厚沢部町 やまごぼうの収穫盛ん

一般的なゴボウよりも短くカリカリとした歯ごたえが特徴の「やまごぼう」の収穫作業が厚沢部町で盛んに行われています。

「やまごぼう」は、「モリアザミ」と呼ばれる植物の根の部分で太さ1センチあまり、長さおよそ20センチと一般的なゴボウよりも短くカリカリとした歯ごたえが特徴で厚沢部町で盛んに栽培されています。
毎年、10月下旬ごろから収穫作業が盛ん行われていて、10月31日、西口智章さんの畑では、「やまごぼう」を専用の器具を取り付けたトラクターで土から掘り起こしたあと家族らが手作業で収穫をしていました。
「やまごぼう」は漬け物の材料などとして愛知県を中心に出荷されるほか、札幌市のスーパーなどでも購入できるということです。
西口さんは「今年は天候に恵まれ、順調に育ちました。やまごぼうは、この時期だけの野菜です。美味しいのでぜひ食べてほしい」と話していました。収穫作業は、11月中旬まで続くということです。