「先鋭化する大富豪の白人男性たち、警告する女性たち」の中で取り上げた Rolling Stone の記事で知った話だが、ジョイ・ブオラムウィーニが Unmasking AI を来月刊行する。
WirelessWire 原稿には、さすがにその話までは盛り込めなかったので、こちらで取り上げておく。
「機械の世界で人間らしさを守るのが私の使命」という副題もなかなか強烈だが、表紙デザインもクールである。
ティムニット・ゲブルはもちろん、『AIに潜む偏見: 人工知能における公平とは』でも共演していた『あなたを支配し、社会を破壊する、AI・ビッグデータの罠』のキャシー・オニールも推薦の言葉を寄せている。
同じ問題意識を扱った本として(やはり今回の WirelessWire 原稿に出てくる)サフィア・ノーブル『抑圧のアルゴリズム』があり、残念ながら邦訳は出なかったが、こちらはどうだろうか。