「農協の闇」窪田新之助 講談社現代新書 2022年 /「職員室の経営学」 飯田稔 ぎょうせい 1998年 ⑤【再掲載 2015.3】 [読書記録 一般]
今日は1月4日、土曜日です。
今回は、窪田新之助さんの
「農協の闇」を紹介します。
わたしも農協の組合員。
親世代の農協だから安心との考え方そのままではいけないのだろう。
浜松の事例が挙げられていただけにおっかなびっくり読みました。
出版社の案内には、
「JAは、『農業協同組合』本来の理念や目的を忘れてしまったのでは
ないか?共済(保険)事業と信用(銀行)事業に依存し、職員に過大なノ
ルマを課した結果、いまや多くのJAで『不正販売』と『自爆営業』
が蔓延っている。元『日本農業新聞』記者である著者が、農協を愛す
るがゆえに書かざるをえなかった、渾身の告発ルポ!
全国津々浦々に拠点を持ち、1000万人以上の組合員を抱える巨大組織
の闇を撃つ。」
とあります。
今回紹介分から強く印象に残った言葉は…
・「オンラインメディア『マイナビ農業』での4回の連載『JA共済の
闇』が、一週間後にすべての記事が削除」
・「JA職員の自爆営業。厳しいノルマの被害者である一方不正搾取が
横行」
・「JAは本当に農家の味方なのか」
・「『むてき』から『むてきプラス』への切り替え。転換という巧妙な
罠」
もう一つ、再掲載になりますが、飯田稔さんの
「職員室の経営学」⑤を載せます。
出版当時は納得しながら読んだのですが、現在は「バランス感覚」が大
きく崩れた状況にあります。
それが、年末に大きく報道された
- 精神疾患で休職の公立学校教職員が初の7000人超え…3年連続で
過去最多 性犯罪・性暴力・不適切指導で懲戒処分の教職員も過去
最多 <文科省>
につながっていると考えます。
☆「農協の闇」窪田新之助 講談社現代新書 2022年
◇はじめに
□消された連載記事
2021.7.13~17
オンラインメディア「マイナビ農業」
4回の連載「JA共済の闇」
一週間後にすべての記事が削除
共済は本来組合員こそが主役のはずだが…
□自爆営業、不正搾取、不正販売
JA職員の自爆営業
~ 多い人で年間350万円以上
厳しいノルマの被害者である一方不正搾取が横行
→ 組織ぐるみで隠蔽
□広告差し止めをちらつかせてメディアを脅す「JA共済連」
□JAは本当に農家の味方なのか
組合長が握りつぶそうとした不都合な真実
- 中家徹現JA全中会長
□「農協」と「JA」の違い
〇総合農協 経済事業 物品販売 組合員から購入
1040万人 信用事業 貯金 貸し付け
(JA) 共済事業 共済商品の開発と販売
〇専門農協 作物別に農業者が設立した農協(経済事業が主体)
13万人
□「パチンコ」と「風俗」以外すべてを扱う
□組織の構造は縦割りのピラミッド型
□事業別に存在する上位組織「連合会」
JA経済連はJA全農との統合が進み、今ではJA共済連は8道県
のみ
□「JAに悪」という立場には与しない
腐敗した組織
◇不正販売と自爆事業
1 顧客を食い物にする職員たち
客に損をさせるのが当たり前
JAとぴあ浜松
共済の長期保有残高 3兆5846億円
※ 大勢の顧客と職員の犠牲の上
注文 介護共済と縦坑共済の切り替え-損
- 一時払いと○○させて新規 年間払い
新物に切り替えさせている
ギャンブル 説明しないで切り替え
むてき → むてきプラスへの切り替え
転換という巧妙な罠
転換した8~9割の客が損
老後の生活資金を食い物にする年金共済
× ライフロード
<以下略>
☆「職員室の経営学」 飯田稔 ぎょうせい 1998年 ⑤【再掲載 2015.3】
[出版社の案内]
今、教育の現場で変わらなければいけないのは、教育内容や方法だけで
なく、教師そのものである。豊かな教員歴を持つ著者が、教職の問題点、
教師に気付いて欲しいことなどを綴った「学校の人間学」
◇密室のガリバーたち
困った信念
警戒信号の無視
担任は「密室のガリバー」?
黙って教室の扉を開ける
◇私事優先の人
学校の予定が出てから私的な旅行を
→ 教務主任は早めに予定表を
あれもこれもと
相手の都合を考えられない人
◇社会教育の体験と言うが
アングルを変えて
口にしてはいけないこと
その職全体の評判
感情の統御や相手の言い分をよく聞くこと
バランス感覚の大切さ
◇教頭の役割
教頭は黒子だ
舞台全体の動きに気を配る
教頭は番頭だ
調整力 = 是非の判断
教頭は幕僚長だ
進言すべき事は言葉は選ぶもののきちんと校長に対して行う
→ いざ決定されたら実施・実行の先頭に
教頭はマネージャーだ
◇学校の常套句
「まず担任に」はいいが
→ 直ちに対処・対応
嘗ての常套句
素直さこそが伸びていく基本
警戒・防御だけで
状況理解ができていないと
今回は、窪田新之助さんの
「農協の闇」を紹介します。
わたしも農協の組合員。
親世代の農協だから安心との考え方そのままではいけないのだろう。
浜松の事例が挙げられていただけにおっかなびっくり読みました。
出版社の案内には、
「JAは、『農業協同組合』本来の理念や目的を忘れてしまったのでは
ないか?共済(保険)事業と信用(銀行)事業に依存し、職員に過大なノ
ルマを課した結果、いまや多くのJAで『不正販売』と『自爆営業』
が蔓延っている。元『日本農業新聞』記者である著者が、農協を愛す
るがゆえに書かざるをえなかった、渾身の告発ルポ!
全国津々浦々に拠点を持ち、1000万人以上の組合員を抱える巨大組織
の闇を撃つ。」
とあります。
今回紹介分から強く印象に残った言葉は…
・「オンラインメディア『マイナビ農業』での4回の連載『JA共済の
闇』が、一週間後にすべての記事が削除」
・「JA職員の自爆営業。厳しいノルマの被害者である一方不正搾取が
横行」
・「JAは本当に農家の味方なのか」
・「『むてき』から『むてきプラス』への切り替え。転換という巧妙な
罠」
もう一つ、再掲載になりますが、飯田稔さんの
「職員室の経営学」⑤を載せます。
出版当時は納得しながら読んだのですが、現在は「バランス感覚」が大
きく崩れた状況にあります。
それが、年末に大きく報道された
- 精神疾患で休職の公立学校教職員が初の7000人超え…3年連続で
過去最多 性犯罪・性暴力・不適切指導で懲戒処分の教職員も過去
最多 <文科省>
につながっていると考えます。
☆「農協の闇」窪田新之助 講談社現代新書 2022年
◇はじめに
□消された連載記事
2021.7.13~17
オンラインメディア「マイナビ農業」
4回の連載「JA共済の闇」
一週間後にすべての記事が削除
共済は本来組合員こそが主役のはずだが…
□自爆営業、不正搾取、不正販売
JA職員の自爆営業
~ 多い人で年間350万円以上
厳しいノルマの被害者である一方不正搾取が横行
→ 組織ぐるみで隠蔽
□広告差し止めをちらつかせてメディアを脅す「JA共済連」
□JAは本当に農家の味方なのか
組合長が握りつぶそうとした不都合な真実
- 中家徹現JA全中会長
□「農協」と「JA」の違い
〇総合農協 経済事業 物品販売 組合員から購入
1040万人 信用事業 貯金 貸し付け
(JA) 共済事業 共済商品の開発と販売
〇専門農協 作物別に農業者が設立した農協(経済事業が主体)
13万人
□「パチンコ」と「風俗」以外すべてを扱う
□組織の構造は縦割りのピラミッド型
□事業別に存在する上位組織「連合会」
JA経済連はJA全農との統合が進み、今ではJA共済連は8道県
のみ
□「JAに悪」という立場には与しない
腐敗した組織
◇不正販売と自爆事業
1 顧客を食い物にする職員たち
客に損をさせるのが当たり前
JAとぴあ浜松
共済の長期保有残高 3兆5846億円
※ 大勢の顧客と職員の犠牲の上
注文 介護共済と縦坑共済の切り替え-損
- 一時払いと○○させて新規 年間払い
新物に切り替えさせている
ギャンブル 説明しないで切り替え
むてき → むてきプラスへの切り替え
転換という巧妙な罠
転換した8~9割の客が損
老後の生活資金を食い物にする年金共済
× ライフロード
<以下略>
☆「職員室の経営学」 飯田稔 ぎょうせい 1998年 ⑤【再掲載 2015.3】
[出版社の案内]
今、教育の現場で変わらなければいけないのは、教育内容や方法だけで
なく、教師そのものである。豊かな教員歴を持つ著者が、教職の問題点、
教師に気付いて欲しいことなどを綴った「学校の人間学」
◇密室のガリバーたち
困った信念
警戒信号の無視
担任は「密室のガリバー」?
黙って教室の扉を開ける
◇私事優先の人
学校の予定が出てから私的な旅行を
→ 教務主任は早めに予定表を
あれもこれもと
相手の都合を考えられない人
◇社会教育の体験と言うが
アングルを変えて
口にしてはいけないこと
その職全体の評判
感情の統御や相手の言い分をよく聞くこと
バランス感覚の大切さ
◇教頭の役割
教頭は黒子だ
舞台全体の動きに気を配る
教頭は番頭だ
調整力 = 是非の判断
教頭は幕僚長だ
進言すべき事は言葉は選ぶもののきちんと校長に対して行う
→ いざ決定されたら実施・実行の先頭に
教頭はマネージャーだ
◇学校の常套句
「まず担任に」はいいが
→ 直ちに対処・対応
嘗ての常套句
素直さこそが伸びていく基本
警戒・防御だけで
状況理解ができていないと