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【ワシントン=蒔田一彦】米国防総省は27日、海軍が正体不明の飛行物体を撮影した映像3本を公開した。いずれも2017~18年、映像を入手した米民間団体がインターネット上に投稿し、「未確認飛行物体(UFO)か」と話題を集めていた。国防総省は「今も『未確認』とみなしている」としており、謎は残っている。
国防総省によると映像のうち1本は04年11月、2本は15年1月に撮影された。約30秒~約1分の白黒映像で、空中で回転しながら飛行する物体などが映っている。航空機から撮影したとみられ、「あれは何だ」などと話す音声も入っている。だが、国防総省は撮影場所や方法、物体がどのような動力で飛行していると考えられるかといった詳細は明らかにしなかった。
これまで、映像は本当に軍の撮影かどうか疑う声や、映像に続きがあるといった様々な臆測が飛んでいた。国防総省は「誤解を解くために公開した」としている。
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