小学校、始業式でした。
不登校長男、7時前に起きて、母と朝食、歯磨き後、着替えず自分の部屋へ逃げ、布団被って出て来ない。
新六年生、担任が誰になったのか、お友達はどっちのクラス、確認して、プリントや教科書もらったら、すぐ帰ってくればいい、そしたら、また明日からお休みだよ、説得を試みる。
仕事を有休にしておいて正解。
キーキー言いながら、布団を剥がそうとしても力一杯な抵抗。
「怖い。みんながいっぱいいる所、いきなり無理」
計らずして、この言葉、コロナウイルス予防対策にマッチ。
んー、どこかでちょっと勇気を出さないと、いつまでもこのままで、中学生になっちゃうよ。
修学旅行は行きたいんでしょ?今からちょっとずつ頑張らないと、と再度言ってみる。
やっぱり、1日だけ、半日だけとは言え、いきなりクラスへ行くのは、ちょっと無理があるか。
休み前にカウンセラーさんも、学校に踏み入れる頻度と距離をちょっとずつ増やしていくつもりでないとまだ無理でしょうね、と仰っていた。
再度、提案。
みんなが居なくなってから、母と学校行って、先生にご挨拶と持ち帰る物いっぱいあるから、もらって、一緒に帰って来るのはどう?
「それなら大丈夫だと思う」
学校にそのように連絡するから、まず着替えなさいよ、と布団の横に着替えを置いて、部屋を離れると、入れ違いに父が長男の所へ。
学校に連絡して、洗濯物を干し終え、長男の部屋に様子を見に行くと、布団を被ったまま、しくしくと泣いているようだ。
担任先生が分からないし、今はバタバタお忙しいから、皆が帰って手が空いたら電話くれるってよ、と報告し、そっとしておく。
昼の準備をしていると小学校から着信、電話をかけ直す。
思っていた通り、前担任が持ち上がってくれて、新六年生も同じ担任に。13時半にお邪魔すると約束し、大きな手提げを持たせて一緒に学校へ。
学校玄関でいつもの風景、同じ先生との会話、そして、仲良しさん、特に長男が安心出来る仲良し三人が同じクラスと聞き顔が緩む、笑顔、ちょっと苦笑いしながら、担任に「ちょっと~、そうなると、隣のクラスの先生が大変じゃないかなぁ」と心配する長男。
先生が理由を尋ねると言いづらそうに「なんというか~あっちに、その、ちょっと大変な人達が多くなってないかなぁ」
いや、十分、あんたも大変だよ、と突っ込みたい。
大変というか、やんちゃな子、きつい子、長男が苦手なタイプが多くなってしまっていて、隣のクラスを心配している、というか、自分のせいで、そんな事になってしまっているのではないかと心配していた。
修学旅行、一緒に行けるように今から少しずつ、相談しながら、いきなり教室入れなくて大丈夫だよ、保健室でもいいし、他の部屋にいてもいいし、玄関まできてすぐ帰るでもいいよ、学校始まったらちょっとずつやって行こう。
と約束して、荷物を持って帰ってきた。
いつもの、夜の公園散歩兼、体力づくり。
満月がキレイ。
休みの間も母が手伝うから、出来る事少しずつやろうね、と約束。
ドリフのヒゲダンスと牢屋のコントが好きな息子、志村さんのニュースや追悼の映像に目を赤くしていた。
スーパームーンに息子と世界の平和を祈る。