調べものをしていて知ったのだが、ジョン・ブロックマンの『ディープ・シンキング -知のトップランナー25人が語るAIと人類の未来-』という本が年末に出る(……と思ったら、Amazon のほうは刊行が年明けに変わっている)。
ディープ・シンキング: 知のトップランナー25人が語るAIと人類の未来
- 作者:ジョン・ブロックマン
- 出版社/メーカー: 青土社
- 発売日: 2020/01/14
- メディア: 単行本
ジョン・ブロックマンというと、邦訳の刊行が期待される洋書を紹介しまくることにする(2019年版)でも紹介しているが、今回出るのはそちらの邦訳ではなく、クリス・アンダーソン、スティーブン・ピンカー、ジュディア・パール、ダニエル・C・デネットといった錚々たる面々、大げさに言えば「知の巨人」クラス(笑)と AI をテーマにして語り合う本である。
思えば、ジョン・ブロックマンは昔『「意識」の進化論―脳 こころ AI』(asin:4791752155)という本を出しており、AI の分野で本を出すのも流行への安易な迎合ではないのだろう。
そうそう、原書の書評がカタパルトスープレックスにあるので、気になる人は購入の参考にするとよいでしょう。
ジョン・ブロックマンというとジェフリー・エプスタイン問題において、ジェフリー・エプスタインを伊藤穣一に引き合わせたキーマンとして名指しされていたが、確かに彼の人脈がすごいのはこういう仕事でも分かる。