函館 幼稚園児が稲刈り体験
コメの収穫時期を迎えた函館市で、幼稚園児が自分たちで育てた稲の刈り取りを体験しました。
函館市の認定こども園「遺愛旭岡幼稚園」では、農作物を作る楽しさや大変さを知ってもらおうと、毎年、体験農園を利用して、コメの田植えから収穫、脱穀までを園児たちが行っています。25日は20人の園児が体験農園を訪れ、収穫期を迎えた稲の刈り取りを体験しました。
収穫する稲は北海道のブランド米「ふっくりんこ」で、園児たちは束になった稲をつかんだあと、根元で鎌を引いて刈り取っていきました。
稲刈りは交代で行われ、自分たちで刈り取った稲を抱えてはしゃぐ園児の姿も見られました。
稲刈りをした5歳の園児は「稲刈りは楽しかったです。ごはんにして食べるのが楽しみです。おいしいと思います」と話していました。
刈り取った稲は10月中旬に脱穀体験が行われたあと、園児たちに渡されます。