ハッカーではないものの Ubuntu のコミュニティマネージャを務め、『アート・オブ・コミュニティ――「貢献したい気持ち」を繋げて成果を導くには』の著者でもある Jono Bacon が、Canonical を離れ XPRIZE Foundation に転職するニュースを LWN.net や Slashdot で知る。
別に Canonical がイヤになったわけじゃなくて、新しいチャレンジをしたいから転職するんだと書いているが、なんというか Ubuntu を巡る季節の一つの終わりを象徴してるのですかね。しかも、移籍先が有人弾道宇宙飛行コンテストや月着陸船や宇宙エレベータ技術の開発を競うイベントを行ってきた非営利組織である XPRIZE 財団というところがなんとも意識高い感じ(財団の関係者にはラリー・ペイジやジェームズ・キャメロンやアリアナ・ハフィントンがいる)。
ただ Bad Voltage や Community Leadership Summit といった社外活動はこれからも継続するつもりとのこと。
アート・オブ・コミュニティ ―「貢献したい気持ち」を繋げて成果を導くには (THEORY/IN/PRACTICE)
- 作者: Jono Bacon,渋川よしき
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2011/05/26
- メディア: 大型本
- 購入: 38人 クリック: 1,022回
- この商品を含むブログ (31件) を見る