児童が地元産トウモロコシの収穫や味など楽しむ 大和高田

大和高田市の小学校で子どもたちが、地元産のトウモロコシの実を茎からもぎ取ったり、味を楽しんだりする体験が行われました。

これは、子どもたちに地元産の野菜について知ってもらおうと、大和高田市の教育委員会と地元の農家が企画したもので、市内にある陵西小学校の5年生らおよそ60人が参加しました。
はじめに、子どもたちは体育館で、学校近くの畑で17日朝、収穫されたばかりの地元産のトウモロコシを手に取り、茎から実をもぎ取っていました。
また、給食の時間にはゆでたトウモロコシが提供され、子どもたちはおいしそうにかじりついて地元の味を楽しんでいました。
5年生の女子児童は「自分でもぎ取ったからいっそうおいしく感じます。収穫の大変さがわかったので、これからはもっとご飯を残さないように食べたいと思いました」と話していました。
この取り組みを提案した栄養教諭の鍵谷美萌さんは「実際の体験を通して子どもたちに地元産の野菜について知ってもらうとともに、地域への親しみを持ってほしい」と話していました。