猫が腎臓ケアフードを食べない・・・という方の投稿に、我が家でやってきた食べさせ方のノウハウを書いてあげたら、「ぜひ記事にして皆さんに紹介してほしい」とのことだったので、これから順次紹介していきます。たくさんあるので、まとめて書くと長文になってしまうので分けて紹介していきます。
まずは猫の腎臓ケアの基本の話です。我が家のルゥが腎臓ケアのためにサイエンスダイエットy/dを食べ出したのが2018年5月。それからずっとy/dだけを食べ続けています。先生に言わせると、こんなに長い間食べ続けている猫は珍しいそうで、y/dを食べ続けている猫はみんな元気なんだそうです。ここまでの話で『?』と、思われた方は、腎臓ケアに詳しい方だと思います。サイエンスダイエットで腎臓ケアといえば、本来は「k/d」のはず。ルゥが食べている「y/d」は甲状腺ケア用のフードなのです。ただ、日本で初めて猫専門獣医を始めた先生の情報と経験から導き出されたエビデンスでは「腎臓ケアにはy/d」という結論になったそうです。今、愛猫の腎臓ケアのために「k/d」を食べさせている方がいましたら、「y/d」を選択肢に入れることをお勧めします。
腎臓ケアにはy/dだけではダメで、ラプロス錠剤とプラセンタ錠剤も処方されて飲ませています。今現在、先生の考えられる最善の組み合わせが「y/d、ラプロス、プラセンタ」なのだそうです。
そしてもうひとつ重要なのが飲み水の「水温」です。「冷たい水」ではなく「お湯」がいいようです。ただお湯はすぐに冷めてしまいます。少し前にルゥの尿検査の数値が下がった時に、徹底的にお湯を飲ませるようにしたら、その後2回の検査結果が良くなっていました。これは先生も推奨しているので、「冷たい水」を飲ませている方はご検討ください。
具体的な食べさせ方は下記になりますが、たくさんあるので今後それぞれ個別に説明していきますが、見出しのみでわかる方は、これで一度実践されてみてはいかがでしょうか。
1.器を小さくする
2.温める
3.小分けして出す
4.器は何度も洗う
5.手から食べさせる
6.一粒転がす
7.出しっぱなしにしない
8.1日3回
9.真夜中に食べさせる
10.寝起きを狙う
11.予想外の場所に置く
12.食べる場所と食べない場所を見極める
13.おやつを食べさせない
14.儀式化する
15.飽きさせない
16.賞味期限
書いていくうちに順番や内容などが変わるかもしれませんので、ご了承ください。
約200,000ショットの中から選んだベストショットを、元データから再現像したリマスター版です。