『デトロイト美術館展』と『ゴッホとゴーギャン展』に行ってきたので感想とか混雑度とか書いてみる - ゆとりずむ

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東京で働く意識低い系ITコンサル(見習)。金融、時事、節約、会計等々のネタを呟きます。

『デトロイト美術館展』と『ゴッホとゴーギャン展』に行ってきたので感想とか混雑度とか書いてみる

こんにちは、らくからちゃです。

ここ最近、本当にお天気がよくありませんねー(´・ω・`)。折角の連休なので、お散歩デートでもしたいなあと思ったのにちょっぴり残念。でも季節は、運動の秋だけでなく、芸術の秋です。

というわけで昨日、上野で行われている『デトロイト美術館展』『ゴッホとゴーギャン展』に行ってきましたヽ(=´▽`=)ノ 

凄いなあと思うのは、どっちもメインテーマはゴッホ

いくら芸術に疎いわたしでも、ゴッホくらいはわかります。そしてもう一つ。今回、両展示会の特徴が『時系列でストーリーを追っかけながら解説する』ってところなんですね。

  • ゴッホという分かりやすく馴染みのあるテーマ
  • 時系列で素人にも分かりやすい解説
  • あ、これ教科書で見たことある!!が盛りだくさん

の大変満足度の高い企画展でした。

デトロイト美術館展

まずはデトロイト美術館展。午前中に行きましたが、入場待ちはありませんでした。会場内はそこそこ混雑していましたが、すし詰めで見れない、といったことは無かったですね。

展示の構成は、印象派→ポスト印象派→ドイツ絵画→フランス絵画とそれぞれの作品がどのように影響されていったのか?を解説していくスタイル。

印象派

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重厚な古典派、自然の美を捉えようとしたロマン派を越えて、戸外の明るい世界を捉えていった印象派。モネなんかが代表ですが、全体的にポワポワしてますな。

ポスト印象派

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そしてその後、絵画の世界をより広げようとしてのがポスト印象派。ゴッホ、ゴーギャン、セザンヌなどなどですな。やってることがみんなばらばらなので、一括りにできるものではないと思うのですが、絵画の可能性に挑戦したところがよくわかります。

その後、ピカソなど、更に攻めて行く画家が出てきます。

本作品展ですが、ちょっと面白い取り組みとして、曜日限定で『写真撮影OK』となっています。

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中には『SNS禁止』のタグが付いているものもありましたが、基本的に著作権も切れていそうな年代ですよね。本物は本物として味わいながら、後で思い出すために写真もあったほうが良さそうですし、SNSでシェアしてみんなに『行こうよ!』と呼びかけるのもアリなような気がします。

もっと広まればいいのになあ。

ゴッホとゴーギャン展

次に行ったのがゴッホとゴーギャン展。こちらも午前中に行きましたが、入場待ちはありませんでした。やはり会場内はそこそこ混雑していましたが、まだじっくり見て回ることは出来る程度でしたね。

ちなみに、10月の土日祝は高校生は無料だそうです。若者よ、行くのだ。

『ゴッホ』と『ゴーギャン』という二人の巨匠は、一時期同棲生活をしていたこともありました。本展覧会では、そこに至るまでの過程をおいながら作品の解説を行う、というスタイルになっています。

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左がゴッホ、右がゴーギャン。ゴッホは全体的に、目に見えたものを、そこから生まれた感情を元に描いていく感じ。ゴーギャンは、その背景にあるものを、想像していきながら描いていく感じ。同じものをモチーフにしながらも、随分と違うものが出来上がっていますね。

で、方向性が違いすぎたのか、同棲生活は程なく終わりを迎えます。いろんな書籍等で取り上げられるのはここまでですが、『その後』についても展示があります。

心を病んでいってしまい自殺してしまうゴッホがどんな作品を残したのか?、彼が愛したひまわりを、、遠く離れた異郷の地で種から取り寄せてまで書き上げたゴーギャン。そうそう、ゴッホの弟のテオもどんな風に活躍していたのかも解説文の中からも出てきます。この漫画で有名になった人ですね。 

 こちらの企画展も、ド素人が背景を知りながら理解していくには大変分かりやすかったです。

 なお今回の企画展ですが、音声ガイドを

  • 小野大輔・・・ゴッホ
  • 杉田智和・・・ゴーギャン

という、一部の層を大変喜ばせそうな組み合わせで行っております。わたしは借りませんでしたが、お好きな人はどうぞ(笑)

それぞれ、じっくり回れば1時間程度のボリュームがあります。何の前提知識が無く行ったとしても、何か一つは持ち帰れる発見があると思いますよ。

なお、事前にちょっと勉強していきたいな、って人にはこのサイトがお薦めです。

ではでは、今日はこのへんで。