「ボッテガ・ヴェネタ」マチュー・ブレイジー初のフレグランスコレクションが登場 2025年春に日本上陸 - WWDJAPAN
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「ボッテガ・ヴェネタ」マチュー・ブレイジー初のフレグランスコレクションが登場 2025年春に日本上陸

「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」は、マチュー・ブレイジー(Matthieu Blazy)クリエイティブ・ディレクターがディレクションを務めた初のフレグランスコレクションを発売する。ブランドを象徴するレザーの編み込みやイントレチャートにインスピレーションを得て、世界中から厳選した素材を組み合わせ5つの香りを生み出した。10月から世界各国で販売を開始しており、ヨーロッパでの価格帯は390ユーロ(約6万2000円)。2025年春には日本にも上陸する予定だ。

ダニエル・リー(Daniel Lee)の後任として22年2月からブランドをけん引しているマチューは、ブランド独自の技を活かしながらデザインにおける素材の質感を重要視してきた。初めて手掛けるフレグランスコレクションにも、そのブランドスピリットを投入。東西南北の文化の架け橋となるベネチアらしいグローバルなストーリーを取り入れながら、まとう人の肌に触れることで繊細で深みのある香りが引き出される工夫を凝らした。

マチューによる5つの香りと物語
ボトルにも詰め込んだブランドのこだわり

5つの香りは世界各地から集められた天然由来100%のエッセンスを織り交ぜ調香された。温かみのある地中海の太陽をイメージした“コルポ・ディ・ソーレ”は、落ち着きのあるフランス産のアンジェリカオイルと、モロッコ産の官能的なオレンジブロッサム・アブソリュートをブレンド。イタリア産ベルガモットにフランス産アイリスバターを重ねた“カム・ウィズ・ミー”は、爽快なシトラスにフローラルが溶け合うフレッシュでエレガントな香りに仕上げた。

ウッディーなラブダナムアブソリュートとマケドニア産のジュニパーオイルをブレンドした“アクア・サーレ”は海に包まれている感覚に着目。エレガントで魅惑的な“デジャ・ミニュイ”はマダガスカル産の
ゼラニウムにグアテマラ産カルダモンのスパイシーな香りを、“アルケミー”は心が弾むようなブラジル産ピンクペッパーに希少なソマリアン産ミルラの豊かな香りをブレンドしている。

パッケージデザインにもブランドのカラーを反映させたほか、ベネチア建築に見られる瀟洒なムードを取り入れた。マチューが手掛けたストアデザインの特徴でもあるヴェルデ・サン・ドニ大理石を用いたグリーンの台座を合わせ、宮殿の柱を思わせる彫刻的な木製のボトルキャップはそれぞれの香りに合わせた特徴的なカラーをあしらい、メタリックなリングを添えた。

ベネチアの干潟がもたらす景観や、ブランドならではのしなやかなレザーの形にインスピレーションを得た半透明のガラスボトルは、滑らかで波打つようなフォルムが特徴だ。ガラス細工で知られるムラーノ島で数世紀に渡り伝えられている伝統技術を称え、特別な手法によりひとつ一つのボトルに独特な気泡を入れて吹きガラスの美しさを再現。従来のガラス製品では欠陥とされる気泡を特徴として取り入れることで唯一無二の個性を表現している。

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