「江差追分」の全国大会始まる 約350人の歌い手が参加
日本を代表する民謡の1つ「江差追分」の全国大会が20日から江差町で始まりました。
今回で60回目となる大会には全国からおよそ350人の歌い手が集まりました。
初日の20日は予選が行われ、出場者が尺八の伴奏と「ソイ」という掛け声に合わせ、歌声を会場いっぱいに響かせていました。
このうち苫小牧市から参加した女性は「いつもと同じように歌えたと思いますが、ちょっとあがってしまいました」と話していました。
また静岡県から参加した人は「歌い終えてほっとしています。毎年この大会を楽しみにしています」と話していました。
江差追分会の田畑明副会長は「大会を70回、80回と長く続けていくためには、ワンパターンではなく趣向を凝らしていかなければならないと思います」と話していました。
大会は22日まで江差町文化会館で行われ、インターネットで中継も行われます。