お知らせ
ゼミナール講座のご案内
2025.02.07

視野を広める活発で楽しい場を設けたい。受講される方々の熱意から設置されたゼミナール形式の講座の25年度が始まります。活発なコミュニケーション、グループワーク、成果物の発表など、いつもと違った環境で楽しんでみませんか?
春学期から始まるゼミ講座一覧
※春・夏学期を通して学びます。日程にご注意下さい。
ハムレットの魅力を探る 【早稲田校】
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2025年4月6日~2025年6月27日
金曜日 15:05-16:35 全12回
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講師:冬木 ひろみ
元早稲田大学教授
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このゼミナールでは、シェイクスピアの最高傑作『ハムレット』を取り上げたいと思います。『ハムレット』はシェイクスピアの劇の中でもとりわけ謎が多く、さまざまなハムレット像が現れてきました。そうした『ハムレット』の魅力を探るために、劇の一部ずつにはなりますが、深く読み、考え、みなさまのご意見を発表形式で伺いながら進めてゆきたいと思います。やり方としては、12回の講座を3回づつのセットとして、講師が2回に渡って原作や翻訳の一部、批評などの資料を配布したり映像もお見せした後、3回目を担当制にして受講生の皆様の発表と意見交換にしたいと思っています。
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「ヨーロッパとは何か」再検討する 【早稲田校】
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2025年5月12日~2025年9月1日
月曜日 15:05-16:35 全12回
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講師:森原 隆
早稲田大学名誉教授
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近世・近現代「ヨーロッパ」世界の政治・経済・社会・文化等にかかわるさまざまな問題を、21世紀を生きるわれわれの問題として一緒に考え・論じ、さらに報告・発表をとおして「ヨーロッパ」を研究することを学んでいきます。本ゼミは、前半では、担当講師の専門である近世・近代ヨーロッパ(フランス)史に関する講義や問題提起などを行いながら、グループワークを基本に、受講者それぞれが関心のある研究テーマを模索・探求し、選択・設定することを目指す。後半では、受講生が選択したサブテーマについて報告・発表を継続して行い、専門的な研究方法を修得することを目指していきたい。
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原典で学ぶ江戸のベストセラー 【早稲田校】
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2025年4月7日~2025年7月28日
月曜日 13:10-14:40 全15回
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講師:深谷 大
早稲田大学演劇博物館招聘研究員
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2025年NHK大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」は江戸時代を代表する出版プロデューサー・蔦屋重三郎(通称・蔦重)の物語です。 本講座は文学・芸能・美術にわたり、オールラウンドに江戸文化を探求している講師が「今こそ江戸文化を」という思いで開講します。 江戸文化の仕掛人・蔦重が育てた十返舎一九による『東海道中膝栗毛』は江戸時代最大のベストセラーです。現代人にも知られる弥次喜多道中記を様々な視点から考察します。受講生のみなさんとともに検討し、読み解くことで、江戸から現代に続く日本文化の醍醐味を吟味していきます。
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老化との上手な付き合い方を考える 【早稲田校】
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2025年4月4日~2025年7月4日
金曜日 15:05-16:35 全18回
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講師:倉片 憲治
早稲田大学教授
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「新版 老人の取扱説明書」をテキストとして加齢に伴う心と体の変化およびそれら加齢変化に対処する方法をゼミ形式で議論しながら学んでいきます。全12回のゼミ前半の回ではテキストを輪読形式で読んでいきます。ゼミ後半の回ではテキストの記述のもととなっている学術論文を一人1編ずつ選び順に読んでいきます。受講生の皆さんには前半に1回、後半に1回の計2回、テキストおよび論文の概要を紹介する発表者を担当していただきます。このように毎回のゼミをこなしていくことにより最終回に至る頃には独学では得られない老化と上手に付き合うための深い知識と技術が身につくことでしょう。
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より良い人生のための理解と実践 【中野校】
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2025年4月5日~2025年7月5日
土曜日 10:40-16:35 全4回
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講師:向後千春
早稲田大学教授
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この講座では、アドラー心理学の全体像とその理論を理解し、自分の人生に役立ててもらうことを目指しています。そのためにゼミナールという形式で進めます。ゼミナール形式とは、受講生同士が小さなグループで議論して、その内容を全体に共有するという活動をしながら進めていくものです。ただ講義を聞くだけではなく、その話題を自分の問題として考えていくところにゼミナール形式の特徴があります。そして考えた内容を受講生の前で発表するという機会も設けます。受講生一人ひとりの積極的な取り組みを期待しています。
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国際政治の戦略的な視点を学ぶ 【中野校】
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2025年8月23日~2025年9月13日
土曜日 10:40-16:35 全4回
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講師:奥山 真司
多摩大学大学院客員教授
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地政学とは何か。その基本的な考え方から歴史、そして現代までの応用を、主に西洋での論者たちの議論を中心にたどっていきます。植民地主義と帝国主義、そして現代のグローバル化に至るまで、国家が何を脅威と考え、それを「地政学的な視点」として身につけてきたのか、そしてそれが現代のグローバル化した世界にどのような示唆をもっているのかをシミュレーションゲームを通じて学んでいきます。最後に地政学的に学び得たことを各自まとめて発表します。※本講座は、2024年度春学期の同名講座の内容と一部重複する部分もありますが、新たな情報も交えて、さらに理解が深まるように内容を再構築しております。
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