元々の予定より少し遅れ、今月実現したダグラス・ラシュコフの来日講演の動画が公開されている。しっかりした日本語字幕もついているよ。
この講演は、ラシュコフの『デジタル生存競争』の良い内容紹介にもなっているし、何よりラシュコフさんの気合がみなぎっているのがよい。
『デジタル生存競争』については、ワタシも「テクノ楽観主義者からラッダイトまで」で取り上げている。この本に賛同できるところ、できないところをちゃんと書き、また他の評者が明らかに遠慮して触れていない読みどころについても文章を割いていると自負している。
それはともかく、この動画の個人的な見どころは、『デジタル生存競争』の訳者である堺屋七左衛門さんが登壇するところ。堺屋さんとは2019年に神戸でお会いして飲む機会を持てたのだが、ご存じの通り、翌年から長らくそれどころでなくなり、またワタシも関西から転居してしまった。
堺屋さん、お変わりないようで何よりです。ワタシはあれからさらに太ってしまいました(笑)。