エコノミスト誌の Books of the Year 企画だが、マイケル・ルイスの新刊のような例外を除き、見事に知らない著者の知らない本だらけで、嗚呼、オラはダメだなぁ、という気になる。
なんとか日本人であるワタシと接点のある本を探すと、2011年の東日本大震災津波被害を扱った本がリスト入りしている。
Ghosts of the Tsunami: Death and Life in Japan’s Disaster Zone
- 作者: Richard Lloyd Parry
- 出版社/メーカー: Jonathan Cape
- 発売日: 2017/08/31
- メディア: ペーパーバック
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Ghosts of the Tsunami: Death and Life in Japan’s Disaster Zone (English Edition)
- 作者: Richard Lloyd Parry
- 出版社/メーカー: Vintage Digital
- 発売日: 2017/08/31
- メディア: Kindle版
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ん? この本の著者の Richard Lloyd Parry って、『黒い迷宮──ルーシー・ブラックマン事件の真実』(asin:4150505020、asin:4150505039)の人か。ということは、これも邦訳出るでしょうな……と調べたら、『津波の霊たち──3・11 死と生の物語』という邦題で来月出るってよ!
- 作者: リチャードロイドパリー,Richard Lloyd Parry,濱野大道
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2018/01/24
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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あと、Naoki Higashida の『Fall Down 7 Times Get Up 8』って、東田直樹の『自閉症の僕の七転び八起き』のことか。
- 作者: 東田直樹
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川学芸出版
- 発売日: 2015/06/25
- メディア: 単行本
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- 作者: 東田直樹
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川学芸出版
- 発売日: 2015/06/25
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この本が話題になったのは、英訳を担当したのが『クラウド・アトラス』で知られるデイヴィッド・ミッチェルとその日本人の妻であるからなんだね。
しかし、エコノミストは東田直樹のことを「村上春樹以降、もっとも広く読まれる日本人作家になるだろう」とまで書いている。へぇ、そうかい?
あと書名を眺めていて、唯一興味が持てそうな『Everybody Lies: Big Data, New Data, and What the Internet Can Tell Us About Who We Really Are』という本について調べたら、未翻訳ブックレビューにて既に取り上げられていた。さすが! これは邦訳が出てほしいね。
Everybody Lies: Big Data, New Data, and What the Internet Can Tell Us About Who We Really Are
- 作者: Seth Stephens-Davidowitz
- 出版社/メーカー: Dey Street Books
- 発売日: 2018/02/20
- メディア: ペーパーバック
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Everybody Lies: The New York Times Bestseller (English Edition)
- 作者: Seth Stephens-Davidowitz
- 出版社/メーカー: Bloomsbury Publishing
- 発売日: 2017/05/29
- メディア: Kindle版
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