「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、メゾンの歴史をめぐるエキシビション “SEE LV”を7月8日〜8月21日まで東京ミッドタウンで開催する。5日にはメディア向け内覧会を開催し、その全貌を披露した。旅をめぐるクリエイティブの歴史や、セレブリティとの関係を通じて見る「ルイ・ヴィトン」の魅力などを体感できる内容で、岩田剛典(EXILE / 三代目J Soul Brothers)による音声ガイダンスを聴きながら楽しむことができる。
同展では5つのテーマで構成され、コンテンポラリーなルックのコレクション、20世紀初頭のトランク、メゾンとアーティストたちによるコラボレーション、アイコニックなレザーグッズなどがそろう。入り口で来場者を迎えるのはアーティストのレフィック・アナドールがAI(人工知能)技術を駆使して描いた若き日の創業者ルイ・ヴィトンのポートレートだ。
続くルームでは、マーク・ジェイコブス(Marc Jacobs)やヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)など歴代のデザイナーが手がけたウィメンズとメンズの代表的なプレタポルテやアイコニックなバッグを紹介。壁一面にメゾンのアンバサダーを務めるセレブリティたちの写真が展示されており圧巻だ。その多くがリアリティあるスナップ写真で、「ルイ・ヴィトン」をライフスタイルの中で楽しむ様子が伝わってくる。登場するのは、アリシア・アマンダ・ヴィキャンデル(Alicia Amanda Vikander)、エマ・ストーン(Emma Stone)、レディー・ガガ(Lady Gaga)、ジュリアン・ムーア(Julianne Moore)、ビヨンセ(Beyonce)、オードリー・ヘップバーン(Audrey Hepburn)、ジャクリーン・ケネディ(Jacqueline Kennedy)な時代を超えた圧巻のラインアップ。現代の日本からは岩田剛典、広瀬すず、Koki,、宮脇咲良、YUTA(NCT 127)などが登場している。
続く展示ルームでは1920年代の“カー・トランク”から2020年代の“ルイ・ヴィトン 2054”コレクションのテントに変身するレインコートまで、旅行鞄の開発に貢献してきた製品の数々が一堂に揃う。最後のルームでは、愛書家としても知られたガストン ルイ・ヴィトン(Gaston-Louis Vuitton)の意志を受け継ぎ、「旅の真髄」をテーマに、現在では100タイトル以上をラインナップするメゾンの書籍の世界が広がる。同展は入場無料、事前予約制。
■SEE LV
会期:7月8日〜8月21日
場所:東京ミッドタウン 芝生広場
住所:東京都港区赤坂9-7-1
時間:11:00〜20:00 ※最終入場19:30
入場料:無料、事前予約制(6月29日からLINEの予約サイトにて受付開始)