Y’s × adidas
Y’sがデザイン構成する、鮮やかなサボテンの花とクラシックなフォルム、カラーリング、伝統的なスポーツウェアブランドのモチーフであるスリーストライプスとトレフォイル アイコニックでユニーク、クラシックな重みを感じさせるアクティブで現代的なシルエットがそこに現れる。
そのアイデンティティが1972年に創設された「Y’s」。一方、1972年から1995年までアディダスのカンパニーロゴとして使用された、古代スポーツで勝者に授けられる「月桂樹の冠」をモチーフにした三つ葉の形の「トレフォイルロゴ」。コレクションに配された、偶然にリンクする2つのシンボルが、日常の服を祝す。
印象的なサボテンの花の図案は、Y’sと親交の深い京友禅の老舗・千總の図案家が描き、部分的に顔料を滲ませるように盛り上げ立体にした特殊なプリント、あるいは刺繍で服に落とされていく。
Y’s 1972 - Y’s x adidas
1972年に山本耀司が手掛けた最初のブランドであるY’sは、そのものが山本の服づくりへの思想と哲学です。常に前へ向かい、変わることのないフィロソフィーを軸に、アイデンティティを表現。Y’sは創作を介して50年のヒストリーを振り返り、更なる創造を試みます。
「Y’s 1972」として創造された種々のカプセルコレクションに加わる「Y’s 1972 - Y’s x adidas」。
街に当たり前に敷かれている路を、毎日当たり前に歩く。ストラクチャーのない、必然性のある都市の隙間。馴染むわけではなく、ごく自然に。それが、Y’sが表現するストリートであり、「人の日常」である。その「日常の服」が「Y’s」で、日常、という意味においての「都市」の服になる。
「Y’s PORTRAIT」として撮影された詩羽、寛一郎、YONCE(Suchmos)の肖像。
1972年、Y’sは創造的な冒険を始めた。Y’s: 最短のブランド名でありながら、象徴性に溢れている。アイデンティティを凝縮し、匿名化された「Y」。
役割を担う、演じる、創造物という別名の自分をつくる 本人そのものでありながら、ある種の匿名性を持ち、その存在を全うする。それぞれオリジナルの存在感を放ちながら、Y’sと繋がる、カテゴライズされない唯一のスタイル。
3本の線がまっすぐ伸びるスリーストライプス。その線が一点で繋がるような「Y」の文字。3本の線で構成されるアイデンティティ。Y’s、adidas、被写体である3人の3つの線が、この特別なイメージの上にそれぞれ重なる。
詩羽、寛一郎、YONCE(Suchmos)。三人三様に着る「Y’s 1972 - Y’s x adidas」。ここにいる理由。どのような形でも、意志を持ち、しなやかにある。自分が誰なのか、自身を持って表現する、唯一の存在。
日常がかたちづくる、オリジナルの強さ。静かに準備される意思は、創造の発信により、声明に変わる。
都市の隙間のようなロケーションに、ストリート(日常)と、人、Y’sのシルエットが重なった、ある瞬間。Y’sが表現する、都市と服、人の記録。
Y’s PORTRAIT: Y’sが創設50年を迎えた2022年から2023年に特別に発表されるカプセルコレクションを撮影する、服と人の写真。写真: 戎康友
BEHIND THE SCENE
撮影の舞台裏
伝統的なモチーフである3本の線がまっすぐ伸びるスリーストライプス。その線が一点で繋がるような「Y」の文字。3本の線で構成されるアイデンティティ。まっすぐ伸びる3つの線 同時代にそれぞれに生きる3者が、Y’sを着て、この特別なイメージを中心に繋がる。
新しい絵を描き、肯定的に前を向いて、大胆に現代を駆ける詩羽。
内側の何者かを「役」に表出させる。中道的に真意を掴み、フラットに佇む寛一郎。
プリミティブな創造の源流に向かいながら、いまここに立つ。衒いなく、そのものを差し出すYONCE (Suchmos)。
3人のビジョンが服を着こなし、レンズを通じて私たちに強く提示される。
Y’s x adidas
2023.3.1(水) ALL STORES / ONLINE
STORE LOCATORY’s 1972 - Y’s x adidas at Y’s OMOTESANDO
Y's PORTRAIT – 詩羽、寛一郎、YONCE(Suchmos)
2023.3.1(水) - 3.23(木)
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Y’s x adidas Pop-up Store
伊勢丹浦和店1階 ステージ#1 MAP
2023.3.1(水)-3.7.(火)
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伊勢丹浦和店 048 711 3020
Y’s x adidas Pop-up Store
伊勢丹新宿店 本館3F センターパーク/ザ・ステージ#3 MAP
2023.2.15(水)-2.21.(火)
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Y’s 伊勢丹新宿店 03 3350 8079