当初、エヴァンゲリオンを制作したのはガイナックスだったのは事実ですが、その後、監督の庵野氏が設立したカラーに全ての権利関係が渡っていることが複数のネット上の情報からも確認出来ますし、このカラーの声明からも、エヴァンゲリオンと今のガイナックスは無関係であることは明白であろうと思います。
これまでのガイナックスとエヴァンゲリオンというイメージから、一部のマスメディアもエヴァンゲリオンと結びつけた見出しを出したのだと思いますが、報道の正確さがマスメディアのブランドイメージの源泉であることからすれば、エヴァンゲリオンというネームバリューに乗っかった見出しを出したマスメディアの報道姿勢には安易さしか感じられません。
このカラーの声明に対して、該当するマスメディアがどのような対応を取るかですね。
何もアクションを起こさないのであれば、当該マスメディアに対する信頼はますます失われるでしょう。
ブランドイメージの毀損も進むでしょうし、更にネットメディアの後塵を拝することにもなると思います。
大げさな書き方かもしれませんが、報道に対する安易な姿勢が報道そのものへの信頼を失うことに、もっとマスメディア自身が神経を使うべきだと思いますね。
