「バレンシアガ(BALENCIAGA)」は、2025年プレ・フォールコレクション・コレクションと、フットケアブランド「ショール(SCHOLL)」、スーパーカーメーカー「アウトモービリ・ランボルギーニ(AUTOMOBILI LAMBORGHINI)」とのコラボレーションを発表した。また「アウトモービリ・ランボルギーニ」とコラボした世界630枚限定のTシャツの発売も発表した。
「バレンシアガ」2025年プレ・フォール・コレクション
同ブランドは、デムナ(Demna)=クリエイティブディレクターが携帯電話で撮影した “internal-use”(社内使用)画像としてコレクションを発表した。これらの画像は通常、ヘアメイクや舞台美術なしの純粋な形でルックを紹介するもので、デムナ個人のソーシャルメディアで流出したウオーターマーク(透かし)入りの画像として公開された。
同コレクションは、快適さを重視したミニマルなイブニングウエアとギャルドローブのルックからカジュアルな日常着へと移行し、永続的に洗濯可能な“Jacron”タグが付いたMA-1ジャケットや企業のアイコンをあしらったポプリンのユニホームシャツ、ブランドアンバサダーのサイン入り“ファンクラブ”Tシャツ、そしてトラックスーツへ続き、デムナの美的ビジョンの幅広さを示した。バッグは、ダメージ加工を施したざらざらしたカーフスキン製で、アイウエアは、シームレスなアームレンズを備えたモノヒンジの“アフターアワー”サングラスから、二重層の“スーパービジー”フレームやサングラスとして着用できる“スキーウエア”マスクまでそろえる。
「ショール」とコラボ
「ショール」とのコラボは、デムナの快適なヒールを作りたいという願望から実現。「バレンシアガ」の サヴォアフェール と、「ショール」の整形外科用シューズやインソールの製造の専門知識を組み合わせて制作した。ウィメンズシューズは、「ショール」のコルクのフットベッドが隠されたナッパシープスキンのヒール付きミュール、ボティーヌ、ブーティーのほか、「ショール」のメタルバックルが特徴的な露出したコルクソールを備えたカーフスキンのヒールサンダル、“1956 Scholl Pescura”サンダルをベースにブナ材のソールを取り付けた「バレンシアガ」のシグネチャー、ラバラバープールサンダルアッパーをラインアップした。また、“トラベルウエア”として、コ・ブランドのスエットスーツ、Tシャツ、キャップもそろえる。2025年に全スタイルを発売する。
「アウトモービリ・ランボルギーニ」とコラボ
「アウトモービリ・ランボルギーニ」とのコラボは、同ブランドの自動車の図像とラインに着想を得ており、自動車の美学と「バレンシアガ」のコードを融合したシューズやウエアを展開する。世界630枚限定のTシャツは、ハイブリッドスーパースポーツカー、“2025 ランボルギーニ テメラリオ”(Lamborghini Temerario)をフィーチャーした。一部の「バレンシアガ」店舗、公式オンラインストアで取り扱う。また同コラボは、レザーボンバー、レーシングジャケット、T シャツ、スウェットパンツ、ジュエリー、トラベルマグのほか、シールドのエンブレムやレザーのラゲージタグ、バッグ“ロデオ”と“アワーグラス”の新しいバージョンも含む。同コレクションは、2025年春に一部の「バレンシアガ」店舗、公式オンラインストアで発売予定。