都市科学部「黒板グラフィティコンテスト2019」審査結果について
都市科学部では『理想の都市』をテーマに「黒板グラフィティコンテスト2019(制作期間:2019年11月13日(水)~2020年1月31日(金))を開催しました。4チームのエントリーがあり、1チームが最優秀賞作品、2チームが優秀賞作品に選ばれました。
【都市科学部長・講評】
「黒板グラフィティコンテスト」という初の試みに対し、熱意をもって応募いただいた学生の皆さんに、まずは心から御礼を申し上げます。ありがとうございました。また、「理想の都市」という都市科学部ならではのテーマについて、それぞれがよく思考をめぐらしてくれたことが感じられ、うれしく思っています。この数ヶ月間、黒板グラフィティが目の前で順次制作されていく、都市科学部講義棟ロビーを通りかかることがとても楽しみでした。ロビーの空間が、その都度、空気を変えていくような不思議な感覚をおぼえました。
さて、選考は都市科学部4学科・合計7名の教員により、それぞれが順位づけをおこなうかたちで実施しました(応募者の名前は伏した状態で作品だけを見ています)。順位づけを総合した結果、僅差ではありましたが、『理想の都市-重ね合わせのその先へ』が最優秀賞に、『理想の都市-多様性とともに』と『理想の都市-世界とつながり共に暮らすダイバーシティ』が優秀賞に選ばれました。
以下に、先生方の感想・批評の一部を、私の責任で適宜、アレンジ・混成しながら紹介しておきます。
最優秀賞作品『理想の都市-重ね合わせのその先へ』は、あえて理想の都市それ自体を描くのではなく、ふたつの手によって自然から人工物が生成されていく混沌としたうねりのごときもの、あるいは都市と自然との調和・共存の意識を、都市の「卵」あるいは「胚」のような潜在性として描いたところが面白いです。
【都市科学部長・講評】
「黒板グラフィティコンテスト」という初の試みに対し、熱意をもって応募いただいた学生の皆さんに、まずは心から御礼を申し上げます。ありがとうございました。また、「理想の都市」という都市科学部ならではのテーマについて、それぞれがよく思考をめぐらしてくれたことが感じられ、うれしく思っています。この数ヶ月間、黒板グラフィティが目の前で順次制作されていく、都市科学部講義棟ロビーを通りかかることがとても楽しみでした。ロビーの空間が、その都度、空気を変えていくような不思議な感覚をおぼえました。
さて、選考は都市科学部4学科・合計7名の教員により、それぞれが順位づけをおこなうかたちで実施しました(応募者の名前は伏した状態で作品だけを見ています)。順位づけを総合した結果、僅差ではありましたが、『理想の都市-重ね合わせのその先へ』が最優秀賞に、『理想の都市-多様性とともに』と『理想の都市-世界とつながり共に暮らすダイバーシティ』が優秀賞に選ばれました。
以下に、先生方の感想・批評の一部を、私の責任で適宜、アレンジ・混成しながら紹介しておきます。
最優秀賞作品『理想の都市-重ね合わせのその先へ』は、あえて理想の都市それ自体を描くのではなく、ふたつの手によって自然から人工物が生成されていく混沌としたうねりのごときもの、あるいは都市と自然との調和・共存の意識を、都市の「卵」あるいは「胚」のような潜在性として描いたところが面白いです。
優秀賞作品『理想の都市-多様性とともに』は、機関車と車両が理想の都市づくりを目指して進行する様子を描いた可愛らしく楽しい絵柄で、車窓や車輪の描き込みも真摯に考えられていて、作風に温かみを感じます。
優秀賞作品『理想の都市-世界とつながり共に暮らすダイバーシティ』は、横浜からグローバルへとつながる大きな構図の絵で、世界とつながり共に暮らすダイバーシティをよくあらわしており、細部の描き込みもよく頑張っていると思います。
都市をさまざまなかたちでデザインする都市科学部にとって、こうした黒板グラフィティも大切な一つの実践の場だと考えています。これからも機会をもうけていきますので、ともに実践し、楽しみながら、皆さんの力を錬磨し都市科学部を盛り上げていきたいと思います。
(担当:都市科学部)