Zepp Premium出演アーティストにメールインタピューが行われました。
Special Thanks:
ACT Taiwan、Blow吹音樂、Japaholic、起點Keedan、MeMeOn迷迷音、MTV我愛偶像Idols of Asia、Onippon、Unipa宇宙電波 、Yahoo!奇摩、YSOLIFE樂手巢
■亀田誠治さん インタビュー
Q1
亀田さんご自身の音楽関連の近況報告をお願いします。(新曲リリース情報やコラボなど)
A1
自身が実行委員長を務める、フリー(無料)でボーダーレスなイベント、「日比谷音楽祭2022」が6月に開催され、
2日間で約10万人が来場。来年2023年も開催予定。
プロデュースを手掛けたミッキー吉野のアルバム「Keep On Kickin’ It」が、第13回金音創作奨にてBest Asian Creativeを受賞。
▼リリース
映画「今夜、世界からこの恋が消えても」オリジナルサウンドトラック(2022.7.29 ON SALE)
FANTASTICS from EXILE TRIBE『Summer Bike』(2022.8.24 ON SALE)
BackNumber「ベルベットの詩」(2022.08.26 release)※degital single
FANTASTICS from EXILE TRIBE『Choo Choo TRAIN』(2022.11.16 ON SALE)
Q2
音楽プロデューサーとして、現在のJ-POP界と、以前とではどのような違いがあると思いますか?また、将来の日本の音楽はどのようになっていくと考えていますか?(編曲、歌詞など)
A2
ストリーミングの時代になり、J-POPの中心にあるメロディーや歌詞の美しさが新しく評価されている気がします。
Official髭男dismやAdoなどのロングヒットが明らかにアメリカのチャートを意識せず、J-POPのそしてアジアの音楽の良いところを伸ばしていこうという方向性にシフトしたように思います。
Q3
コロナの流行は音楽業界に大きな衝撃を与えましたが、同時にデジタル技術の発展や、素人アーティストに夢を掴む可能性を与えたと言われています。しかし一方で、若者世代の間ではレコードやカセットプレーヤーなどの再流行も見られています。これらの発展や流行を亀田さんはどのように捉えていますか?また、音楽を作る上でのキーポイントは何だと考えていますか?
A3
所有する音楽、所有しない音楽、デジタルのクリアな音、アナログのあったかい音、たくさんの選択肢があるのはとても素晴らしいことです。僕はどんなメディアもどんどん進化していってもらいたいと思います。
音楽は時代に左右されずに、アーティストがやりたいこと、自分が楽しめるものを作るだけです。それをお客さんが楽しんでくれれば良いです。
Q4
近年、日本の音楽市場はコロナによって大きく変化し、ネット発のアーティストも増えていますが、今のJPOPをどのように感じていますか?
A4
素晴らしい状況だと思います。顔を出す必要や、ライブに縛られることなく、
PCの中で創作し、映像とコラボし、さまざまな表現方法が広がっています。
Q5
ネット世代の発達により、イントロがなく、5〜10秒で決まる曲も多くなりましたが、この件について亀田さんはどのように考えますか?
A5
たまたまそういう曲が大きく再生回数を伸ばし、ヒット曲の中心にあるだけで、
またイントロや間奏が長い曲が好まれる時代が来るかもしれません。
イントロがあってもなくても、5~10秒でいい曲かどうかわかります。
Q6
1989年から音楽活動を始めて30年以上になられますが、好きなことを仕事にすること、音楽に対する情熱の保ち方などあれば教えて欲しいです。
A6
好きな音楽を一生懸命、心から楽しんで作ることを続けてきました。あとは自分の感覚を信じること。また先輩たちの音楽に敬意を払い、新しい世代を受け入れていくことも大切です。
Q7
たくさんの個性的なアーティストとコラボをして来たと思いますが、意見の異なる場面に遭遇した際、どのように対応して来ましたか。
A7
自分の経験ややり方にとらわれずに、相手の意見を尊重し、試し、新しいベストを探します。
Q8
音楽制作に取り組みたい後輩たちへの何かアドバイスはありますか?
A8
音楽は人と人があって初めてつくられます。
どんな時にも人とのコミュニケーションを大切にしていくことです。
Q9
お気に入りの、もしくはパフォーマンスの際に使用しているベースについて教えてください。また、亀田さんにとって特別なベースがあれば教えてください。
A9
FENDER JAZZ BASS ’66
FENDER Precision BASS ‘62
YAMAHA BB2024 SEIJI KAMEDA EDITION
Q10
創作の上で何かインスピレーションを受けることがありますか?また、創作の秘訣などはありますか?
A10
自分が今まで生きてきた全人生
Q11
たくさんの楽曲を制作しておられますが、その中でもご自身が一番好きな曲は何ですか?
A11
たくさんありすぎます。
Q12
お風呂に入るのがお好きで、1日に5回湯船に浸かるとお聞きしましたが、亀田さんにとって入浴はどのような時間ですか?また、オススメの入浴剤やお風呂グッズがあれば教えてください。
A12
前の仕事や、出来事全てを水に流し、新しい自分になる時間
Q13
ご自身の音楽スタイルを料理に例えるとすれば何だと思いますか?
A13
自己流の味付けで、素材が良ければ必ず美味しいものを作れます。
Q14
音楽創作、演出において自分の中のルールや習慣(儀式)などはありますか?
A14
リファレンスを持たない、聞かない、求めない。まずは直感で動きます。
Q15
何か一つ超能力が持てるとしたら、どんな能力が欲しいですか?
A15
今生きているだけで十分です。
Q16
コロナ前台湾に何回も来てくださったこともあったので、台湾の印象や思い出エピソードを教えて下さい。
A16
人があったかい。優しい。ご飯が美味しい。
Q17
台湾に何度かいらっしゃった中でどのような印象を抱いていますか?台湾と聞いて思いつくキーワードを教えてください。
A17
金音奨
Q18
過去にも何度か台湾に来て台湾に一番好きなことはなんでしょうか?毎回台湾に来て必ず食べるものがありますか?
A18
麻辣火鍋
Q19
亀田さんがご存知の台湾アーティストはいますか(作曲家、歌手、バンド等)、またそのアーティストを知ったきっかけを教えてください。
A19
MAY DAYのMASAと友人になってたくさんの出会いが生まれました。
Q20
プロデューサーの視点から見たら、台湾の音楽シーンはどんな印象ですか?
A20
とても元気。
Q21
4年連続で台湾のゴールデンインディーミュージックアワード(金音奨)の審査員をされましたが、ここ数年の台湾音楽界にはどのような成長が見られますか?台湾音楽界の最大の特徴は何だと思いますか?
A21
欧米の音楽、J-POP、K-POPなどの良いところを取り入れ、民族性も忘れないところ。
Q22
亀田さんが過去にZeppでライブした際、またはZepp公演をご覧になった時の印象的な思い出があったら教えてください。
A22
Zeppはライブハウスとしては大人数を収容出来、音の鳴りも良く、アーティストアメニティの観点からも品質が高いです。
アーティストがのびのびと表現できる素晴らしいベニューです。
Q23
「日比谷音楽祭」の”誰でも参加でき、出演者と観客の垣根を超えた音楽祭”という理念や異なる音楽ジャンルのアーティストが集結しているスタイルは、今回の「Zepp Premium」の日台アーティスト交流の部分と非常に似ているところがあると思いますが、「日比谷音楽祭」実行委員長として、今回のZepp Premiumのイベントにはどのような考えをお持ちでしょうか?
A23
世代を超えて、ジャンルを超えて、国境を超えて、音楽がボーダーレスに広がっていくことが僕の願いです。
「日比谷音楽祭」と「Zepp Premium」は同じ方向を向いていると思います。
さらにいうと、日比谷音楽祭は誰もが等く音楽を楽しめるように無料開催にしています。
ぜひ、台湾の皆さんもクラウドファンディングやスポンサーになって応援してください。
Q24
来年2月の「Zepp Premium」にて共演するSKI-HIとElephant Gymの二組にはどのような印象をお持ちですか?それぞれ魅力は何だと思いますか?
A24
Elephant Gymは日本でも人気のポストロックバンドです。特にbassのKTは素晴らしいベーシストです。
SKI-HIは素晴らしいラッパーであるだけでなく、BE:FIRSTというボーイズグループもプロデュースをしています。
この日台の素晴らしい革命的なアーティストの共演が「Zepp Premium」の第一回目になることを心から誇りに思っています。
Q25
コロナやお金に制限がなかった場合、ぜひZepp Premiumに連れて来たいという日本のアーティストはいますか?
または台湾アーティストとの組み合わせはありますか?
A25
たくさんいます!ぜひ皆さん声をあげてください。
Q26
SKY-HIさんとコラボすることになった経緯や思いをお聞かせください。
A26
SKY-HIさんの新しい世代を応援し、音楽業界に新しい道を切り開いていく姿が
今回の「Zepp Premium」にぴったりだと思いました。
Q27
今回のアーティストとのコラボはどのようなスタイルになりますか?台湾の音楽ファンにどのようなパフォーマンスを届けたいですか?
A27
僕のbassとSKY-HIのラップと、DJで最高のパフォーマンスを届けます。
そして、僕らとElephant Gymと一緒に、今回しか見れないスペシャルコラボをする予定です。
Q28
自身の音楽を一種の魔法に例えた場合、どのような魔法だと思いますか?また、今回のZepp Premiumでの他二組とのコラボによって、どのような音楽の魔法がもたらされると思いますか?
A28
長く効く魔法です。
Q29
今回のZepp Premiumのイベントを楽しみにしている台湾の皆さんへ一言お願いします。
A29
亀田誠治です。僕は台湾が大好きです。今回は僕と同じく台湾にアツい思いを寄せるラッパーのSKY-HIと一緒に
Zepp Taipeiを揺らします。
そして大好きな台湾のバンドElephant Gymと一緒に、ここでしか見れないスペシャルコラボをします。
台湾の皆さんぜひ「Zepp Premium」の記念すべき第一回を、僕らと一緒に楽しみましょう!
以上でメールインタビューは終了です。
亀田誠治さん、お忙しい中を真摯にご返答いただき、誠にありがとうございました。
【亀田誠治さん 挨拶@YouTube】
【SKY-HIさん 挨拶@YouTube】
【Elephany Gymさん 挨拶@YouTube】