマとして撮り続けることにしました。十分な量が確保できたら、写真展に出展しようかと思います。
それではまた。
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#56 2024年の初撮影会はNikon ZfとZ85mm F1.8 Sで
新年初の撮影会。横浜に行って来ました。みなとみらいや赤レンガ倉庫、山下公園などを散策するのは2.3年ぶりでしょうか。なんだかんだで年1回は来ていた場所でしたが、コロナが流行してからは行ってなかったような気がします。
今回の機材は『Nikon Zf』に『Nikon NIKKOR Z 85mm F1.8 S』。以前バラを撮影した時以来です。あの時にこの組み合わせでスナップしてみたいと感じ、今回やっと持ち出せました。
昼過ぎまでは青空が見えていて散策していて気持ちが良いスタート。しかし、この後曇りがちになり、風も出てきてかなり寒くて辛かったです。
妙な立体感を感じる1枚。そして建物の線がしっかり描写されているのがわかります。
山下公園から坂を上って西洋館がある場所へ。10年くらい前まではクリスマスの時期によく行っていましたが、ある時期からぱったり行かなくなってしまいました。また、クリスマス以外の時期に訪れることもあまりありませんでした。
久しぶりに行くと、正月の飾りつけが展示されていました。かなり豪華で撮り甲斐があったので、マクロレンズを持って来れば良かったと少し後悔しました(笑)。
気持ちを切り替え、『NIKKOR Z 85mm F1.8 S』で頑張って撮ることに。なんだかんだ手ごたえを感じられたので安心しました。
花を前ボケにし、お菓子を撮影。自分に合う画角はどれくらいなのか考えることが多いのですが、マクロ撮影をすることが多くて余計なものを背景に入れたくないとなると、焦点距離は85mm~105mmくらいがちょうど良いのではないかと感じるようになりました。
しかし、少し広く撮影したいと思った時に場所的に下がれないケースも。そうなると75mmが良いのか…と思ったり。そうなると『Leica Summarit M75mm F2.5』が最適なんでしょうか。
昼から撮影して気付けばもう真っ暗。夕食を食べるのに中華街へ行きました。夜の中華街は色々な明かりがあり、昼よりも面白かったかもしれません。
今年初めての撮影会。とても楽しい時間でした。今年は花の撮影をたくさんしたいと思います。展示の方法でかなり気に入ったものが見つかったので。展示に向けて撮り貯めたいですね。
今年もよろしくお願いいたします。
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