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Author:ae86yarou
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なにが違うのか
2024/06/06 21:21:06 |
ダイノジェット |
コメント:4件
キャブで回してみたのだけど。。。
キャブに内部パーツを組み込んでどんなふうに回るのかテスト。
EFIシステムをそのまま残して燃料供給をキャブからにした。
内部パーツはRG500用そのまま。
針は5CMの2段目。
M/Jは#245でまだ少し薄い。
S/Jは#25なのでM/J以外RG500。
これで回してみたら。。。
ちょっとだけ高回転に寄った。
が、これは燃料がまだ若干薄いから。
最終的にA/Fが14.3あたりだったので限界ではあるね。
このまま回すと壊れます。
しかしながら。。。
同じく燃料を絞ったときのEFIの出力グラフ。
絞ったところでっていう感じよね。
結果的に出力特性の変化は全くなし。
少しだけ高回転化しただけで、これといった改善は無かった。
ということは何かしらの違いはあるものの、出力特性そのものは現状のパッケージでは変化しないということだね。
それにしても頭打ちが早すぎるので何かしらの改善点は絶対にあるはず。
簡易タイプEFIシステムを装着したものはことごとく高回転が回らない。
しかしうちのVJS4は驚くほど回るのよね。
何が違うのか。
まあシリンダとかチャンバーとかスロットルボディとか、付いているものは全部違うことは違うのだけど、システム上ではさほど違わないはずなんだよね。
細かいことの積み重ねが結果につながっているのか?
しかしうちのと同じ仕様にすると結構トラブルの原因を抱えることになる。
良くも悪くも試作車両なのですべてのパーツがテスト品というか試作パーツなのよね。
それでうまくいったので、改良品として考案したものをさらに簡素化したもの。
うちのと同じにしてしまうと常にリードバルブ破壊の危険性を抱え込むことになるし、アイドル調整はカッタウェイを削って対応することになるし、万が一転倒でもしようものならEFIシステムそのものを破壊する(笑)
立ちごけですら許容できない代物なので、こんなものを世に出すわけにはいかんでしょう(笑)
そのうえ整備性は最悪なのでやはり無理。
可能な限り原価を抑えたうえ、純正準拠でなんとかならんのか考案した結果なのだけど、こういう出力特性なのはちょっといただけないなあ。
とりあえずこの結果から新設計の激薄ワンオフスロットルを設計中。
吸気管長を短縮してみようと。
こうすることで吸気パルスの干渉を軽減できるかもしれないし、何かしらの変化があるかもしれない。
思いつく限りいろいろ作って試してみないとダメかもね。
こうやって実際に開発してみるとメーカーの凄さが良くわかるよ。。。
まあそもそも規模が違うんだけどさ(笑)
まあもうちょっと悩んでみますか。
何かしらの変化があれば良いのだけど。
うぅん。
コメント
2024/06/10(月) 06:32:11 | URL | トリッカーおじさん #zVewI6I2
インジェクションってホントに下からトルク出るんですね
びっくり
びっくり
Re: タイトルなし
2024/06/10(月) 21:55:13 | URL | ae86yarou #-
トルクの出方はかなり良くなるんですが、その分高回転が回らなくなる感じですね。
何かしらの対策が必要です。
回るようになったらインジェクションはかなり有利になると思いますよ。
何かしらの対策が必要です。
回るようになったらインジェクションはかなり有利になると思いますよ。
2024/06/23(日) 17:50:31 | URL | 名無しさん #zVewI6I2
超素人考えなのですが、上の方では吐出した燃料が霧化する時間が取れないとか....無いか、A/Fにも変化出るだろうし
Re: タイトルなし
2024/06/23(日) 21:10:31 | URL | ae86yarou #-
実はそれも起こりうることなんですよ。
実際にEFI化した場合、気化時間不足による無反応状態が起こることがあります。
この時A/F値は正常なんですよね。
結局のところ、A/F測定はガス内の酸素濃度を測っているため、燃焼しなかった場合には未使用酸素が検出されることになります。
燃焼に酸素が使われると酸素濃度が減りますから燃焼状況が予測できる、というものなので燃焼そのものが行われなかった場合や、中途半端に燃えてしまった場合は正確に測定出来ているとは言い難く、その値を使って制御しているシステムでは誤作動を起こします。
実際に濃くしすぎた場合はA/F値がどんどん薄く表示されることも実験で分かってます。
そのまま濃くしていくと普通にカブって止まるんですよね。
マップ上の数値を元にインジェクタの噴射量を考えるとうちのエンジンでは燃やせているのに他のエンジンではできないってことが謎なんです。
エンジンの構成が違うのはまあ間違いないんですけど、燃料自体の量を考えると燃やせないはずはないんですよね。
となると気化時間の問題、もしくは噴射方向の違いによって気化できない、もしくは噴射したものが壁面に当たって再び液化してしまうということがある可能性があります。
このあたりの検証方法が分からないので実際に作ってやってみる以外に思いつかないんですよね。
何かいい方法はないものですかねえ。。。
実際にEFI化した場合、気化時間不足による無反応状態が起こることがあります。
この時A/F値は正常なんですよね。
結局のところ、A/F測定はガス内の酸素濃度を測っているため、燃焼しなかった場合には未使用酸素が検出されることになります。
燃焼に酸素が使われると酸素濃度が減りますから燃焼状況が予測できる、というものなので燃焼そのものが行われなかった場合や、中途半端に燃えてしまった場合は正確に測定出来ているとは言い難く、その値を使って制御しているシステムでは誤作動を起こします。
実際に濃くしすぎた場合はA/F値がどんどん薄く表示されることも実験で分かってます。
そのまま濃くしていくと普通にカブって止まるんですよね。
マップ上の数値を元にインジェクタの噴射量を考えるとうちのエンジンでは燃やせているのに他のエンジンではできないってことが謎なんです。
エンジンの構成が違うのはまあ間違いないんですけど、燃料自体の量を考えると燃やせないはずはないんですよね。
となると気化時間の問題、もしくは噴射方向の違いによって気化できない、もしくは噴射したものが壁面に当たって再び液化してしまうということがある可能性があります。
このあたりの検証方法が分からないので実際に作ってやってみる以外に思いつかないんですよね。
何かいい方法はないものですかねえ。。。
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