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【北の道リサーチニュース:第245号(2024年2月)】を発行しました
寒地道路研究グループ : 2024年2月29日
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【北の道リサーチニュース:第245号(2024年2月)】
"寒地道路のリサーチセンター"
国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所寒地道路研究グループ発行
http://www2.ceri.go.jp/jpn/
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■寒地道路研究グループニュース
01:第67回(令和5年度)北海道開発技術研究発表会に参加しました(寒地道路研究グループ)
■研究紹介
02:(報文)マルチモーダルAIを用いた路面すべり摩擦係数の推定(寒地交通チーム)
■関連研究チームニュース
03:小学校で無電柱化の出前授業を行いました(地域景観チーム)
■北の道ナビニュース
■道内・国内・海外ニュース
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■寒地道路研究グループニュース
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01:第67回(令和5年度)北海道開発技術研究発表会に参加しました(寒地道路研究グループ)
→ https://www2.ceri.go.jp/news3/archives/000198.html
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2月14日(水)~16日(金)、北海道開発局研修センターでの臨場、およびweb配信のハ
イブリット方式により開催された、第67回(令和5年度)北海道開発技術研究発表会に
参加し、以下の発表を行いました。
論文発表者とタイトルなどは、こちらをご参照願います。
→ https://www2.ceri.go.jp/news3/archives/000195.html
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■研究紹介
寒地土木研究所月報に最近掲載した研究事例を紹介します
くわしくはこちら→
https://thesis.ceri.go.jp/db/documents/public_geppo_year/
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02:(報文)マルチモーダルAIを用いた路面すべり摩擦係数の推定(寒地交通チーム)
→ https://thesis.ceri.go.jp/db/documents/public_detail/72287/
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本研究では、マルチモーダルAIにより複数種のデータから路面すべり摩擦係数を推
定する手法を開発した。その結果、提案手法により光学式路面センサに匹敵する精度
で路面すべり摩擦係数を推定できることを確認した。
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■関連研究チームニュース
寒地道路研究グループの研究チーム以外で道路事業関連の研究を実施している研究
チームからのニュースをお伝えするコーナーです。
・地域景観チーム:社会資本空間の景観向上や観光利活用などに関する研究
・寒地構造チーム:地震,落石,厳しい寒さなどから橋や道路を守る技術
・寒地地盤チーム:北海道に広く分布する泥炭地盤特有の問題や凍上被害対策
・防災地質チーム:崖崩れなどの監視システムや予測技術
・耐寒材料チーム:厳しい自然環境に適応したコンクリート構造物技術
・寒地道路保全チーム:寒冷地における舗装技術や道路保全技術に関する研究
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03:小学校で無電柱化の出前授業を行いました(地域景観チーム)
→https://scenic.ceri.go.jp
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令和6年2月8日(木)、NPO無電柱ネットと連携し、札幌市立伏見小学校4年生を
対象に、防災に関する総合学習の一環として、無電柱化出前授業を行いました。
地域景観チームでは、企画立案段階から大部主任研究員と岩田主任研究員が参画し、
授業の講師を担当しました。
クイズを交えた楽しい座学やミニチュアを活用した体験を通し、自分たちの街の
「電線・電柱があることの課題」と「無電柱化の効果」について「気づき」を得て
もらうことを目的としています。
授業前後のアンケートでは、電線電柱は「無いほうが良い」が59%→93%と大幅に
増加するなど、大きな意識の変化が見られました。
主催:NPO法人電線の無い街づくり支援ネットワーク
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■北の道ナビニュースhttps://www.northern-road.jp/navi/(携帯版:http://n-rd.jp/)
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北の道ナビ新着情報には、道路の開通や割引キャンペーンなど、知って得する北海
道の道路関連ニュースが掲載されています。ぜひ、ご覧ください。
北の道ナビ新着情報 → https://www.northern-road.jp/navi/
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■道内・国内・海外ニュース
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[道内]
・第23回野生生物と交通研究発表会
期間:2024年2月28日(水)
場所:札幌市民交流プラザ・クリエイティブスタジオ
発表申込:〆切済
聴講など:〆切済
http://www.wildlife-traffic.jp/
・第69回土木計画学研究発表会・春大会
期間:2024年5月25日(土)・26日(日)
場所:北海道大学札幌キャンパス
論文投稿:2024年2月1日(木)~3月3日(日) 17:00
https://jsce-ip.org/2023/10/30/ip69/
・第9回全球エネルギー水循環プロジェクト国際会議(GEWEX-OSC)
期間:2024年7月8日(月)~12日(金)
場所:京王プラザホテル札幌
要旨申込:〆切済
事前参加登録(早期割引):2024年3月4日
https://www.gewexevents.org/meetings/gewex-osc2024/
[国内]
・日本気象学会2024年度春季大会
期間:2024年5月21日(火)~25日(土)
場所:東京大学弥生講堂一条ホールおよびオンライン
講演申し込み:〆切済
https://www.metsoc.jp/meetings/2024s
・第69回土木計画学研究発表会・春大会
期間:2024年5月25日(土)・26日(日)
場所:北海道大学 札幌キャンパス
論文投稿〆切:2024年3月3日(日)17:00
事前参加申込:4月中旬受付開始予定
https://jsce-ip.org/biannual-conference/
・第44回交通工学研究発表会
期間:2024年8月上旬(予定)
場所:東京都区内およびオンライン聴講
発表申込と論文投稿:4月15日(月)~5月10日(金)正午
https://www.jste.or.jp/events/
・令和6年度土木学会全国大会 第79回年次学術講演会
期間:2024年9月2日(月)~6日(金)
場所:東北大学川内北キャンパス
論文投稿:2024年3月4日(月)~3月29日(金)17:00
https://committees.jsce.or.jp/zenkoku/gaiyo/top
・雪氷研究大会(2024・長岡)
期間:2024年9月16日(月)~19日(木)
場所:シティホールプラザ アオーレ長岡
一般セッションおよびスペシャルセッションの研究発表募集案内:5月末
研究発表登録:6月17日(月)正午~7月1日(月)正午
参加登録:6月17日(月)~8月30日(金)
https://sites.google.com/view/2024jcsir
・日本気象学会2024年度秋季大会
期間:2024年11月12日(火)~15日(金)
場所:つくば国際会議場
参加申し込み:講演ありの場合:2024年6月中旬~7月中旬
講演なしの場合:2024年6月中旬~9月中旬
https://sites.google.com/metsoc.or.jp/atm2024/home
[海外]
・第21回 国際道路気象会議(SIRWEC2024:The 21st International Road Weather Conference)
期間:2024年6月11日(火)~13日(木)
場所:オランダ・アムステルダム
論文提出〆切:2024年3月31日(日)
https://gratis-4236944.jouwweb.nl/
・第20回 構造物の大気着氷雪に関する国際ワークショップ(IWAIS:International
Workshop on Atmospheric Icing of Structures)
期間:2024年6月18日(火)~21日(金)
場所:ノルウェー・ナルビック
アブストラクト提出:〆切済、本論文提出〆切:2024年4月15日(月)
https://uit.no/tavla/artikkel/804104/20th_international_workshop_on_
atmospheric_icing
・国際雪科学ワークショップ(ISSW:International Snow Science Workshop 2024)
期間:2024年9月23日(月)~29日(日)
場所:ノルウェー・トロムソ
アブストラクト投稿〆切:2024年4月5日(金)
論文投稿〆切:2024年8月15日(木)
https://www.issw2024.com/
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■編集後記
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2月もあとわずかとなりました。二十四節気では去る2月19日が、陽気がよくなり、雪
や氷が溶けて水になり、雪が雨に変わる「雨水(うすい)」、来る3月5日が、冬ごもり
していた地中の虫がはい出てくる「啓蟄(けいちつ)」だそうです。
尤もこれらは中国由来なので、北海道の気候とは異なる点があるわけですが、すでに
冬終盤に差し掛かっていることには違いありません。
寒地土研では特に「冬期」のデータは重要です。残り少ない適期に、必要なデータが
取得できるよう、引き続き勤しみたいと考えています。
寒地交通チーム上席研究員 伊東 靖彦
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