母業は永遠に勉強、妻業はリタイア - YK-akadoの『不』日記

YK-akadoの『不』日記

元劇団女優・まだ細々俳優鬱治療中の旦那の両親と同居で頑張る2児の母・剣道に息子と通う有段者で役員、その息子は不登校児に・長年勤務の パート主婦 、色んな立場で感じた事やぼやきを書き綴り、最愛の子ども達に何か残ればいいな。

母業は永遠に勉強、妻業はリタイア

今週のお題「勉強していること、勉強したいこと」

小5から不登校児の我が家の長男、中学校も入学式にも出れず、自分の所属クラスに足を踏み入れたことはない。
中学校三年間、半不登校児。

支援クラスでもない通常クラスでもない、学校内の居場所、二年生になった時にそんなサポートクラスができ、週2、3日、1時間だけの時もあれば3、4時間、三年生になってからは、時には弁当持参で学年の垣根を越えてのそのクラスに登校していた。

小6の時、スクールカウンセラーさんの気づきで病院で検査を受け、学習障害、主に読み書き障害だと判明した。
数字に関しても少しあるようだとのこと。
そして、ADHDに寄っていると言われたが、現在の息子の様子をみるに、ADHDであることは確かであると思っている。

約5年、不登校児の母として生活費を稼ぎながら家事もこなして頑張ってきた中、どう対処すれば良いのか、どんな態度で受け止めればよいのか、何をしてやればいいのか、悩む事が多く、困り果てた。

これまで、障害と言えば、身近には旦那だった。
ずいぶん前に、子ども達もまだ小さい頃、まだ同居前に、メンタルを病み、適応障害だと診断され、病院について行ったこともあった。
ここでも、小さな子二人を抱えながら、どう接していけばいいのか、思い悩んだが、旦那がまともに働くことができない時期もあり、どんどん自分の貯蓄を減らすばかりで、子育てにも必死だった。

一時良い時もあったが、長男の不登校と長女の高校受験、旦那のひどい鬱病が重なって大変だった。
悪いけど、旦那より、長男の命優先で、大人は自分で何とかして!って状態で、それでも旦那の仕事場に休みの電話入れたり、最低限の世話はしていたつもりで、乗り切りました。
その頃のブログは残っていると思います。私の孤独な闘い。いや、ブログ仲間に愚痴って助けられてたかも。


不登校始まり当初は、長男もよく『死』を口にしていたけど、今は大丈夫。前を向いています。

不登校学習障害、読み書き障害、色々いっぱい調べて、読んで勉強した。
まだ長男もメンタルクリニックに定期的に通っている。

でも、もっと専門的に勉強したいなと思った。

子ども発達障害支援アドバイザー、思春期発達障害支援アドバイザー、どっちも勉強して資格も取りたかった。が、お金がかかる。
大黒柱である旦那はしょっちゅうそんな状態に陥り、今では勝手に自分の劇団を立ち上げ、そこで利益も出ているはずもなく、我が家はずっと経済危機だから、子ども達に食べさせて、着せて、学ばせてやることで精一杯。

今では、机上の勉強より、その子その子で色んな違いがあるから、約5年間、実習勉強した軽い障害児の母だと思っている。
まだまだこれからも勉強は続く。


長女が先日成人式を迎えたこともあって、自分の母の事をよく思い出す。母は結婚してから父に許してもらってお金も出してもらっていたんだと思うけど、和裁と茶道、華道を習っていた。
よく着物も着ていたし、色々持っていた。
私と妹、娘二人にも、着物を用意してくれていたし、和裁はさすがに出来ないが、着付けは自分でできるように二人ともなっている。
私は成人式に振り袖を着なかったため、妹は私の分の振り袖2枚を買ってもらっていた。
その1枚が、先日、私の長女が着た着物。
ブログに毬柄って書いたけど、違うやん!

鈴の柄でした。


これまでも色々着物については知っている方だけど、わりと一般的なことだけだ。

今後、ちょっと勉強したいことの一つに着物がある。

種類や柄などについてもう少し詳しい人になりたいと思っている。

絹100%でも昔の絹と今の絹とでは質が全く違うから、って言う言葉をずいぶん前に聞いたが、先日の長女の成人式会場の小学校前に送って行った時のこと。
多分ママ振りだろうな、って子も多くいたし、柄からするとレンタルかなって子も。
ママ振りだとしても、私とはちょっと時代が違う。
晴天の明るい中、生地の違いは歴然と分かった。
見た目の生地感も違うけど、袖の揺れ方、シルエットが、…悪いけど、うちの子のは違う。
いやー、違うんよ、生地、やっぱり。

天国の母ちゃん、妹に振り袖2枚買っておいてくれてありがとう。

その2枚で孫4人目の着用ですよ、まだ妹の下の子もいるし、弟の初孫は女の子ですよ。
そして、うちの長女はひょっとしたら5月に学校のお茶会で再度振り袖着るかもしれないので、このまま返却しないで5月まで我が家に。

感謝