こんにちは。外来ブログ担当の看護師MとNです。
私たちは外来化学療法センターに勤務しています。
今回は私たちがどんな役割を担っているか、ご紹介したいと思います。
近年、がん患者さんは年々増加しています。それに伴い、抗がん剤療法の需要も高まっています。抗がん剤療法は、手術療法や放射線療法と並ぶ、がん三大療法の一つであり、多くの患者さんにとって必要不可欠な治療法です。
外来化学療法センターでは、患者さんが通院して抗がん剤治療を受けることができます。入院せずに治療を受けられることで、患者さんの生活リズムをできるだけ保ちながら治療を続けることが可能です。しかし、抗がん剤の副作用により生活リズムが崩れる事もあります。疾患や治療による副作用での身体的ストレスや、外見の変化による精神的ストレスも抱えています。そのため私たち看護師は、症状の観察と共に、患者さん一人ひとりに寄り添いながら、体調や生活環境に合わせたサポートも行っています。
最近では抗がん剤の研究が進み、副作用が減少して来ましたが、それでも副作用の出現の仕方は個々の患者さんによって異なります。治療中に起こりえる様々な副作用に対して迅速に対応するためには、私たち看護師の知識と技術が欠かせません。がん診療拠点病院の化学療法センター看護師として、今後も患者さんが安心、安全、確実に治療を受けられるよう、日々研鑽しながらスキルアップを行いつつ、患者さん一人ひとりに寄り添う看護を提供していきたいと思っています。