2021-07-01から1ヶ月間の記事一覧
このブログの読者でも、『もうすぐ絶滅するという開かれたウェブについて 続・情報共有の未来』の宣伝エントリはもうたくさん、と思われているかもしれないが、この電子書籍の宣伝こそがこのブログの存在意義なのでねぇ。というわけで、先週末からの巷の話題…
www.nytimes.com作家のロクサーヌ・ゲイが New York Times に寄稿している文章が面白い。彼女が Twitter を始めた14年前(つまり、2007年……ということはワタシと同じだ)にはミシガン州のアッパー半島に住んで大学院に通っていたが、彼女が住んでいた人口400…
techcrunch.com「オープンソースの終焉?」という不穏なタイトルを掲げている文章だが、TechCrunch Japan ではなぜか翻訳されていないようだ。このエントリは、今年の春にミネソタ大の研究者が研究のためとして Linux カーネルに意図的に脆弱性コードをコミ…
avc.comフレッド・ウィルソンのブログで紹介されていた First Friends という新刊が面白そうである。First Friends: The Powerful, Unsung (And Unelected) People Who Shaped Our Presidents作者:Ginsberg, GaryTwelveAmazonFirst Friends: The Powerful, U…
スチュアート・ブランドというと、現在では『ホール・アース・カタログ(Whole Earth Catalog)』の創始者としてもっとも知られているが、ワタシも彼が立ち上げた Long Now 財団や『How Buildings Learn』など彼の仕事を取り上げてきた。彼のおそらくは最後…
www.oreilly.comティム・オライリー御大が O'Reilly Radar ブログに長文エントリを寄稿している。URL を見れば分かるが、当初のタイトルは「なんでイーロン・マスクはそんなにリッチなのか」だったが、ちょっと釣りタイトル過ぎると反省したのか、穏当なタイ…
調べものをしていて、『タイム・マシン』、『宇宙戦争』、『透明人間』、『モロー博士の島』など近年まで何度も映画化されている SF の古典の作者で、「SFの父」とも呼ばれるハーバート・ジョージ・ウェルズ(H.G.ウェルズ)の『World Brain(世界の頭脳)』…
variety.com『ベルベット・ゴールドマイン』や『アイム・ノット・ゼア』といった一癖あるミュージシャンの伝記的な映画をものにしているトッド・ヘインズがてがけるヴェルヴェット・アンダーグラウンドのドキュメンタリー映画のことは、2019年5月に取り上げ…
nme-jp.comマディソン・スクウェア・ガーデンが公開した動画を見ると、フー・ファイターズのマディソン・スクウェア・ガーデン公演は、単にロックバンドの公演というだけでなく、ニューヨークにライブが戻ってくる! という感動が伝わってくるものになってい…
今年も昨年に続いて映画館に足を運ぶ機会がなかなか持てず、というか上半期で5本しか映画館で観れず哀しい限りである。その代わりといってはなんだが、Netflix で映画を観たのでその感想をまとめておく。昨年もそうしたエントリを書いたが、一年分をまとめて…
[2021年7月6日追記はじまり]はてなブックマークコメントや Twitter でのご教示を受け、10人追加させてもらました(エントリタイトルや記述も一部変更しました)。一部反応についてはリストに含めない理由を直接ご説明させていただきました。これでもまだ足り…
www.nytimes.comマイクロソフトは長年大きな失敗を犯したが、今ではまたテック界のスーパースターに返り咲いていることについての記事だが、これはかつて↓という文章を訳したワタシ的には取り上げないといけないでしょうね。www.yamdas.orgポール・グレアム…
80c.jpワタシは南極には行ったことはないし、おそらくはこれからの人生で行くこともないだろう。つまり、自分とは縁のない土地なのだけど、一方で南極の話というだけで未だ何か心惹かれるものがあるのも確かである。この記事は、第61次南極越冬隊の調理担当…
調べものをしていて、以前本ブログで紹介した洋書の邦訳が出る話を複数知ったので、まとめて紹介させてもらう。yamdas.hatenablog.comおよそ一年前に取り上げたマット・アルトの日本のポップカルチャー論だが、村井章子さんの翻訳で邦訳が今月出る。「日本の…
Mr.ノーバディ ブルーレイ+DVD [Blu-ray]ボブ・オデンカークAmazonコロナ禍において、観に行きたくても諸事情により行けない映画が出てくる。『アメリカン・ユートピア』がそうで都合がつかず、フラストレーションが溜まっていたこともあり、都合がついた本…